~日本初!P-FACTSの堆肥場が校内に誕生~ピエクレックスが立命館守山中学校・高等学校(滋賀県)と教育連携協定を締結し5月9日(木)調印式を開催
立命館守山中学校・高等学校のサイテック部(生物化学班)は、堆肥作り、野菜の栽培など、さまざまな体験を積み、研究テーマにつなげていくことを目標としていることから、当社より堆肥場の贈呈などを行い、同校の取り組みや教育に貢献いたします。
■調印式開催概要
日時:令和6年5月9日(木) 15時00分~15時30分
場所:立命館守山中学校・高等学校(滋賀県守山市三宅町250番地)
参加者:立命館守山中学校・高等学校 岩崎 成寿 校長、箭内 健 副校長、森園 崇司 副校長
株式会社ピエクレックス 代表取締役社長 玉倉 大次、井上 貴文
■立命館守山中学校・高等学校 岩崎成寿 校長 堆肥作りは一朝一夕ではできず、数カ月たって結果が出てきます。難しいこともあると思いますが、時間をかけてノウハウを後輩に伝えていってほしいです。また、この取り組みが守山から世界中に広げていければ嬉しいです。 |
■今後について
協定締結後には、当社が贈呈した学内の堆肥場で、サイテック部の中学生13人が鴨志田農園(東京都三鷹市)の鴨志田純さんとともに、指導を受けながら、ピエクレックスの切れ端や落ち葉、淡水真珠の貝殻、馬糞などを混ぜて堆肥作りを行いました。
今後は、サイテック部の中高生の部活動をはじめ、高校の探求の授業などでも堆肥作りに取り組みます。10月~11月ごろに堆肥ができあがる予定で、同校農園の野菜作りの肥料での使用も予定しています。
■「電気の繊維」ピエクレックスとは
「電気の繊維」ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術「でんき」と帝人フロンティアの合成繊維技術「せんい」が融合して生まれた新素材で、人の動きによる繊維の伸縮で微弱な電気が発生し、抗菌効果※を発揮します。また、ピエクレックスの原料であるポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビなどでできた植物由来のバイオプラスチックスで、微生物によって分解される生分解性※を有しており、焼却することなく自然循環が可能です。そのため、身に着けるだけ、使うだけで気軽にテクノロジー体感と環境貢献ができ※抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。使用状況により効果は変わります。
※生分解性は国際規格である ISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しております。
※生分解性とは、一定の条件下で水と CO₂ に分解される性質を指します。
■「P-FACTS」(ピーファクツ)について
「P-FACTS」(PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、ピエクレックス社が主導し、植物由来のポリ乳酸を原料とした素材である「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、林業や農業での利活用を目的とする堆肥化までを、パートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人等、多くのステークホルダーと連携・共創し構築した、透明性高い循環インフラです。
「P-FACTS」の推進により、消費者の皆様が気軽に参加できる、地域で使用し地域で再利用する“地着地消地循”が可能な真のサステナブルファッション社会の実現を目指します。
■株式会社ピエクレックスについて
株式会社ピエクレックスは、村田製作所と帝人フロンティアの共同出資により誕生した合弁会社です。「 “でんき(電気)のせんい(繊維)” で世界を変える」を企業ビジョンとしています。持続可能な社会の実現には、地球と人のどちらにもやさしいテクノロジーや取り組みが欠かせません。高い環境保全性と従来にない性能をもつピエクレックスを、アパレル・ヘルスケア・一般消費財・産業財等に応用することにより、「着るだけ・使うだけ」で誰もが地球と人にやさしい未来に貢献できる世界を実現します。
ピエクレックスHP:https://pieclex.com/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCAoOivJOkh2MEDywpvSLXGA