静岡の誇るプラモデルの魅力を振り返り、近未来像を探る特別展を駿府博物館で開催
静岡市は世界でも有数のプラモデルメーカー集積地です。今回は今年、創業100年を迎えた「青島文化教材社」(同市葵区)に焦点を絞り、プラモデルの魅力を紹介します。
展覧会で歴史を振り返ると、プラモデルが時代の鏡であることが分かります。
プラモデルは国策で軍事教育の重要性が強調されたころ、木製の飛行機模型づくりが推奨され、生産量を大幅に伸ばしました。
時代の特徴も反映します。「スーパーカーブーム」、映画やテレビドラマの中の登場車両なども、幅広い年齢層のファンを集めました。伝説の乗用車、二輪、軍艦も根強い支持を集めています。
ボックスアートの迫力
見逃せないのが、プラモデルの部品を入れた箱に描かれた完成イメージ図「ボックスアート」です。半世紀以上前の作品からも、迫力、臨場感がひしひしと伝わってきます。
●プラモデルのお話&ものづくり体験 開催
8月2日と8月7日に開かれる小学生と保護者を対象にしたプラモデル教室です。人気自動車、キャラクターから選んで、つくることができます。事前申し込みと入館料が必要です。
申し込み方法はこちらからご確認下さい。
(http://www.sbs-bunkafukushi.com/museum/exhibi/1093064.html)
会場:駿府博物館(静岡市駿河区登呂3-1-1 静岡 新聞放送会館別館2階)
会期:2024年7月20日(土)~9月8日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料:高校生以上 800円 中学生以下、障がい者手帳ご提示の方は無料
主催:駿府博物館(公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団)、静岡新聞社・静岡放送
後援:静岡市、焼津市、藤枝市、静岡市教育委員会、焼津市教育委員会、藤枝市教育委員会
特別協力:青島文化教材社