冬休みの読書にうってつけ! 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』が全国各地の学校司書さんの推しの一冊に続々選出!
10万部突破の話題作、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』が「第17回 神奈川学校図書館員賞」大賞を受賞しました。既に京都府の司書さん達が選ぶ「中高生におすすめする司書のイチオシ本 2023年版」でも一位に輝いており、全国の司書さんたちに強く支持して頂いた作品となりました。
12月12日(火)、神奈川県学校図書館員研究会が運営する「第17回 神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)」が発表され、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』が大賞に選ばれました。
「神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)」とは、神奈川県学校図書館員研究会の会員の方々が、この一年間、ご自身で読んで「おもしろい!生徒にもすすめたい!」と思った本に投票し、大賞作品を選ぶというもの。会員の方々は、学校図書館の現場で生徒達と日々接している司書さん達。つまりは学校にいる最も身近な「本のプロ」です。
そんな「本のプロ」たちが、今年最も推したい作品として選んだのが、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』でした。既に京都府の私立学校の司書さん達が選ぶ「中高生におすすめする司書のイチオシ本 2023年版」でも一位に輝いており、立て続けでの受賞となりました。
新潮社でも、中高生の企業訪問を受ける際には、必ずおすすめの一冊として紹介している本作。この冬休みを利用して、是非とも手に取って読んでみてください。
待望の続編『成瀬は信じた道をいく』も1月24日(水)に発売予定です。こちらも乞うご期待ください!
◆著者・宮島未奈氏からのコメント
『成瀬は天下を取りにいく』を読んだ大人たちからは、「高校生の頃にこの本を読みたかった!」という声がたくさん届きました。高校生のうちに成瀬と出会える皆さんはとってもラッキーです!
ぜひ、続編の『成瀬は信じた道をいく』とあわせてお楽しみください。
◆著者紹介:宮島未奈
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20 回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』がデビュー作。
◆『成瀬は天下を取りにいく』内容紹介
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。
◆書籍データ
【タイトル】成瀬は天下を取りにいく
【著者名】宮島未奈
【発売日】2023年3月17日
【造本】四六判
【本体定価】1705円(税込)
【ISBN】978-4-10-354951-2