【待望の書籍化】SNSで累計30万超いいねを獲得!新進気鋭のエッセイスト・潮井エムコさん初著書『置かれた場所であばれたい』1月19日発売!
SNSで累計30万超いいね、noteでも累計3.2万超スキ獲得のエッセイスト・潮井エムコさん初の著書『置かれた場所であばれたい』が2024年1月19日(金)に朝日新聞出版より発売されました。書籍化にあたり、著者のnoteに掲載されていた人気のエピソードを中心に大幅加筆、書き下ろし作品も加えて収録しています。
高校時代の家庭科の授業を書いた「学生結婚と子育て」がSNSやnoteなどで大反響を呼んだエッセイスト・潮井エムコさん。同級生と疑似結婚をして生卵を育てたエピソードは多くの感動と学びを届け、新聞でも記事として取り上げられました。
そんな潮井さんが書き綴った、絶望的に相性の悪い母親に激怒して4歳で家出を決意したり、反対に母から山に捨てられたりしていた辛い幼少期。自分の子どもの頃の経験を糧に幼児教育の道へ進んだ保育職時代。これまで出会ってきた人たちを中心に綴った大あばれエッセイたちが、『置かれた場所であばれたい』として待望の書籍化。現代を生きる等身大の「わたし」を、みずみずしく躍動感のある文体で伝えてくれます。
<内容紹介>
・勉強が大嫌いだった学生時代、著者が生み出した宿題への必勝法――「夏休みの宿題」
・数学の先生と交わした“とんでもない契約”がきっかけで得た経験が、今でも私に勇気をくれる――「先生との契約」
・祖母からもらったという名前。そこに隠された衝撃の事実と祖父からの愛のお話――「名前の由来」
・幼い頃、世界のルールは親が決めていると思っていた。そんな幼少期に禁止されていたものたちとの決死の交流。――「母の教育方針」
・たった1人の姉妹である姉は、結婚式に来なかった。そんな姉が届けてくれた秘密の餞――「結婚式に来なかった姉」
・幼稚園教諭時代、「先生の1番の先生は、子どもたちですよ」という言葉を初めて理解できた日のこと――「せんせいって、だれのこと」
・嫌々参加したはずの休み返上の研修会で訪れた”あのおにいさん”との再会。同世代は感涙必至――「ひろみちおにいさんといっしょ」
ばかばかしいエピソードの中にキラリと光る言葉が、くすっと笑みがこぼれてしまうような文章の中に胸を締め付けるような苦しさが見え隠れする本書。さらりと読めるのにじんと心に残ります。
人間関係がうまくいっていない……、一人深く思い悩んでしまう日が、誰しも一度はあるのではないでしょうか。本書で綴られる「置かれた場所であばれる」マインドと、そんな著者が引き寄せた周囲の人との温かなやり取りは、読んだ人の明日をちょっとだけ明るくしてくれます。
<著者プロフィール>
潮井エムコ
1993年4月1日生まれ。2021年より、noteにてエッセイの執筆を開始。「つらいときほど尻を振れ」をモットーに、日々エッセイをしたためている。本作が初めての著書。
X(旧Twitter):https://twitter.com/m_emko
『置かれた場所であばれたい』
著者:潮井エムコ
定価:1650円(本体1500円+税10%)
発売日:2024年1月19日(金曜日)
体裁:204ページ、B6判