姉崎高校ダンス部がパフォーマンスを披露!地域の皆さんでつくる、ここにしかない“大桜”が満開に「みんなでつくる桜まつり」を開催
ペイントで巨大な桜の木を制作する「みんなでつくる巨大桜」ワークショップでは、将来、まだ若い桜の木が大樹となり満開の花を咲かせ、博物館のシンボルツリーとなってくれることを願い、参加者の皆さんと一緒に一つの巨大桜をつくりあげました。
また、歴史博物館ならではの“歴史×お花見”体験として、平安風衣装の着付け体験や、江戸時代のお花見の風習であった「目かつら」をつくるワークショップなどを開催しました。
当日の参加者からは「小さい子どもは展示内容を理解することが難しいので、家族であまり博物館に来ることはなかったが、体験イベントを通して子どもでも楽しく歴史を学ぶことができたようでとても良かった」といった声がありました。
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200人でつくる大桜
スポンジスタンプでI’Museum Centerのロゴマークをペイントし、巨大な桜の木をつくりあげるワークショップを開催。思い思いの場所に桜の花をペイントいただき、その上に博物館へのコメントを記載。そして、約200人で一つの大きな桜の木を完成させました。
※完成した巨大絵は5月7日(日)頃まで歴史体験館にて展示します。
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平安風衣装でまつりを楽しむ
市原市観光協会に協力いただき、「更級日記」の登場人物をイメージしてつくられた平安風衣装の着付け体験を行いました。ご家族で体験される方も多く、皆さんお気に入りの衣装に身を包み、平安時代の人になりきりながら桜まつりを楽しんでいました。
「普段中々着ることができないので、貴重な体験ができて良かった」「実際に体験しながら平安時代の歴史を学ぶことができて楽しかった」といったコメントがありました。
〈市原市と「更級日記」〉
「更級日記」は平安時代中頃に、菅原孝標女によって記された回想録です。日記の冒頭部分に、上総国司である父の任期が終わり上総国府のある市原市から平安京へと帰る場面が描かれていることから、市原市にゆかりのある文学作品として知られています。
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江戸時代の「目かつら」づくり
江戸時代にお花見やお祭りの際の風習であった「目かつら」をつくるワークショップを開催。館内の展示物をモチーフにした型に、自由にデザイン・色づけをしてもらい、それぞれオリジナルの目かつらが完成しました。完成した目かつらをつけて桜まつりを楽しんでいただいたり、モチーフとなった展示物を実際に見学いただき、歴史への理解を深めました。
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風情あるお花見体験
市原市内の茶華道協会に協力いただき、野点体験を実施。お抹茶と市原市五井の和菓子屋の主菓子を提供し、風情ある雰囲気を楽しめました。
小出譲治市長より桜寄贈者へ感謝状を贈呈
2023年1月に、市内総合建設会社「株式会社相互」より、創業50周年を記念して紅枝垂桜が寄贈されました。
今回、小出譲治市原市長より、桜を寄贈いただいた「株式会社相互」ヘ感謝状の贈呈を行いました。
「上総八重紅滝ザクラ」
日本三大桜のひとつで、樹齢千年以上ともいわれる天然記念物「三春滝ザクラ」の子孫樹にあたり、桜守第十六代佐野藤右衛門氏の桜畑で大切に育てられてきたものです。佐野氏により「上総八重紅滝ザクラ」と命名されました。
姉崎高校ダンス部 パフォーマンス披露
千葉県立姉崎高校ダンス部による、ダンスパンフォーマンス披露が行われました。パワーあふれるステージで桜まつりを盛り上げました。
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博物館概要
名称 :I’Museum Center(市原歴史博物館)
開館時間 :9:00~17:00
休館日 :月曜日(ただし祝日の場合、翌平日)年末年始
場所 :千葉県市原市能満1489
観覧料 :一般300円 高校生200円 中学生以下無料
団体(20人以上)は各100円引き
問い合わせ先:0436-41-9344
https://www.imuseum.jp/