マイナビ主催、Brave groupとの共同プロデュース「マイナビeカレ~esports全国大学選手権~」の決勝大会レポート
日大ペンギンズ チームA vs 近畿大学esportsサークル
試合結果:13対9
マップ:アセント
決勝大会第一試合目は日大ペンギンズ チームA(以下、日ペンA)がアタッカー、近畿大学esportsサークル(以下、近畿)がディフェンダーでスタート。
序盤はフェニックスを採用した日ペンA、cL0wN選手の見事なインスモーク対策などが光り、5-0のリードを奪ったところで近畿はたまらずタイムアウト。コーチのSurugaMonkey氏からの助言をもらい、立て直しを図る。タイムアウト明けのラウンドこそ武器差がありラウンドを取られてしまうが、その次のラウンドでは持ち前の修正力を生かし、見事ラウンドを連続取得し会場の雰囲気が近畿へ。そこでしっかり流れを切ったのは世界大会出場の経験もある日ペンAのadeコーチ。「選手がノリノリなのでそこを生かしていきたかった」と語っていた通り、試合中もadeコーチ・選手ともに笑顔が溢れており、常に楽しみながらプレイ。追い上げられる瞬間もあったが最後はしっかりと勝ち切り、13対9で決勝へ進出。負けてしまった近畿も初めてのオフライン大会出場であったが、SurugaMonkey氏が「普通なら緊張してガチガチになるのにみんな声も出ていて凄いな」と話すほど試合に集中していた。両チームとも大学生とコーチの間に熱い絆が生まれており、まさに『マイナビeカレ決勝大会』のオープニングマッチにふさわしい試合となった。
(試合前もリラックスした表情の日大ペンギンズ チームA)
(初のオフライン大会にもかかわらず終始笑顔で楽しんでいた近畿大学esportsサークル)
〈準決勝第二試合〉
日大ペンギンズ チームB vs Meiji e-Sports Club
試合結果:20対18
マップ:フラクチャー
決勝大会第二試合目はまさに『死闘』ともいえる試合で日大ペンギンズ チームB(以下、日ペンB)がMeiji e-Sports Club(以下、MeC)をくだし、決勝へと駒を進めた。
日ペンBがディフェンダー、MeCがアタッカーでスタートしたこの試合、2デュエリストを採用した日ペンBが見事な取り返しでファーストラウンドを取得。解説のyukishiro氏から「Clutch_Fiコーチっぽい配置ですよね」「まさに偉大なリテイク偉大な射線管理」と言葉が飛び出し、コーチのClutch_Fi氏・Zerost氏の色も全面に出た試合となった。延長戦に入るとお互いがアタッカー側でラウンドも取得し続けたが、ついに日ペンBがディフェンダーサイドでラウンドを取得。迎えた次ラウンド、日ペンBがスパイクの設置も完了し、万全な体制で逃げ切るかに思えたが、ここで魅せたのが予選でトップスコアを叩き出していたMeCのZeLc。日ペンBの180度クロスを味方と連携しつつ、一瞬で2人倒しラウンド取得、意地を見せる。しかしながら最後に勝ったのは日ペンB。決め切ったのはチームのムードメーカーYackY、勝利の瞬間は立ち上がって雄たけびとともにガッツポーズ。試合後にはコーチのZerost氏から「レートゲーム(長い試合)は得意なんで」と大学生とコーチが一体化している部分がここでも見ることができた。MeCのメンバーとコーチのClutch_Fi氏は「もっともっといろんなことを教えてあげたかった、次こそは」と、悔しさとともに次を見据えた力強い表情が非常に印象的であった。
(勝利後、思い思いの表情で勝利を噛みしめる日大ペンギンズ チームB)
(大熱戦を繰り広げたMeiji e-Sports Club)
〈決勝第一試合〉
日大ペンギンズ チームA vs 日大ペンギンズ チームB
試合結果:13対9
マップ:フラクチャー
日本大学、そして同じサークルでの決勝となったマイナビeカレ。決勝はBO3での1マップ目。序盤魅せたのは決勝大会紅一点、日ペンBのごんごん。人数不利の場面からエース(相手5人全員倒すこと)が飛び出す。会場はもちろん実況解説の岸大河氏yukishiro氏も驚きの声を上げチームの士気は最高潮に。しかしここでも日ペンAのコーチade氏が動く。絶対に流れは渡さないという強い意志が読み取れるタイムアウトで日ペンAは冷静に。Lightのclutchプレイをはじめ、そのままリードを広げて1マップ目取得かと思いきや「絶対にAチームに勝つんだ」と意気込んでいた日ペンBエースの七転び八起きを中心に日ペンBが驚異の追い上げ。ピンチを迎えながらも9ラウンド取得したがここで万事休す。1マップ目は日ペンAの勝利となった。
