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高校生が“ストレスとの向き合い方”を学ぶワークショップ ― 一般社団法人Fora、静岡大学 小林朋子教授の監修・助言のもと開発

2026.03.23
高校生が“ストレスとの向き合い方”を学ぶワークショップ ― 一般社団法人Fora、静岡大学 小林朋子教授の監修・助言のもと開発

一般社団法人Fora、静岡大学 子どもレジリエンス研究所 所長 小林朋子教授の監修・助言を受け、アクセンチュア株式会社ご支援のもと「ストレスマネジメントワークショップ」を開発

一般社団法人Foraは、静岡大学教育学部 小林朋子教授の監修・助言を得て、高校生がストレスへの理解と前向きな対処法を学ぶ「ストレスマネジメントワークショップ」を開発しました。

本プログラムの開発にあたっては、総合コンサルティング企業のアクセンチュア株式会社より、社会貢献活動の一環として支援を受けました。アクセンチュアは、コンサルティングで用いる課題分解のアプローチやスキル定義の知見を活かし、高校生が実践的に学べるプログラム設計を支援しました。

開発後に、本プログラムは、船橋市の高校生キャリア支援事業の一環としても実施され、心理学的な理論に基づく実践的な内容により、参加者から好評を得ました。

 

【背景】

現代の高校生は、進路・学業・人間関係など多様なストレス要因に直面しています。こうした中で、自らの感情を理解し、前向きに対処する力を育む教育の重要性が高まっています。
一般社団法人Foraは、これまでキャリア教育や探究学習を通じて「自分で考え、行動する力」を育むプログラムを全国で展開してきました。その実践を踏まえ、心理学の専門家である静岡大学 小林朋子教授の監修・助言を得て、ストレスマネジメントの視点を取り入れた新たなワークショップを開発しました。

 

【ワークショップ概要】

・対象: 高校生

・実施形式: 対面・グループワーク中心

・主な内容:

ストレス反応の理解

自分のストレスサインを見つける

コーピング(対処行動)の種類と実践

リフレーミング(捉え方の転換)の練習
・特徴:
専門家の助言をもとに心理学的理論をわかりやすく反映。
高校生が自分の心の動きを振り返り、仲間との対話を通じてストレスとの付き合い方を考える設計です。

 

【監修・助言体制】

・監修・助言: 静岡大学 教育学部 小林朋子 教授
 (専門分野:学校心理学、学校臨床心理学)
「コロナ禍を経て子どもたちの抑うつが問題となっており、子どもたちのストレス対処は社会的要請の高いテーマになっています。子どもたちが今回の授業のような学びを経てスキルを身につけていくことは、見通しのきかない時代において子どもたちが主体的に生きていけるよう支える重要な取り組みであると考えています」

 

・開発・実施: 一般社団法人Fora

・開発への協力:アクセンチュア株式会社

 アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 ストラテジーグループ マネジング・ディレクター 藤井 篤之

「アクセンチュアは、実際のプロジェクト現場の経験や各種トレーニングプログラム構築の知見を活かし、単なる知識提供ではなく、本プログラムの体験を通じて実践につながる設計を支援しました。ワークショップでは、ストレスへの理解を深めるだけでなく、他者への共感や自己表現など、自身のキャリア形成につながるスキルの獲得を目指しています。高校生が前向きに課題へ取り組み、未来に向けてレジリエンスを高めるための一歩となることを期待しています」

 

・ファシリテーター: Fora 協働事業部 糸井 眸
 「ストレスには標準化された物差しがないからこそ、ワークショップという共通の場の中で、自分なりのとらえ方や気づきを見つけてもらえる時間にしたいと考えました。シェアの時間では「言いたくないことは言わなくていい」「人それぞれの正解があって、間違いはない」ということを強調して伝えることで、参加者の個性がにじむユニークな回答がたくさん生まれました。このワークショップの体験が、その場かぎりの学びで終わるのではなく、今後の人生のさまざまな場面で活用され、一人ひとりのスキルとして着実に育っていくことに繋がれば嬉しいです」

 

・実施協力: 船橋市 高校生キャリア支援事業

 

【参加者の声】

・普段やらないようなことも意見にあったので新しい視点が自分の中に入った

・自分にとってのストレスは意外と書いてみないと分からなかったし、自分が何をしたらストレスが減るのか、課題を解決するためのものなのか、不安を減らすためのものなのかを知ることができた

