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高校生の恋愛・人間関係の相談、相手はChatGPTなどのAIが1位に

2026.06.21
高校生の恋愛・人間関係の相談、相手はChatGPTなどのAIが1位に

進路・人生相談は保護者・先生が上位 高校生104人調査でわかったAIと人の使い分け

株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾選』は、「AI利用実態調査」について調査しましたので概要をお知らせいたします。

 

高校生にとって生成AIは日常のなかで気軽に使える身近な存在となってきています。塾選ジャーナルでは、高校生104人を対象にChatGPTなどの生成AIの活用状況や相談行動に関する意識調査を実施しました。 

その結果、恋愛・人間関係の悩みでは「生成AI」が最も相談しやすい相手として選ばれました。一方、進路や志望校の相談では「保護者・家族」や「学校の先生」が上位に入りました。高校生は、相談内容によってAIと人を使い分けている様子がうかがえます。 

本記事では、高校生の生成AIの使い方や、場面ごとの相談相手の違い、学習での活用、依存への意識まで、調査データと自由回答から読み解きます。

 

詳細はこちらをご覧ください。

 

高校生の96.2%が生成AIを使用、週に数回以上使う人も約半数

※単一回答

 

ChatGPTなどの「生成AI」を使ったことがあるかを聞いたところ、「週に数回以上使っている」と回答した人は49.0%、「月に数回程度使っている」人は32.7%、「数回試したことがある」人は14.4%で、1度でも使ったことがある高校生が96.2%にのぼることがわかりました。「知っているが使ったことはない」と回答した人は3.8%にとどまり、「知らない」と答えた人は0%でした。

この結果から、高校生の間では生成AIが認知されているだけでなく、日常的に利用している層が多いことがわかりました。

以降の設問は、生成AIを利用した経験のある高校生にのみ調査しました。

 

AIの使用目的は「検索・調べもの」が最多、2人に1人が「悩み相談や話し相手」に

※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。

 

生成AIの使用目的で最も多かったのは、「勉強以外の検索・調べもの」で56.0%でした。次いで、「悩み相談や話し相手」が50.0%となっています。

「学校の宿題や課題を終わらせるため」「学校の定期テストの勉強・対策のため」はいずれも31.0%でした。高校生にとって生成AIは、勉強を効率化するだけでなく、気軽に話せる相手としても使われているようです。

自由回答でも、AIが話し相手や気持ちの整理に役立ったという声が多く見られました。

  • 雑談する相手になってもらえた(山口県・高3男子) 

  • 悩んでるときに相談に乗ってくれて気持ちが軽くなった(東京都・高1女子)

  • 相談をすることで、その時かけてもらいたかった言葉や、アドバイスを貰うことで、メンタルを安定させることができた(栃木県・高1女子)

 

相談相手は内容ごとに使い分けー「恋愛・人間関係」はAI、「進路」は人

高校生は、どのような悩みをAIに相談しているのでしょうか。

恋愛・人間関係の悩みは、生成AIが相談相手の1位に

※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。

 

「恋愛・人間関係の悩み」を誰に相談するか質問をしたところ、誰かに相談する学生が「相談相手」としてもっとも多く選んだ回答は「生成AI」で44.2%でした。次いで「友人・先輩」が26.0%、「検索エンジン」が14.3%となっています。

恋愛や人間関係など、特にプライベートな悩みの相談相手にAIがもっとも選ばれる背景には、AIならではの「心理的安全性」があると考えられます。人間相手の相談では「否定されるかもしれない」「噂になるかもしれない」といった不安がつきまといます。しかし、感情や偏見を持たないAIであればその心配はありません。思春期特有の複雑な感情や、まだ言葉としてまとまっていないモヤモヤを、24時間いつでも気兼ねなく吐き出せる「安全な相手」として、高校生はAIに安心感を抱いていると言えそうです。

 

高校生の「進路」の相談先は、保護者や先生が上位

※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。

 

一方で、「進路や志望校」の相談相手を聞いたところ、誰にも相談しないと回答した学生を除く84名のうち、34.5%が「保護者・家族」を相談相手に選びました。次いで多かったのは「学校の先生」で、31.0%でした。この項目で「生成AI」を相談相手に選んだ割合は13.1%にとどまっています。

将来の選択や人生に関わる現実的な相談では、経験のある大人や自分をよく知る人に相談したいと考える高校生が多いようです。これからの大人には、ただ知識や正解を教えるのではなく、「実際の経験に基づくアドバイス」や「自分の性格を深く理解してくれている安心感」など、「伴走者」としての役割が期待されているのかもしれません。

 

悩みの種類で相談相手を使い分け

これらの結果から、高校生は悩みの種類によって相談相手を選び分けていることがわかりました。恋愛・人間関係といった、内面に関わる悩みにはAIを選び、進路に関わる現実的な相談では、保護者や先生といった経験のある大人が頼りにされています。

AIと人、それぞれの強みを理解したうえで相談先を選ぶ姿は、デジタルネイティブ世代ならではの使い分けと言えそうです。

 

「答えの丸写し」は少数派? 学習面では詳しい解説を求める傾向

※本アンケートは複数回答形式のため、合計が100%を超える場合があります。

 

学校の勉強・宿題での具体的な使い方では、「わからない問題の解き方や解説を聞く」が56.0%で最多でした。次いで、「授業の調べものなど検索ツールの代わりに使う」が41.0%、「長い文章の要約や外国語の翻訳をさせる」が33.0%です。

