韮崎駅から甘利山へ。乗り合い制の「甘利山タクシー」実施中・一人片道2,000円にて、令和5年10月末までの指定日に運行
市が誇る山岳観光資源を活用した「山」と「まち」をつなぐ取り組みを通じ、地域活性の一助となるよう継続的な実施を目指し、本年度は10月29日までの予約を受付しています。
「甘利山タクシー」は、手軽なハイキングで富士山や甲府盆地の展望を楽しめる「甘利山」(標高:1731m)への「乗り合い制タクシー」です。駅からの二次交通を整え利便性を向上させるとともに、まちなかの店舗や宿泊施設等への利用促進にもつなげたいと、市の地域おこし協力隊が企画しました。
6月のプレ運行を経て、7月22日~10月29日までの期間、週末・祝日を中心に実施。市内タクシー会社と連携し、通常片道6000円~7000円かかる区間(韮崎駅⇔甘利山駐車場間)を片道2000円にて、1名様からでも運行しています。(事前予約カード決済制)
運行は、指定日の行き2便、帰り2便の1日4便の定時にご利用いただけます。
■甘利山タクシーの運行日などの概要・予約はこちらのサイトより→https://sites.google.com/view/amariyama-taxi
▶運行期間 令和5年6月24日(木)~10月29日(日) の土・日および8/11(金・祝)・10/9(月・祝)
▶運行便数 1日4便(行き:9時と11時 帰り:14時半と16時半)
▶運行ルート
行き:韮崎駅→さわら池(下車のみ可)→甘利山駐車場
帰り:甘利山駐車場→さわら池(乗車のみ可)→韮崎大村美術館/白山温泉(下車のみ可)→韮崎駅
▶乗車定員 各便1名~4名
▶乗車料金 片道税込¥2000(事前予約カード決済制/予約は前日17時に締切)
▶甘利山/韮崎の山のリアルタイム情報
インスタグラム『韮崎やまナビ』 https://www.instagram.com/nirasaki.yamanavi/
ご乗車いただく車両には甘利山オリジナルデザインのラッピングシートを貼付し、まちと山とをつなぐイメージツールとしても市内を走行しています。さらに下山後も甘利山や韮崎市を身近に感じていただけるよう、ご乗車いただいた方には同デザインのオリジナルステッカーをプレゼントしています。(ステッカーデザインは韮崎市在住の切り絵作家:後藤郁子さん)
▶乗車特典
甘利山オリジナルステッカープレゼント&ステッカー提示にて韮崎大村美術館/白山温泉での割引特典あり。
■甘利山のご紹介
甘利山は韮崎市の南西部に位置する標高1731mの南アルプス前衛の山。最寄り登山口となる標高1650mの甘利山駐車場までは韮崎駅から車で45分程でアクセスできます。駐車場から徒歩10分で富士山や甲府盆地の大展望がのぞめ、さらに約20分程で山頂まで登頂することができ、年齢を問わず気軽にハイキングを楽しむことができます。
甘利山山頂から先にもトレッキングコースが整備され、奥甘利山(1843m)・御所山(1893m)・千頭星山(2139m)などへの往復登山も楽しむこともできます。(甘利山から先のコースは登山装備が必要です。)
甘利山の山頂一帯は半自然草原となっており、6月には山頂付近に群生するレンゲツツジの満開シーズンを迎え、多くの観光客でにぎわいます。ですが、ツツジの季節以外にも甘利山の魅力は尽きません。夏には行くたびごとに異なるカラフルな花々が足元を彩り、日によっては麓から10℃ほども気温が下がるため、猛暑とは無縁の清涼感ある避暑地としてもたいへんおすすめです。
秋にはカラマツや草原地帯の紅葉が素晴らしく、澄んだ空気の先には富士山以外にも八ヶ岳や鳳凰三山の稜線を望むことができ、季節を通じた自然の変化は、何度訪れても私たちを飽きさせません。
また駐車場に隣接する「甘利山グリーンロッジ」に宿泊すれば、日の出や雲海に浮かぶ富士、南アルプスに沈む夕日に出逢えるチャンスも高まります。こちらのロッジには、今年から併設キャンプサイトも本格オープンし新たなファンも増えつつあります。
そんな甘利山へ、待望の駅からの二次交通がつながったことで、より多くの方に韮崎の自然を体験していただけるようになりました。山道の運転がネックだった方にも、タクシーを利用することで安心してアクセスすることができます。
現在、韮崎駅周辺にはカフェやレストランなどの新規店舗も増えつつあり、電車の待ち時間にはのんびり街歩きしながら楽しめるスポットも点在しています。ハイキング・登山前後には、ぜひまちなかのお店巡りもお楽しみください。
韮崎市産業観光課
メールアドレス:nirasaki.kankou01@gmail.com
地域おこし協力隊が発信する韮崎の山情報SNS