熊本大学・第11回チアリーディング世界選手権大会に日本代表として選ばれ日本初の金メダルを獲得しました
熊本大学応援団チアリーダー部の大学院自然科学教育部博士前期課程1年 藤森優樹さんが、令和5年11月25日に群馬県の高崎アリーナにて開催された第11回チアリーディング世界選手権大会男女混成スモールグループス部門に日本代表メンバーとして出場し、日本初となる優勝を成し遂げ金メダルの栄誉に輝きました。
【受賞までの経緯】
●藤森さんが学部生の期間はちょうど新型コロナが蔓延した時期と重なったため、十分な練習ができず、主だった大会に出場できない状況が続きました。さらに国内で開催される通常の大会には、大学院生は出場できず悔しい思いをしていました。しかし、世界選手権ではその様な制限はないことから、今回、日本代表メンバーとして世界選手権への出場を目指しました。
●藤森さんは、本年8月に開催された日本代表メンバーの選考会にて選出され、その後、約2か月間の間、同じく日本各地から選出された5人のメンバーとともに合同練習を積み重ねてきました。
●チアリーディングは人の上に人が乗る技や空中回転など、危険と隣り合わせのスポーツで、メンバー全員の強い信頼関係が不可欠です。しかし、日本代表メンバーには高校生から社会人まで年齢層も広く練習場所も関西や関東と離れているため、信頼関係の構築と技の完成には困難を極めました。
藤森さんは、「世界選手権の本番は、「日本!日本!」という会場からの大きな声援に支えられ、チームメンバーとともに日本代表としての誇りをもって演技に挑みました。演技を終了し、優勝が発表された時には日本代表コーチとメンバーみんなで抱き合って喜びました。」とメダル獲得の喜びを語りました。