・コーピングとリフレーミングの大切さに気づきました

・ストレスの向き合い方が知れて良かった

・生きる上で必要なものだと思った

・人それぞれコーピング方法やリフレーミングの捉え方があり、自分もそれについて考えたい

 

【今後の展望】

今後は、他地域・他校での実施を予定するとともに、静岡大学との連携を継続し、教育現場におけるストレスマネジメント教育の効果検証や知見の蓄積を目指します。
将来的には、探究学習・キャリア教育の一環として、ストレスとの向き合い方を学ぶ機会を全国に広げていく構想です。

 

【コメント欄】

静岡大学 教育学部 教授 小林朋子
「文部科学省の生徒指導提要(改訂版)では、「発達支持的生徒指導」「課題予防的生徒指導」がすべての児童生徒を対象に行われる教育活動として位置づけられています。その中で、「Social and Emotional Learning(SEL)」がその手立てとして紹介されています。今回のプログラムはSELの一つであり、SELで示されているコンピテンシーの一つ「セルフマネジメント」の育成を目指すプログラムであると言えます。VUCA時代において、学校だけでなく地域でもこうしたプログラムが提供されることは非常に大きな意義があると考えられます」

 

アクセンチュア株式会社
アクセンチュア ビジネス コンサルティング本部 ストラテジーグループ マネジング・ディレクター 藤井 篤之
「アクセンチュアは、持続可能な社会の実現に向け、直接的な課題解決だけでなく、長期的に課題を解決できる人材の育成を重視しています。日本では「Skills to Succeed」と「Sustainability」を軸に、持続可能な社会・経済の発展に資する取り組みを幅広く提供しています。今回は、その中でも「グローバル人材育成」に位置づけられます。変化が激しくグローバル化した社会環境で活躍するためには、知識だけでなく、困難に立ち向かうレジリエンススキルが不可欠です。自ら課題に向き合い、仲間と協力して乗り越える力を育むため、実際のプロジェクト現場の経験や各種トレーニングプログラム構築の知見を活かし、Foraと協力して高校生が実践的に学べる機会を設計しました。社員の専門性を社会に還元し、次世代が未来を切り拓く基盤づくりを支援し続けます」

 

一般社団法人Fora 代表理事 藤村 琢己
「弊団体の探究支援やキャリア支援が進学校に限らず、中堅校・進路多様校、学習支援へと広がるなかで、特に困難な環境にある生徒にとって“レジリエンス”の重要性を感じていました。一方で、この領域は専門性が不可欠であり、現場の実感だけを頼りに独自に形にしてしまう危うさも感じていました。今回、アクセンチュア株式会社が本趣旨に深く共感し、開発段階から協力してくださったこと、静岡大学 小林教授に専門的な監修・助言をいただけたこと、さらには現場の方々へのヒアリングや実証へのご協力にも支えられ、本プログラムの開発を行うことができました。皆さまに心より感謝申し上げるとともに、生徒たちのキャリアや日々の生活の支えとなれば幸いです」

 

【団体概要】

一般社団法人Fora
所在地:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-13-1 DKノア4F
代表者:代表理事 藤村 琢己
事業内容:キャリア教育・探究学習・教育プログラム開発
公式サイト:https://fora.or.jp/

 

静岡大学 教育学部 小林朋子 研究室
専門分野:学校心理学、学校臨床心理学

研究領域:レジリエンス、Social and Emotional Learning(SEL)、心のケア
研究室HP:https://tomokoba-lab.com/

静岡大学子どもレジリエンス研究所:https://mt-100.com/resilience/

 

アクセンチュアの社会貢献活動について

アクセンチュアは、より持続可能で責任ある世界経済の実現に向け、クライアントやパートナー、地域コミュニティと協力しながら社会的課題の解決に取り組んでいます。なかでも事業活動を通じて培った「人材のスキル発揮を高めるノウハウ」を活かし、高い実行力を持ったNPO団体等と協力しながら、各国・地域固有の実情に応じて、特にこれまで十分な機会を得られてこなかった人々の経済的自立を、就業・起業支援を中心に支援しています。活動にあたっては社員の直接参加を重視しており、取り組みの企画から実行まで、多様な専門知識をもった多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、標準化、IT活用、定量的管理、継続的改善といったさまざまなビジネスの手法を社会課題解決の領域に持ち込み、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。アクセンチュアの社会貢献活動についてはwww.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenshipをご覧ください。

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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