【残り10日】 JYPSのクラウドファンディングにかける想い
持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(Japan Youth Platform for Sustainability:以下 JYPS)は、G7に向けたユースサミット開催・国際会議参加のために、2023年3月21日から2023年4月22日までクラウドファンディングを実施しています。受付終了まで残り10日です。
JYPSは、「若者の、若者による、社会を変えるためのプラットフォーム」として、若者をはじめとする周縁化されやすい方々を取り巻く構造的課題を、「アドボカシー(政策提言)」を通して解決することを目的に活動しています。
今年広島で開催される『G7サミット』や、ニューヨークの国連本部で行われる『ハイレベル政治フォーフォーラム(HLPF)』や『SDGサミット』などの国際会議や、今年12月に改訂予定の『SDGs実施指針』などの国内での政策意思決定の場や、広く社会に若者の声を届けることを通して、「誰一人取り残されない社会」を実現したいと思っています。こうした活動の資金を集めるべく、クラウドファンディングを実施しています。
- URL:https://congrant.com/project/JYPS/6266
- 実施期間:2023年3月21日(火)~4月22日(土)
- 目標金額:200万円
- 協力企業:congrant
私たちJYPSは、「社会のすべて人々が、公平に自らの意見を政策に反映させることを通じて、衡平で公正な社会が実現される世界」というビジョンのもと、「若者の意見を集約・調整する自治民主的な仕組みの設立、管理、そして改善をすることを通じて、若者が政府や国際的な枠組みに対しその意見を反映させること」をミッションに活動しています。
私たちが、この活動を続ける理由には以下の若者を取り巻く現状があります。
①世代間格差
特に、深刻化する少子高齢化社会で私たちが直面している格差は、以下のようなものが挙げられます
-社会保障の給付や保険料の負担等の偏りによる、経済的格差
-政策意思決定の場における政治力の偏りによる、政治的格差
また昨今、大きな危機として注目を集める「気候変動」などにおける、地球規模の課題についても、解決を先延ばしにすることは、将来世代である私たちへの負担そのものとなります。これらの課題は、一つひとつがユース世代に影響をもたらすこともあり、複合的にユース世代に影響をもたらすこともあります。
②ユースの声が安全に、民主的に集約される仕組みの不足
昨今、「Z世代」という言葉の流行をはじめ、ユース世代への注目は非常に高まっており、同時にユース世代の声を取り入れることの重要性についても、理解は進んでいます。一方で、重要なのは、各政策意思決定のプロセスで「どの若者の声を、どう拾っているのか」という点になります。
所謂インフルエンサーの様な、「誰もが知っているような、社会的に影響力のある若者」が、会議の席に座ったでけで、若者の声をきいた「誰一人取り残されない社会」は実現されるでしょうか?
「誰一人取り残されない社会」の実現には、「取り残されやすい」むしろ、普段社会に声が届きにくいような人々の声を届けることが重要です。
更に、ユースが有意義にその声を届けるためには、その意見の集約プロセスにおいて、ユースが安全に、そして持続可能に参画できる仕組みも重要です。特に今の日本社会では、ユースの活動家に対する、ハラスメントや誹謗中傷などの課題も根強くあります。
私たちJYPSは、「団体」ではなく、民主的なプロセスで若者の声を集約する「プラットフォーム(場)」として、ユースが安全に議論できる場をつくり、届くべきユースの声を届ける、アドボカシー活動を目指しています。
それでは、具体的に私たちの活動内容について少しだけお伝えさせていただきます。JYPSは若者によるアドボカシーのためのプラットフォームとして存在しております。アドボカシー活動は、以下の3つの分類に分けることができます。
1. 国際会議、国連会議、その他国際な枠組みを制定する会議とそれらの準備会合への参画
国際会議や国連会議は、「意思決定」のための場です。JYPSはこれまで数多くの国際会議に参加し、国連や国際レベルにおいてよりよい合意文章にたどり着くために、各国交渉官やほかのステークホルダーと重要課題を共有します。そして、重要な課題が早期により組むべき「優先課題」として、政策に反映されるよう活動しています。
2. 政策文書作成、意見収集・調整を含む若者団体や若者個人の意見を政策提言にする活動
会議の参加のみならず、関係団体から若者としての立場からの提言をJYPSに求められることがあり、その場合は、加盟団体を中心に意見を募り、それを提言として取りまとめ、提出することを行なっています。手順としては、まず、加盟団体及び個人からオンラインアンケートなどを通じて意見を募ります。そして、アンケートなどを通じて集められた声を一つの資料に草案として落とし込み、日本の若者にとってのポジションペーパーを作ります。その落とし込みにはすべての人が参加でき、団体と個人の声は平等に取り扱われます。
3. 政策提言を広く訴え、大きな支援を集め、人々を巻き込むためのキャンペーン活動
政策提言を広く訴え、大きな支援を集め、良い多くの人々を巻き込んでいくためのキャンペーン活動はアドボカシーの重要な役割です。JYPSではより多くの日本若者からの意見を集約していくために、日本のユース(若者)を巻き込んでいくキャンペーンを行なっています。主には、ブログやSNSの運用と主催イベントといった活動を通して以下のことを発信しています。
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SDGsの認知向上と持続可能な社会に向けて行動を起こしていくことの必要性
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国際目標の中でユース(若者)がいかに貢献をし、重要な役割を担っているか
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JYPSが日本人ユースとして国際会議に参加し、その政策プロセスに対して参画していること
このように、これまで熱意のある若者が集まって、JYPSは活動を前進させてきました。SDGs達成期限である2030年まで折り返しを迎えた今だからこそ、更に多くの様々な方と連携して、また私たち自身が「持続可能に」活動を続けるためにも、今回のクラウドファンディングを成功させ、更に大きな飛躍を目指したいと思っています。また、2023年に入り、対面での国際会議に参加できる機会も増えています。JYPSとしては、そうした国際会議にも積極的に参加を行い、さらなるネットワーキング活動にも勤しんでいく所存です。どうか応援をよろしくお願いします!
持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム
(Japan Youth Platform for Sustainability:JYPS)
【お問い合わせ】:japanyouthplatform@gmail.com
【HP】https://japanyouthplatform.wixsite.com/website
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