太宰府梅サイダー発売・福岡県立福岡農業高校・食品科学科の生徒が収穫、加工したシロップを使用
太宰府市は、地元の高校やさまざまな企業と連携し、太宰府市内で収穫した梅を製品化して新たな地場みやげ産業を振興する「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト」に取り組んでいます。西鉄も、このプロジェクトに賛同するとともに、 福岡と沿線のまちにとって価値あるものを創造する“縁線(えんせん)プロジェクト”の取り組みとして2016年から「太宰府梅サイダー」の製造販売を行っています。
「太宰府梅サイダー」は、太宰府市内で実った梅を、福岡県立福岡農業高等学校(太宰府市、学校長:月俣 誠司)の食品科学科の生徒のみなさまが収穫、加工したシロップをもとに製造している商品です。昨年は20,000本が完売、8年目を迎える今年は、約30,000本を販売します。
福岡農業高等学校では、毎年食品科学科梅研究班の生徒がシロップをはじめとした梅の加工に取り組んでいます。太宰府市と西鉄では、この取り組みを通じて次世代の農産業の担い手となる高校生と協働することで、将来的に農産業の活性化につながっていくことを期待しています。
なお、西鉄は今回の売上金の一部を太宰府市が取り組む企業版ふるさと納税を活用して寄附し、「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト」を応援します。
【商品名】 太宰府梅サイダー
【発売日】 2023年8月1日(火)
【価格】 1本(200ml) 250円(税込み)
【原料】 梅シロップ (製造:福岡農業高等学校、太宰府市産梅使用)
【特徴】 梅と氷砂糖だけを使ったシンプルな製法で作られたシロップの味を活かした、すっきりとした味わい
【企画・販売】 西日本鉄道株式会社
【協力】 福岡県立福岡農業高等学校
【製造】 ㈱友桝飲料(佐賀県小城市、代表取締役社長:友田 諭)
【製造本数】 約30,000本
(参考) 太宰府市「令和発祥の都 太宰府『梅』プロジェクト」について
太宰府では梅といえば太宰府天満宮の飛梅、市の花、そして元号令和の由縁となった梅花の宴です。しかし、史跡地の梅は文化財保護の観点から商業利用が制限されていました。
そこで本市から国に積極的に働き掛け、資源として活用できる規制緩和を勝ち取りました。
これを機に、大伴旅人も愛でたであろう太宰府の梅をブランディングしてスイーツやご当地グルメなどに仕立て上げて地場みやげ産業として振興し、ふるさと納税にもノミネートするなど、本市の経済税収効果の飛躍的向上を目指しています。