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福島の高校生が“宇宙”へ挑戦!大きな虹が祝福「福島ロケットチャレンジ2025」開催レポート

2025.11.15
福島の高校生が“宇宙”へ挑戦!大きな虹が祝福「福島ロケットチャレンジ2025」開催レポート

優勝は福島工業高・定時制「TEIJI魂」、2026年2月に福島県南相馬市で開催される全国大会「宇宙甲子園」への出場権を獲得

2025年11月1日(土)、3回目の開催となる「福島ロケットチャレンジ2025」が福島市・ふくしまスカイパークにて開催されました。未明の強風と雨にもかかわらず、会場上空には大きな虹がかかり、出場した高校生たちの挑戦を祝福しました。

 

本大会は、県内の中高生を対象に、モデルロケットの製作・打ち上げを通して、科学技術への探求心とチームワークを育むことを目的とする教育プログラム。福島県内の6チーム・26名の高校生が、夏から準備を重ねたオリジナルのモデルロケットで、性能と完成度を競いました。

打上会場・ふくしまスカイパークにかかった大きな虹のアーチ

 

自然の中で挑むリアルな「科学競技」

出場チームが製作するのは、生のうずらの卵を搭載した、全長30cm以上・重量150g以下のオリジナルロケット。市販キットの改造ではなく、自分たちで設計・加工した構造が求められます。

 

卵が割れずに帰還できるか、どの高度まで飛ばせるか、どれだけ正確に滞空時間を制御できるか。 目標は高度250ft(約76m)、滞空時間16〜18秒。 この目標値との差をスコア化し、さらに、飛行データに加え、チームのプレゼンテーションでは「根拠ある設計」「観察に根差した分析」「自らの言葉で説明できるか」が総合的に評価されます。

 

未明から続いた強風により一部では飛行条件が厳しくなりましたが、全チームが朝から午後にかけて計2回の打ち上げを実施。緊張のなか、様々な工夫が施された色とりどりのロケットが秋空へ力強く飛翔しました。

打上前の重量測定

打上前のサイズ測定

打上準備

発射の瞬間

 

優勝は福島工業高等学校 定時制「TEIJI魂」

今年度の優勝は、福島工業高等学校定時制「TEIJI魂」。記録は高度242フィート・滞空時間17秒09と、見事な安定飛行を実現しました。

 

同チームの代表生徒は「軽量化とバランス設計に徹底的に取り組みました。4人だけのチームで頑張ってきたので本当にうれしい。全国大会でも挑戦を続けます」と語りました。

 

その他の結果は以下の通りです。

  • 優勝(A部門):福島県立 福島工業高等学校 定時制「TEIJI魂」(テイジダマシイ)

  • 審査員特別賞:福島県立 会津工業高等学校「チーム会工」(チームカイコウ)

  • Astro X 賞:福島県立 福島高等学校「PERSEUS」(ペルセウス)

 

見事優勝を果たしたチーム「TEIJI魂」は、2026年2月に福島県南相馬市で開催される全国大会「宇宙甲子園」への出場権を獲得しました。

A部門優勝 福島県立 福島工業高等学校 定時制「TEIJI魂」

審査員特別賞 福島県立 会津工業高等学校「チーム会工」

Astro X 賞:福島県立 福島高等学校「PERSEUS」

 

試行錯誤のその先に――仲間と挑んだ“宙(そら)”

各校の生徒たちは、夏の猛暑の中で試射を繰り返し、グラム単位で機体を調整。プレゼンテーションでは、観察データをもとにした設計理由や改良点を自らの言葉で語りました。

 

「自分たちで作ったロケットが空に上がっていく瞬間は感動です」
「仲間と試行錯誤しながら一つのものを作り上げる時間が楽しかった」

 

そんな声が会場のあちこちで聞かれました。

 

渥美審査員長が語る「挑戦の本質」

今大会で審査員長を務めたのは、三菱重工業株式会社で防衛・宇宙セグメント 宇宙事業部 事業部長、フェローアドバイザーを歴任してきた渥美 正博氏。H-IIからH3ロケットまで、日本の主力ロケット開発を牽引してきた日本を代表するエンジニアです。

 

大会後の特別講話では「ロケットの打ち上げは“挑戦の連続”。 失敗を恐れず挑戦してほしい」 と参加者にエールを送りました。

審査員長・渥美正博氏による特別講演

特別講演に聞き入る参加者たち

 

福島から“宇宙人材”を育む

「福島ロケットチャレンジ」は、宇宙・航空産業を担う人材を育てるための教育プロジェクト。実行委員会では、今後も県内の学校や企業と連携し、福島から未来の宇宙開発を支える若者たちを育てていく予定です。

 

【大会概要】

名 称  福島ロケットチャレンジ2025

日 時  2025年11月1日(土)8:15〜17:00

会 場  ふくしまスカイパーク(福島県福島市大笹生苧畑169)

主 催  福島ロケットチャレンジ2025実行委員会

審査員長 渥美 正博 氏(元・三菱重工 宇宙事業部 フェローアドバイザー)

審査員  八島 京平 氏(株式会社うちゅう 取締役)

 

【実行委員会構成(敬称略)】

実行委員長 和田 豊(Astro X 株式会社 CTO/千葉工業大学宇宙輸送工学研究室 教授)
出村 裕英(会津大学 教授/宇宙情報科学研究センター長)
福島県 商工労働部 産業人材育成課
福島県立テクノアカデミー郡山
福島県立テクノアカデミー浜
福島市 商工観光部 産業雇用政策課

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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