「地元特化×デジタル」の企業就職ガイドブックの配信を開始しました。
北海道胆振総合振興局ではものづくり産業への就職促進に向けて積極的に取り組んでいます。
北海道胆振(いぶり)総合振興局では、地元の高卒就職者をターゲットとしたものづくり企業のデジタルガイドブックを公開しました。
【公式HP】https://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/185892.html
地元に就職したいけど地元企業を調べる手段が……
北海道胆振地域は、高卒就職者のうち地元に残る方が約6~7割と高い一方、企業情報を探す主な方法はハローワークの求人票と先生からの紹介などで、学校に配られる北海道の企業情報誌も札幌近郊の企業が多く掲載されており、地元企業の情報を調べる手段が少ない状況でした。
このような現状に加え、胆振地域の特色であるものづくり産業では人材不足が大きな課題であったことから、高校生が地元企業を気軽に知れる媒体として、企業の仕事内容や若手社員のインタビュー・1日のスケジュール、採用情報などを掲載したデジタルガイドブックを作成しました。
デジタルで読者の利便性と企業の訴求力を上げる
胆振地域の高校では今年度から全学年で一人一台パソコンを使用しています。そのパソコンや自分のスマホで、学校でも自宅でも好きなときに簡単に見られる媒体としてデジタルを選択しました。
また、デジタルならではの大きな機能として、働いている様子を動画で見ることができます。高校生へのアンケートで「就職する企業を判断する項目」として給料や休日に次いで多かった回答が、仕事の内容と会社の雰囲気でした。写真や文章だけでは伝わりきらない作業の環境や様子などを動画でリアルに感じることができます。
ほかにも気になるワードから企業を検索できたり、企業のHPやYouTube動画など関係情報にリンクで飛べたり、このガイドブックで企業の概要から詳細な情報まで調べることができます。
実は職員が作っています
デジタルなのでガイドブックに掲載する企業の追加や採用情報の変更なども可能で、いつでも最新情報を提供することができます。また閲覧回数はもちろん、よく見られている箇所・よく検索されている単語などのデータも確認でき、PR内容の改善にも役立ちます。一部のデザインを除いて振興局職員が企業への取材・撮影から誌面作成まで行っているため、このような変更にも迅速に対応でき、かつガイドブック自体も低コストで維持できる媒体となっています。
お問い合わせ
北海道胆振総合振興局産業振興部商工労働観光課