マンチェスター・シティFCの選手・コーチが、病気とたたかう子どもたちとサッカーで交流しました
小児がんや重い病気の子どもたちをサポートする認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ(東京都:理事長キンバリ・フォーサイス)は、サッカーのクラブチーム世界ランキング1位、マンチェスター・シティFCの現役選手、コーチを招き、病気とたたかう子どもたちのサッカー教室を開催しました。
7月25日(火)、小児がんなどの重い病気を経験した子どもときょうだい、14家族がパライーゾ東陽町(東京都江東区)に集合しました。欧州サッカー連盟(UEFA)の指導ライセンスを持つ、ジュニア選手向けのコーチの指導には、バイリンガルの高校生ボランティアが通訳を担当し、コーチと子どもたちはすぐに意気投合していました。
数年前は病棟で点滴台を手に廊下を歩いていた男の子が、まだ経過観察中の女の子が、元気に疾走する姿に、ボランティアで待機くださった小児科の先生も驚きの表情を見せていました。練習の終盤には、現役で活躍する選手5名がサプライズで登場!フリアン・アルバレス選手(背番号19 FW)、ベルナルド・シウバ選手(20 MF)、アイメリク・ラポルテ選手(14 DF)、シュテファン・オルテガ選手(18 GK)、マクシモ・ペローネ選手(32 MF)が、子どもたちに並んで一緒にドリブルします。練習の最後には、子どもたちから選手にサンキューボードをお贈りしました。
今回のサッカー教室は、マンチェスター・シティFCから日本でのサッカー教室開催の相談を受けた駐日英国大使館が、シャイン・オン!キッズをご紹介くださり実現したものです。会場にはマーティン・ケント臨時代理大使も駆けつけてくださいました。
マンチェスター・シティFCからは、サッカー教室の終了後に行われたチームの公式練習に、参加の家族やボランティアの皆さんをご招待いただいた他、7月26日のFCバイエルン・ミュンヘン戦の招待チケットをご提供いただきました。また、FCバイエルン・ミュンヘン戦では、闘病を経験した2名のシャイン・オン!メンバーがエスコートキッズを務めました。
平日にもかかわらず、スポンサー企業であるグッドマンジャパン株式会社様から8名ものボランティアの皆さまが駆けつけてくださいました。また長年ご支援くださっているアメリカン・スクール・イン・ジャパンの高校生の皆さんを始め、学生ボランティアの皆さん、小児科医の先生、いつも私たちのイベントに駆けつけてくださるボランティアの皆様、関係者の皆様のご尽力のおかげで、サッカー教室を開催することができました。
■シャイン・オン!キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2023年8月現在全国29病院にて活動中。http://sokids.org/ja/