学生たちが企業を食べ物で表現!?豊橋の企業の魅力を学生目線で伝えるPRムービーが完成
愛知県豊橋市に在住・在学の学生たちが、豊橋の企業を取材し、学生ならではの視点で企業の魅力をPRムービーにしました。完成したムービーは、11月21日(火)に市内の「ガクラボ」でお披露目を行いました。
市が開設している大学生・高校生の交流スペース「ガクラボ」では、学生に市内の企業に対する関心を高め、理解を深めてもらおうと、昨年度から学生が市内企業を取材し、学生ならではの視点で市内企業の魅力を動画にし、発信するPRムービー企画講座を行いました。
今年度は、6社のPRムービーを、学生16人(大学生、大学院生)がグループに分かれ作りました学生たちは、どうしたら企業が魅力的に映るか、難しく感じる事業内容を分かりやすく伝えるかなど工夫を凝らし、学生目線のムービーを作り上げました。面白い工夫点としては、興味のない学生にも「何か面白そう」と、目を向けてもらえるよう『企業を食べ物』で表現しました。
発表会では、各グループが約90秒のムービーを披露しながら、取材へ行った感想や企業の特徴などプレゼンテーションを行いました。会場には、取材に行った企業の社長や担当者、見学に来た学生などが集まりました。
参加した企業は、住宅メーカーのサーラ住宅▽外構工事、スポーツ施設などを手掛けるイセヤス建材▽自動車学校やドローンスクールなどを運営するユタカコーポレーション▽コワーキングスペースなどを運営するエムキャンパス▽乳酸菌飲料などを扱う東三河ヤクルト販売▽老舗和菓子店のお亀堂―の6社です。
事業や商品への思い、仕事と子育ての両立、社内の雰囲気など、取材で知ったり、感じたりした企業の特長が、ショートムービーの中に詰まっていました。また、TikTok(ティックトック)、YouTube(ユーチューブ)の雰囲気がにじむ仕上がりは、若者らしさが現れていました。
動画制作に参加した学生にとっては、取材で企業を訪問する際のビジネスマナーを学べたり、企業の魅力を知ったり、さらに動画の企画書作りや、制作を通じ表現力も磨ける機会になりました。
学生からは「企業の魅力があり過ぎて、どれを伝えるべきなのかという点が一番難しかったです」「思っていたイメージと違い、さまざま事業を展開している企業だということが分かりました」などの声がありました。
一方、企業にとっては、学生ならではの視点で自社の魅力を再確認する機会になりました。企業からは、「最初はどんな動画になるのか不安でした」という声もありましたが、完成した動画について「社内にいると気づかない点が分かる動画で、社員にも見てもらいたい」「何度も足を運び、聴いて(会社や事業、商品を)理解していただいた」「早速、採用説明会やSNSで活用したい」といった感想が聞かれました。
動画は、各社のホームページ(HP)、ユーチューブなどで視聴できるようにするそうです。市役所のHPでも見られます。『かりんとうまんじゅう』、『バウムクーヘン』、『フルーツポンチ』など、どの企業がどんな食べ物に例えられているのか、ぜひチェックしてみてください。
プレゼン後は、学生と企業の社長や担当者らとの交流会がありました。プレゼン発表で温まった空気のまま、終始和やかな雰囲気で進んでいきました。
ガクラボと動画制作を担当する豊橋市地域イノベーション推進室の鈴木豪室長は「クオリティーが高い動画ができました。学生の皆さんが動画作りを通し身につけたスキルや知ったことは、これから役に立つはずです。また、豊橋で就職し、活躍してくれたら」と期待を込めて話しました。
担当してきた職員、山本希愛さんは、動画について「半年間取り組んできた学生と企業、タスキ(運営委託企業)の皆さんの集大成です。学生は豊橋の企業の魅力、企業は学生視点の企業の見方を感じられる有意義な機会になったら、うれしいです」と話していました。
PRムービーの閲覧は、コチラからご覧ください!
↓
▼サーラ住宅▼
https://youtu.be/tJDXCxUZDfY
▼イセヤス建材▼
https://youtu.be/YUohlBLrnhQ
▼ユタカコーポレーション▼
https://youtu.be/Lj_nYYBfu1s
▼エムキャンパス▼
https://youtu.be/QUcNMjYIuvo
▼東三河ヤクルト販売▼
https://youtu.be/bCL8k-54T1c
▼お亀堂▼
https://youtu.be/F8pdyqGo2W8
▼豊橋市ガクラボHP▼
https://www.city.toyohashi.lg.jp/57671.htm