「自分で考えず、宿題の答えだけをすぐに出してもらう」と回答した人も21.0%いましたが、全体としては「答えを得るため」よりも「学びの補助(解説)」として使う高校生が多いことがわかります。

自由回答では、解説をより詳しく聞ける点にメリットを感じる声が多く見られました。

  •  数学の問題を解いている際に、解答に書いてある説明すら理解できなかった時に「解説の解説」をAIにして貰った。(東京都・高1女子)

  • テスト前解き方が分からなくなったが聞ける人が周りにおらずAIに教えて貰ってテストで解くことができた(佐賀県・高2女子)

 

生成AIで学力が向上したと感じる高校生は58.0%

※単一回答

 

生成AIの活用で学力が向上したと思うかをたずねたところ、 「向上したと思う」が17.0%、「やや向上したと思う」が41.0%でした。合計すると、58.0%が学力向上を実感しています。

一方で、「あまり変わらない」は34.0%、「やや低下」「低下」の合計は8.0%という結果から、 生成AIを使えば必ず学力が上がるわけではなく、使い方によって差が出ると考えられます。

自由回答では、問題作成や学習計画にAIを使い、能動的な学習につなげている工夫も見られました。

  • 生成AIに問題を作ってもらい、実際にテストを受けた所点数が前より上がった。(山形県・高1男子)

  • 何からやればいいかわかんなかった時に毎日スケジュールを立ててもらってた。(愛知県・高1女子)

自由回答を見ると、向上を実感した高校生は、AIに問題作成やスケジュール管理といった「学習の準備」を任せ、自分は問題を解くなどの「実践」に集中する使い方をしています。

答えをそのまま受け取るのではなく、AIを練習の道具として使う姿勢が、成果の差につながっていると考えられます。

 

便利さゆえの落とし穴。AIへの依存感や失敗談も

AIへの依存を感じる高校生は57.0%

※単一回答

 

AIへの依存感について聞いたところ、「とても感じる」が12.0%、「やや感じる」が45.0%で、合計57.0%が依存を感じると回答しています。便利さを実感しているからこそ、頼りすぎへの不安も生じているようです。

自由回答でも、AIに頼りすぎたことへの反省や、自分の力にならなかったという声が寄せられました。

  • AIに頼りすぎているなと感じる。(埼玉県・高3女子)

  • 英語を翻訳していたので自分自身の力にならないまま、解き進めてしまっていた。先生からは注意されていないが自分自身の心の中でやってはいけないことをしてしまったと感じた。(兵庫県・高3女子)

 

生成AIでの失敗経験は14.0%、回答の丸写しで注意も

※単一回答

 

AIを使用して注意された・失敗した経験があるかを聞いたところ、「ある」と回答した高校生は14.0%でした。生成AIを使うこと自体よりも、出てきた内容を理解しないまま提出したり、禁止されている場面で使ったりしたことが失敗につながったケースが多いようです。

  • 課題でAIの回答をそのままコピペしてバレて怒られた(大分県・高1男子)

  • AIから得たアイディアをそのまま使用し、その根拠などを十分に理解していなかったから。 後で話を聞かれた時に上手く答えられず、AIに頼るのはいいが、その考えや知識を自分のものにすることが学習だから、使用するならそこまでセットだと教わった。(千葉県・高3女子)

  • 宿題や学校の作文でChatGPTに頼ってしまって自分の意見を全くかかなかったから、怒られてしまった。自分の意見をもっといっぱい入れて、使ってもいいけど内容を参考にするだけにして、内容をそのままかかないで少しでも変えるのがいいと思う(兵庫県・高1女子)

 

こうした依存への不安や失敗体験は、一見ネガティブに見えますが、AIと共存していく上で重要な学習プロセスです。AIの回答をそのまま鵜呑みにするのではなく、「どこまでが自分の考えで、どこからがAIの情報か」を区別し、自らの知識としてどう定着させるかを学ぶためには、こうした試行錯誤が欠かせません。

高校生のあいだに失敗と反省を繰り返し、AIとの適切な距離感を身につけておくことは、これからのAI社会を生き抜くための大きな強みになるはずです。

 

【まとめ】悩みによる相談相手の使い分けと、生成AI利用の課題 

今回の調査では、高校生にとって生成AIが学習ツールにとどまらず、悩み相談や話し相手としても広く使われていることがわかりました。

ただし、すべての相談をAIに任せているわけではありません。恋愛・人間関係の悩みではAIが相談相手の1位に選ばれた一方、進路・志望校の相談では保護者や先生が上位に入るなど、悩みの内容による明確な使い分けが見られました。AIと人それぞれの強みを理解した、デジタルネイティブ世代ならではの行動と言えそうです。

生成AIは、高校生にとってすでに身近な相談先のひとつです。一方で、AIへの依存を感じる高校生も過半数にのぼりました。教育現場や家庭においては、AIを一律に禁止するのではなく、「どのような場面でAIが役立ち、どのような場面では人に相談すべきか」「出力された情報をどう自分の学習に落とし込むか」を一緒に考えていくことが大切になりそうです。

 

詳細はこちらをご覧ください。

アンケート調査概要

調査対象:全国の高校生(有効回答数104名)

調査時期:2026年3月30日~2026年3月31日 

調査方法:インターネットを使用した任意回答

調査レポート名:「高校生の生成AI活用に関する意識調査 」

※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:「高校生の生成AI活用に関する意識調査」と明記し、『塾選ジャーナル』(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/57170/)へのリンク設置をお願いします。

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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