6月24日・25日「第18回食育推進全国大会inとやま」へ出展 調理師学校発のお雑煮を食べて学べる2日間
オリジナル雑煮コンテスト最終審査と全国の伝統雑煮紹介企画の2本立てで展開
公益社団法人 全国調理師養成施設協会は、6月24日・25日に開催される「第18回食育推進全国大会inとやま」(主催:農林水産省)に参加し、「日本のハレの日の食文化『お雑煮』を知ろう、食べよう、楽しもう!」というテーマで2日間出展します。
■ 第1回Z-1グランプリ(オリジナル雑煮コンテスト)
最終審査(6月24日 10:00~15:00) ・投票結果発表(25日 10:00~16:00)
全国の小・中学生、高校生から応募されたオリジナルレシピ1,077作品のうち、一次~三次審査を通過した2種類のお雑煮を来場者に販売(2種類1セットで100円、500セット限定) 。
雑煮を食べた方に、気に入った作品を選び箸で投票してもらい、グランプリを決定します。
[作品1] 加賀丸いもと餅もっち
レシピ考案者:北本 美咲さん(小松大谷高等学校3年生※応募当時)
推薦:石川県調理師専門学校
[作品2] 春を告げるあおさのお雑煮
レシピ考案者:野田 知花さん(伊勢市立小俣中学校2年生※応募当時)
推薦:伊勢調理製菓専門学校
■日本列島お雑煮あれこれ
◆6月24日・25日:雑煮にまつわるパネルを展示。各地の雑煮の特徴について詳しく学ぶことができます。
[展示1]各県のお雑煮紹介パネル
北海道から鹿児島までの46都道府県各地の雑煮写真に、レシピと一口メモを添えたパネル。
[展示2]日本列島お雑煮マップ
地域ごとのお雑煮の特徴・傾向がわかるマップ。サイズは2m×2m。
◆6月25日:
地域色豊かな4種類の雑煮を販売します(1杯100円、各県200食限定)。
調理師学校が、伝統的な雑煮レシピを調理します。
10:30~12:30
13:30~15:30
<全調協の食育・雑煮に関する取り組みについて>
当協会は、調理師学校の団体です。食のプロである調理師を育成する団体として、広く一般の方へ向けた食育を実施しています。その一つが、雑煮の食文化継承事業です。
近年の生活スタイルの変化により、家族がそろって雑煮を食べ、新年を祝う機会が減っています。そのような中で、雑煮の魅力を理解してもらうべく、当協会が主催する食育イベント「全調協食育フェスタ」内で「日本列島お雑煮あれこれ」という企画を実施してきました。具体的な取り組みは、以下のとおりです。
・調理師学校による各都道府県の伝統的雑煮レシピ作成、イベントでの調理提供
・沖縄を除く全国46都道府県の雑煮のパネル展示 ※沖縄では雑煮文化がないと言われています。
・餅の形や調理法、汁の味付けなどの地域の違いを日本地図上に分布した「お雑煮マップ」の作成・展示
昨年から開催場所を食育推進全国大会へ移し、実施することとなりました。この「日本列島お雑煮あれこれ」に加え、より雑煮に親しめる機会を創出すべく、「Z-1グランプリ」を企画し、開催しています。
<出展概要>
・会場:
第18回食育推進全国大会会場 全調協ブース内
富山産業展示館(テクノホール)(富山県富山市友杉1682)
・内容:
第1回Z-1グランプリ最終審査(24日)、投票結果発表(25日)
日本列島お雑煮あれこれパネル展示(両日)、4種の雑煮販売(25日)
・テーマ:
「日本のハレの日の食文化『お雑煮』を知ろう、食べよう、楽しもう!」
・協力校:
富山県立雄峰高等学校、石川県調理師専門学校、富山調理製菓専門学校
調理補助:高岡龍谷高等学校
・Z–1グランプリ公式ページ:
https://www.jatcc.or.jp/works/education/z-1/
・会期:
2022年12月~2023年6月
・テーマ:
「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」
・主催:
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
・後援:
文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス
・協賛:
株式会社和泉利器製作所 堺刀司、貝印株式会社、鈴廣かまぼこ株式会社、全国漁業協同組合連合会、全国餅工業協同組合、伯方塩業株式会社、ヒガシマル醤油株式会社
<公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?>
1973年(昭和48)設立。全国207校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は教材の出版、「調理技術教育学会」、「グルメピック」の運営等。食育教室の開催や食育インストラクター制度の創設など、食育事業も積極的に推進している。