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【三重・御浜町】米粉メタバース、1ヶ月で町の人口同等の8,000人来場!田植え~パン作りをVR体験『バーチャル尾呂志』。農水省採択のデジタル食育モデルとして注目

2025.12.13
【三重・御浜町】米粉メタバース、1ヶ月で町の人口同等の8,000人来場!田植え~パン作りをVR体験『バーチャル尾呂志』。農水省採択のデジタル食育モデルとして注目

メタバースプラットフォームVRChatで米の生産・加工プロセスを一貫体験。短期間での大規模集客により、米粉に対する潜在的関心の高さと、デジタル技術を活用した次世代の地域PRモデルの有効性を示しました。

地域の活性化に取り組む一般社団法人ここテラス(三重県南牟婁郡御浜町、代表理事:前田 裕輔)は、農林水産省「令和6年度 米・米粉消費拡大対策事業」の一環として制作した体験型メタバース『バーチャル尾呂志(おろし)』において、公開から約1ヶ月で、御浜町の人口(約7,700人)と同規模となる延べ8,000人(※1)の来場者を記録したことを発表いたします。

 

本コンテンツは、VRChat上で米作りの基礎から米粉への加工プロセスまでを体験できる全国初※の取り組みです。過疎化が進む地方自治体の人口に匹敵する数を短期間でデジタル空間に集客したことは、米粉への関心の高さと、メタバース活用による地域PRの可能性を示すものです。

 

■ 活況の背景と要因

 1. 潜在的な「米粉」への関心層を開拓
健康志向やグルテンフリー需要で「米粉」への関心が高まる中、「使い方が分からない」という課題に対し、ゲーム感覚で製造工程を学べる“体験のしやすさ”が、若年層や都市部ユーザーの支持を集めました。
2. デジタルツインによる観光資源の発信
御浜町尾呂志地区の絶景「風伝おろし」などを精巧に再現したことで、観光目的のワールド訪問者が増加。結果として米粉の学習に繋がる動線が機能しました。


■ 『バーチャル尾呂志』の概要と特徴

本ワールドは、時間や場所を問わず誰でも直感的に米粉の魅力を学べるデジタル教材です。

1.実在の棚田で「田植え」体験
米農家の協力の元、コントローラー操作で田植え機に乗り、実際の稲作を擬似体験。また、実際の田んぼの水の音や田植え機の音を収録し、VRゴーグルで体験すると視覚と聴覚で田んぼを体験できます。

2.加工プロセスの可視化
収穫した米を製粉し、パンに加工するまでの工程をバーチャル化。「米が粉になる」過程を視覚的に学習できます。ワールド内では実際に材料を混ぜて焼くと米粉パンが出来るゲームを搭載しています

3.地域資源の再現

山から霧が流れ落ちる自然現象「風伝おろし」を再現し、御浜町尾呂志地区の地域の魅力を発信しています。

田んぼの様子

 

田植え機

 

米粉パンづくり

 

風伝おろし

 


■ 今後の展開:デジタルからリアルへの送客

このデジタル上の反響を地域経済へ還元するため、今後は以下の施策を強化します。
・リアル体験会
三重県御浜町内の商業施設「ピネ」等にて、VR体験と実際の米粉パン試食を組み合わせたイベントを開催。

・教育連携
高い集客実証を得た本コンテンツを、学校現場での食育授業や都市部での移住PRに活用。

 

■ コンテンツ基本情報

名称:バーチャル尾呂志(Virtual Oroshi)

プラットフォーム:VRChat(PC/MetaQuest/iOS/android対応)

利用料:無料

企画:一般社団法人ここテラス

制作:合同会社未来創世塾(技術協力)

プロデュース:ミツエモン ワールド制作:dairavu、癒色えも 稲作監修:ゆったん

ギミック:Purabe Works、イカめし、akari_chang工房

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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