【発表】史上初の快挙! 凪良ゆう『星を編む』「2024年本屋大賞」ノミネート!
「2023年本屋大賞」受賞作の続編がノミネート!凪良ゆう『星を編む』が前人未到の偉業達成。
発売以来大絶賛&大注目を集め続け、第20回「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2023年本屋大賞」第1位に選ばれた凪良ゆう『汝、星のごとく』。その続編である『星を編む』が2024年本屋大賞にも2年連続でノミネートされました! 受賞作品の続編が2年連続でノミネートされることは、史上初の快挙です!
2月1日12時に「全国の書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2024年本屋大賞」候補10作が発表され、凪良ゆうさんの最新作『星を編む』がノミネートとなりました!
凪良さんの2023年本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』は、「第10回高校生直木賞」「キノベス!2023」第1位にも選ばれており、昨年もっとも話題となった小説です。
その続編である『星を編む』も発売前から次々と版を重ね、発行部数はシリーズ累計で60万部を突破。受賞作続編が2年連続で本屋大賞にノミネートされるのは史上初の偉業です。
昨年の最速2度目の受賞に引き続き、本屋大賞で次々と記録を打ち立てていく凪良さんは、まさにいま、書店員と読者に最も愛される作家です。
『汝、星のごとく』は、閉塞感漂う瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)の約15年間を描いた一大スケールの物語。二人が愛し合い、ぶつかり、そして人間として成長していく。恋愛のみならず人生そのものを描いた、必読の小説です。
『星を編む』は、『汝、星のごとく』では語り切れなかった愛の物語。
1編目の「春に翔ぶ」は、櫂と暁海の高校教師であった北原先生の過去が描かれます。表題作「星を編む」は櫂を支えた植木と二階堂、二人の編集者の作家愛がテーマです。3編目の「波を渡る」はまさに『汝、星のごとく』の「その後」を描いた物語です。
〈書誌情報〉
【『汝、星のごとく』あらすじ】
――わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
――まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
【『星を編む』あらすじ】
花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。
〈著者情報〉
【凪良ゆう(なぎら・ゆう)】
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。22年に刊行した『汝、星のごとく』は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作となった。最新刊『星を編む』はその続編となる。