「面接で本音を話したいか」をテーマにアンケートを実施【あさがくナビ2024】
現在就職活動をしている世代にあたる「Z世代」は、「自身のキャリアをどのように描き、どのような分野で価値を提供していくか」「なぜこの会社で働くのか」を重視する傾向です。また多様性を重視し、ありのままの自分を表現し、ありのままの他者を尊重することを大切にしています。等身大であることを大切にするZ世代は、面接において「自身の本音」を伝えることをどのように捉えているのか、アンケートを実施しました。
(1)「面接の際に、本音で話せている」と回答した学生は約6割
面接の際に、「本音で話せている」と回答した学生は20.3%でした。「どちらかと言えば本音で話せている」42.8%を合わせると、約6割の学生は本音で話せていることが分かります。
(2)「面接は本音で話したい」と回答した学生が9割に迫る
面接において、「本音で話したい」と回答した学生が59.5%に上りました。「どちらかと言えば本音で話したい」29.1%を合わせると、本音で話したいと回答した学生は9割に迫ります。前述の「本音で話せていますか?」という質問において、「本音で話せている」と回答した学生は約6割となっており、「本音で話したいと思っているものの、本音で話せていない」学生も一定の割合いることが分かります。
「本音で話したい」とした学生からは、「ミスマッチを防ぎたい」「嘘はつきたくない」「内定を得るために自分を良く見せても、入社してから活躍できないと思う。等身大の自分で面接に臨みたい」「ありのままの自分を評価してくれる企業に入社したい」などの声が寄せられました。
(3)面接において、「本音で話すことを重視」と回答した学生が57.4%、「面接での評価を重視」は31.4%
面接で、「本音で話すこと」と「面接での評価」のどちらをより重視するかの質問において、「本音で話すことを重視している」「どちらかと言えば本音で話すことを重視している」と回答した学生が57.4%に上りました。一方、「面接での評価を重視している」「どちらかと言えば面接での評価を重視している」と回答した学生は31.4%でした。「面接官に評価されることを意識するよりも、本音で話したほうが結果的に評価されると思う」「本音で話したうえで評価してもらえたほうが、入社後活躍できると思う」「面接での評価を重視した受け答えで採用してもらっても、入社後に上手くいかなければ意味がない」といった声が寄せられています。
(4)面接で本音を話すことができると「志望度が上がる」と回答した学生が8割に迫る
面接で本音を話すことができると「志望度が上がる」と回答した学生が46.5%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」30.5%を合わせると、8割に迫る学生が、面接で本音を話せると志望度が上がるとしています。「本音で話すことができれば、自身の考えや価値観が明確になり、企業との相性がよりリアルに図れると思う」「本音で話すと、企業との信頼関係が生まれると思う」「学生の話をしっかりと聞いてくれる企業や、学生の価値観を知ろうとしてくれる企業は、志望度が上がる」といった声が上がっています。
<調査概要>
・調査期間:2023年3月14日~2023年3月30日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:645件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
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