大学生がデータ活用でドラッグストアの食品売り場を考える!産学連携で取り組むビッグデータマーケティング教育を実施

授業期間:2023年4月6日(木)~7月6日(木)
現代社会が求める人材の育成に取り組む学校法人城西大学(埼玉県坂戸市)と、埼玉県を中心に約300店舗展開し地域に密着したドラッグストア・調剤薬局を展開している株式会社セキ薬品(埼玉県南埼玉郡宮代町)、ビッグデータプラットフォームを運営する株式会社True Data(東京都港区)の3者は、産学連携で城西大学の学生へのビッグデータマーケティング教育を実施します。この取り組みは2022年度に続き2回目となります。
コロナ禍により1か所で買い物を済ませるワンストップショッピング化が進み、ドラッグストアでは食品売り場づくりに力を入れる企業も増えてきました。今回は学生がドラッグストアにおける食品コーナーの売り場づくりにチャレンジします。
このプログラムでは、学生がビッグデータを活用し、セキ薬品の店舗を視察した上で、実際の売り場づくりや、店頭販促施策を企画立案します。売り上げ拡大を目的に「レトルト調理品」、「即席めん」を取り上げ、地域のお客様が商品を選びやすく、欲しい商品に出会え、新たに欲しい商品にも気付けるような売り場づくりを学生が提案します。データ分析においては、ビッグデータマーケティングの手法を活用し、セキ薬品の購買データと、True Dataの生活者ビッグデータを重ね合わせて読み解きます。
昨年に参加した学生は、企業の立場で実際のデータを分析して施策アイデアを考え、企業で働く人からフィードバックを受けて、さらにアイデアをブラッシュアップするという一連の流れを体験できたことが大きな学びになったようです。城西大学にとっては学生がビジネスの現場でデータの読み解き方を学ぶことができ、セキ薬品にとっては学生の目線による新たなアイデアを発見することができる貴重な機会であったことから、今回2回目を実施することとなりました。True Dataはこの取り組みの趣旨に賛同しデータ面や、マーケティングノウハウの面で支援しています。
プログラムを運営する3者は、この取り組みを通じて学生と地域企業の連携を深め、地域における学習や人材育成の機会創出を図るとともに、将来の地域経済の活性化にも取り組んでいきます。またSDGs(持続可能な開発目標)の「4 質の高い教育をみんなに」に資する取り組みとして、産学連携で質の高い実践的教育の場を提供します。受講者が、DX時代に企業で働くうえで必要な技術的・職業的スキルを身に付けられる教育を目指します。
【城西大学 田部渓哉准教授 コメント】
城西大学 https://www.josai.ac.jp/
株式会社セキ薬品 https://www.sekiyakuhin.co.jp/
株式会社True Data https://www.truedata.co.jp
<この授業に関するお問い合わせ>
城西大学 経営学部 HPフォーム