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今治の新名所「せとうちみなとマルシェ」が令和7年度「地域づくり表彰」で最高位・国土交通大臣賞を受賞【愛媛県今治市】

2025.12.27
今治の新名所「せとうちみなとマルシェ」が令和7年度「地域づくり表彰」で最高位・国土交通大臣賞を受賞【愛媛県今治市】

~ 年間来場者24万人・経済波及効果13.5億円。港からまちのにぎわいを生み出す“海辺のマルシェ”に新たな勲章~

愛媛県今治市の今治港で定期開催されている「せとうちみなとマルシェ」(運営:せとうちみなとマルシェ実行委員会、会長:越智逸宏)が、創意工夫に富んだ地域づくりの活動を表彰する令和7年度「地域づくり表彰」において、「国土交通大臣賞」を受賞しました。

1984年(昭和59年)に始まり42回目を迎えたこの表彰は、全国から32の事例が推薦され、その中から今治市を含む3事例が総合的に最も優れた取り組みとして「国土交通大臣賞」に選ばれました。2025年11月でスタートから3周年を迎えた「せとうちみなとマルシェ」は、最新の調査で年間約24.4万人を集客し、経済波及効果は約13億5,400万円と試算されており、港からまちの新たなにぎわいを生み出している点が高く評価されました。

 

「交通の港」から「交流の港」へ。しまなみ海道開通の影でにぎわいが失われた今治港再生への挑戦!

 瀬戸内海としまなみ海道を望む今治港は、長年にわたり本州・四国航路の「海の玄関口」として、地域の交通や物流を支えてきました。しかし、1999年の西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の開通により、人や物の流れは次第に陸上へ移行し、港の利用者は減少。隣接する商店街の集客も落ち込み、中心市街地全体の活力低下につながるなど、今治市にとって大きな課題となっていました。

 こうした状況に危機感を抱いた地元事業者や観光協会、行政が連携し、港を「交通の港」から「交流の港」へと再定義する取り組みとして、2022年11月に誕生したのが「せとうちみなとマルシェ」です。「瀬戸内の”うまい”に出会える海辺のマルシェ」をコンセプトに、焼豚玉子飯や鉄板焼鳥などのご当地グルメや地物魚の競り市、スイーツやクラフト雑貨など、多種多様な店舗が数多く出店。美しいしまなみの景色をバックに、カラフルなテントが立ち並ぶロケーションも大きな魅力の一つです。

 スタートから3年が経過した現在、瀬戸内の食と文化が集う今治の新名所として定着したマルシェですが、立ち上げ時には多くの苦労がありました。出店者への交渉に始まり、風の強い海辺での安全なテントの設置方法の検討や、運営スタッフとなる市民ボランティアの確保など、地域の企業・団体で構成する実行委員会のメンバーが協力して一つ一つハードルを越えてきたことで、市民に共感の輪が広がり、今治港に新しいにぎわいの風景が育まれてきました。

○せとうちみなとマルシェホームページ

 

月2回の開催で登録店舗は700超、毎回1万人超の来場で年間13.5億円の経済効果。多彩な連動企画で”新しい何かと出会える場所”

夏場は夜開催の「バルシェ」に

 

 せとうちみなとマルシェは、月2回の開催ながら登録店舗数は700を超え、毎回100前後の多彩な店舗が出店します。 ご当地グルメや瀬戸内の鮮魚、旬のフルーツに焼き菓子、クラフト雑貨や子ども向けのワークショップまで、今治らしさと瀬戸内の「うまい」が一堂に集まり、毎回、来場者数1万人を超えるにぎわいとなっています。

 通常は日曜日の9時から14時までの開催ですが、夏場は土曜日の16時から21時までの夜間に時間を変更して開催。夜の時間帯はお酒を扱う出店者も多く、「バー(Bar)」と「マルシェ」を掛け合わせて「バルシェ」と名付けられ、大人の雰囲気が漂う空間に様変わりします。港に隣接する商店街の「土曜夜市」とも同時開催となり、海辺から商店街まで中心市街地一帯が多くの人でにぎわいます。

