国際高等学校の生徒が、「第22回 聞き書き甲子園」の農林水産大臣賞を受賞
国際高等学校2年の成田和香(なりた のどか)さんは、2年次から取り組んでいる国際バカロレア・ディプロマプログラムの必修科目のCAS: Creativity、Activity、Service(創造性・活動・奉仕)の一環で、「聞き書き甲子園」に参加し、昨年9月からマツタケづくりの名人を取材するために長野県伊那市を複数回訪れ、取材を行ってきました。その取材内容をもとに書き上げた作品は、「第22回聞き書き甲子園」において高い評価を受け、農林水産大臣賞の受賞が決定しました。
3月25日(月)の授賞式・フォーラムでは、最も栄誉ある大臣賞の受賞者として、エッセイスト・小説家の阿川佐和子氏らとのステージ・トーク(体験談話)に参加しました。フォーラムの様子は、以下のサイトからご覧いただくことができます。
第22回聞き書きフォーラムYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=tl8hSHSN7jc
成田和香さんは奈良県出身の国際高等学校の第1期生で、高校卒業後は海外大学への進学を目指しており、国際バカロレア・ディプロマプログラムでは、英語をはじめ、地理や音楽といった科目を上級レベルに設定し、様々な課題に取り組んでいます。昨年の夏休み期間には、国際高等学校からの派遣生徒に選抜され、イギリスのロンドン大学とケンブリッジ大学を訪問しました。中学校で吹奏楽部の部長を務めた経験をもとに、高校では活動の幅を一層広げており、リーダーシップと積極性を学内外で発揮しています。
彼女は「聞き書き甲子園」に対する思い入れが強く、参加が決まった時には、「自分が作成した作品から、取材した名人の仕事の価値や人生を知ってもらうことになるため、全力でやらなくてはならない」と感じ、心の中で、この活動に妥協せずに向き合うことを自分自身と約束したとのことです。彼女の責任感と、好奇心旺盛で前向きな性格が、高校生活だけでなく、大学進学後の活動や将来の仕事においても、大きな成果を生み出し、グローバルな舞台で飛躍していくことが期待されます。
2022年9月に愛知県日進市に開校した国際高等学校は、世界に通用するリーダー人材の育成を目指し、国内外から集う多様な経験を持つ生徒が共に学ぶ環境を提供しています。愛知県より一条校としての認可を受け、日本語(国語)を除くすべての授業を英語で実施し(文部科学省教育特例校認可)、開校からわずか4ヶ月後の2022年12月12日付でIB World Schoolとして認定され、東海地区初、全国でも数少ない全寮制の国際教育機関となりました。
《国際高等学校の特徴》
国際高等学校は男女共学によるボーディングスクール(全寮制)。国内外から幅広く生徒を受け入れ、多様性の高い環境で早期からのリーダー教育を実践します。約74万平米の広大な校地を有する名古屋商科大学のキャンパス内に新設された充実した施設と自然豊かな環境で、世界に通用するリーダー教育を実現します。
《教育の特徴》
ハーバード大学をはじめとした世界トップ学術機関で実践されているリーダー教育手法の「ケースメソッド」を取り入れ、学力のみならず国際社会で通用するリーダーシップを養成します。授業は25名以下の少人数で行い、全員が修士または博士号を有する多国籍教員と系列ビジネススクールの教授が指導します。また、入学希望者を対象としたサマースクールや、入学前準備課程としてのブリッジング・プログラム(4月〜6月)を実施します。
《全寮制教育》
国際的なボーディングスクールの運営基準を参考に、男女共学の全寮制教育を実施。心理面や健康管理に精通した「House Supervisor」が日々の生活支援や定期的な面談を実施し、生徒一人一人に最適な支援・指導を行います。異なる文化や経験をもつ同世代の仲間たちとの共同生活を通じて、次世代リーダーに求められる多様性への理解や協調性、社会性、規律を養います。
《学校概要》
校 名:国際高等学校
所在地:愛知県日進市米野木町三ヶ峯
学校種:高等学校 & IB World School
定 員:225人(高校1〜3年生の男女)
公用語:英語
《今後の予定》
4月29日(月・祝)授業見学会
5月25日(土) オープンキャンパス
6月22日(土) オープンキャンパス
7月21日〜28日 サマースクール