2023年女子ワールドカップのファンが11%増加。デジタル需要が急増
FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランドが盛り上がりを見せる中、WSC Sportsが行った調査により、日本国内における女子ワールドカップのファンは、フランス大会が開催された2019年と比較し、11%増加したことが明らかになりました。
本調査は、最先端のAIを活用したスポーツ動画コンテンツの世界的リーダーであり、Jリーグをパートナーに持つWSC Sportsが委託し、FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランドに出場する5大陸7カ国にまたがる14,000人以上を対象に実施。サッカーへの関心とスポーツコンテンツ消費の進化する状況についての最新の洞察を示しています。
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Z世代の約1/3がモバイル機器でスポーツ観戦
WSC Sportsの調査によると、日本の視聴者の61%の人がテレビ中継でスポーツを観戦すると回答し、スポーツ観戦方法としてトップとなりましたが、Z世代については33%の人がスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器と回答し、2位にランクインしました。尚、全体で見ると14%の人がモバイル機器で観戦すると回答しています。
またプラットフォーム別で見ると、全体では50%の人がテレビ放送でスポーツを観戦すると回答しましたが、Z世代についてはYouTubeが41%ととなり、テレビ(34%)を凌駕する結果となりました。全体で見ても25%の人がYouTubeでスポーツ観戦をすると回答しています。
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44%の人が女子ワールドカップをハイライトで観戦
全体の44%の人が女子ワールドカップをハイライトで観戦すると回答し、これは試合を生放送で観戦する人(56%)に次ぐ割合となっています。一方、ワールドカップ期間中に最も視聴されるコンテンツは、選手へのインタビュー(15%)、特集やドキュメンタリー(14%)になると予測されています。
調査の結果を受けて、WSC SportsのCEOダニエル・シックマンは「今回行った私たちの調査で、女子スポーツへの関心と認識が高まっていることが明確に示されました。また、女子ワールドカップの視聴者を増やす上で、デジタルプラットフォームとショートコンテンツが果たす役割も明らかになりました。」と述べています。
最新AI技術を活用し、WSC Sportsは女子ナショナル・バスケットボール協会や女子プロゴルフ協会を含む、世界で300以上のスポーツリーグや放送局のハイライト動画作成、配信を自動化しています。
<WSC Sports CEOダニエル・シックマン コメント>
WSC Sportsでは、クライアントからのビデオ需要が66%増加しています。当社のAIプラットフォームは、2023年上半期に350万本の動画を制作しました。より多くのデジタルコンテンツが、より多くのエンゲージメントとファンを獲得することに繋がることを、スポーツ権利所有者は理解し始めているのです。これは女子スポーツにも当てはまることで、私たちのクライアントのYouTubeコンテンツのエンゲージメント率が前年比35%上昇していることからも明らかです。
この数字は、今回の調査が女子スポーツについて物語っていることを反映しています。女子スポーツの熱狂的なファンは益々増加し、スポンサーや投資家にとって益々魅力的なものとなっています。
その貢献は、世界的な女子リーグ、イベント、大会の成長を加速させる上で、大きな違いを生み出すことができるでしょう。
【調査概要】
・調査期間:2023年6月22日~7月7日
・調査対象:オーストラリア、ブラジル、イギリス、ドイツ、フランス、日本、アメリカの16歳以上
・回答人数:14,020人
・調査方法:アンケート調査
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WSC Sportsについて
WSC Sportsは、NBA、ESPN、YouTube TV、NHL、Bleacher Report、Pac-12など、世界で350以上のスポーツリーグや放送局のハイライト動画作成、配信を自動化しています。
高度なAI技術を活用したWSC Sports独自のクラウドプラットフォームは、スポーツの生放送を分析、試合中の全ての瞬間を特定し、最適化されたショート動画をリアルタイムに作成・作成・配信します。これにより、スポーツメディアの権利保有者はコンテンツを最大限に活用することができ、新たな収益源を生み出すだけではなく、あらゆるタイプのファンに対して、あらゆるプラットフォームでパーソナライズされたファン体験を提供することが可能となります。
詳しくはhttps://wsc-sports.com/wsc-sports-jpn/をご覧ください。