 お楽しみは店舗だけでなく、会場内のステージでは毎回趣向を凝らしたイベントを実施。3周年記念開催となった2025年11月23日には、3,000個の餅とタオルを大盤振る舞いした「餅まき大会」を開催し、大いに盛り上がりました。

 さらに、来島海峡の急潮流を間近で体感できるミニクルーズの運航など、地域資源と連携した企画もあり、市外から訪れた方々には、しまなみならではの旅情も楽しんでいただけます。

3,000個の餅とタオルが舞った餅まき大会

高校生主催の交流イベント「いまここ青春祭2025」

 

 加えて、マルシェとのコラボイベントも続々と生まれています。弘前市のねぷた巡行やサンリオスペシャルパレードなど、地域外から特別ゲストを招いた企画もあれば、地元の高校生が主体となってつくりあげた交流イベント「いまここ青春祭」など、地域と密着したイベントもマルシェと連動して開催され、”新しい何かと出会える場所”として、今治市民の日常にマルシェは定着しています。

 最新の経済効果調査では、2024年11月~2025年10月の来場者数は約24.4万人、来場者の消費支出や出店者の売上、主催者事業費などによる経済波及効果は約13億5,400万円と試算され、前年から約1億3,200万円増と着実な伸びを示しています。

表彰式の様子

 

新たな勲章を弾みに、港とまちが一体となった地域づくりへさらに加速

 今回、せとうちみなとマルシェが受賞した「国土交通大臣賞」は、全国から推薦された32事例の中でも、総合的に最も優れた3事例に授与される賞です。

 評価のポイントは、①しまなみ海道の開通によりにぎわいが失われつつあった港を、瀬戸内ブランドとの出会いの場として再定義したこと、②多種多様な店舗の出店を可能にし、毎回新鮮な出会いを生むことでリピーターを増やしている運営方法、③市民ボランティアや学生、商工団体など多様な主体が運営に参画する官民連携の体制――などが挙げられ、実行委員会が頭を悩ませながら創意工夫を凝らしてつくり上げてきた「せとうちみなとマルシェ」オリジナルの取り組みが評価されました。 集客力の向上により商店街への回遊性も高まり、港からまち全体へにぎわいを波及させる「牽引車」としても期待されています。

 2025年12月22日に東京・霞が関で行われた表彰式では、国土交通大臣政務官から表彰状が授与され、北海道網走市の「MOTレール倶楽部」、長野県塩尻市の「塩尻Lab」と並び、今治発の先進的な地域づくりのモデルとして紹介されました。

 今後も、せとうちみなとマルシェ実行委員会と今治市は、この受賞を励みに、港と中心市街地をつなぐ地域活性化のエンジンとして「せとうちみなとマルシェ」を育てていけるよう、持続可能な賑わいの創出を目指した取り組みを一層加速してまいります。

 

○せとうちみなとマルシェ実行委員会 原 竜也 運営委員長 コメント

 今回の受賞は2022年からスタートし、3年続けてまいりました「せとうちみなとマルシェ」にとって、大いに励みになる受賞です。ご来場くださった皆様をはじめ、出店者、運営ボランティア、実行委員会スタッフなど関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。

 中心市街地の新しいまちづくりがこれから始まるろうとする今治市において、港が「交通の港」から「交流の港」へと生まれ変わり、そのにぎわいが月2回のマルシェ開催時だけではなく、日常のにぎわいになるべく、これからもさらなる高みを目指して邁進してまいります。

○国土交通省ホームページ「地域づくり表彰」

○表彰事例の概要

 

【関連サイト】

○今治市役所ホームページ

○今治市役所観光課ホームページ

○今治市広報戦略プロジェクト(旧・戦略的情報発信プロジェクト)

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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