〈決勝第二試合〉
日大ペンギンズ チームA vs 日大ペンギンズ チームB
試合結果:13対4
マップ:ヘイブン
ここで勝って優勝を決めたい日ペンA、下剋上を果たすために負けられない日ペンBの決勝2マップ目は本日初登場のヘイブン。ディフェンダースタートの日ペンAがラウンド取得を重ねて9対3の折り返し。前半ラストラウンドはオペレーターが3本も出るまさに『ノリノリ』の構成でAチームの意地を見せつける。迎えた後半、何とかしたい日ペンBは1ラウンド所得するものの、準決勝と決勝1マップ目合わせて62ラウンドを連続で戦った疲労は隠せずここで力尽きる。最後は日ペンAのリーダーuron選手が日ペンBリーダーの麺麭酵母選手を倒し、マイナビeカレ全国大学選手権の初代王者は日大ペンギンズ チームAに決まった。試合後のインタビューでは「この大会に向けて多くの練習時間を確保したし、絶対優勝するんだという強い気持ちが結果に結びついてよかった」と話し、『大学生×esports』のシーンに新たな歴史が刻まれた。
(最後までチームを鼓舞し続けた麵麭酵母選手)
(見事優勝した日大ペンギンズ チームAとadeコーチ)
コーチはもちろんのことMC・キャスターからも「こんなに熱い大学生の大会がオフラインで開催されるなんて羨ましい限り」「マイナビさんのような学生とも深いかかわりのある企業がこうやってesportsも盛り上げてくれるのは非常に嬉しい」「『大学生×esports』文化の醸成に関われて嬉しい」といったコメントが並びました。
アンバサダーの伊織もえさんからは「青春って感じが凄くいい、また来年は先輩が抜けて新しいメンバーが入って…大会と一緒に大学生esportsも成長していって伝統になるといいな」と今後のシーンの盛り上がりにも期待するコメントもいただけました。
「時間が足りない!もっとたくさん学生と関わりたかった!」といった意見も飛び出すなど大学生だけでなく関わった人全員が真剣に大会に向き合った結果が会場の盛り上がりと選手の努力を後押しした、非常に熱い大会となりました。
(大会を盛り上げた豪華出演陣も大会を終始楽しんでいた)
◆会場レポート
(開場前の様子)
(選手のプレイを真剣に見つめる来場者)
第1回目となる今回は、全世界の月間プレイヤー数が2,000万人を超え、多くの大学生esportsプレイヤーが存在する「VALORANT(読み:ヴァロラント)」において全国の学生のNo.1チームを決定しました。
◆第1回目決勝大会について
〈日程〉
2023年3月22日 水曜日
〈時間〉
開場 11:00/開演 12:00
〈会場〉
ベルサール秋葉原 1F(https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_akihabara/)
〈採用タイトル〉
VALORANT (Riot Games)
〈ライブ配信〉有
・決勝大会生配信チャンネル
YouTube:https://www.youtube.com/@mynaviesportscollege
Twitch :https://www.twitch.tv/mynaviecolle
〈出演者〉※敬称略
・大会アンバサダー
伊織もえ、Clutch_Fi
・大会キャスター
OooDa、岸大河、yukishiro
・コーチ
ade、SurugaMonkey、Zerost、Clutch_Fi(アンバサダー兼任)
・決勝大会出場チーム
日本大学 日大ペンギンズ チームA
近畿大学 近畿大学esportsサークル
日本大学 日大ペンギンズ チームB
明治大学 Meiji e-Sports Club
4月8日(土)深夜3時40分から、テレビ朝日(関東ローカル)で放送される「アイ=ラブ!げーみんぐ ~〇〇さんがオンラインになりました~」にて、本イベントの様子が一部紹介されます!是非ご覧ください。
https://bravegroup.co.jp/