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【2026年高卒入社】就活体験振り返り調査 入社の決め手は「仕事内容」か「職場の人間関係」か

2026.07.23
【2026年高卒入社】就活体験振り返り調査 入社の決め手は「仕事内容」か「職場の人間関係」か

2026年入社の高卒新社会人157人のリアルを分析

高校生の就職活動を支援する「ジンジブ」(大阪市)は、2026年4月に入社した「高卒新社会人」を対象に就活体験振り返りアンケートを実施しました。

本アンケートは、高卒の新社会人向け研修「ROOKIE'S CLUB(ルーキーズクラブ)」の5月開催に参加した157人が回答したものです。

7月に本格スタートした27卒就活・高卒採用に向け先輩のリアルな声としてご活用ください。

 

【調査結果サマリー】

  1. 入社の決め手トップ4は「仕事の内容・やりがい(41.4%)」「職場の人間関係・人柄(35.7%)」「職場見学・インターンで良い印象を持った(32.5%)」「休日の多さ・働き方(32.5%)」。

    職場見学を2社以上した人は「職場の人間関係」、0~1社の人では「仕事の内容」がトップ。

  2. 就活前の職業体験を経験した人(61.1%)の約9割(92.7%)が「就活で役に立った」と回答。

  3. やり直すなら「もっと自己分析を(33.8%)」「もっと早く動き出す(31.8%)」「もっと職場見学を(23.6%)」が上位。

 

<アンケート実施の背景>

高校生の就職活動は、7月に求人票が公開、9月5日に応募、9月16日より選考が開始され、多くの高校生は「学校斡旋(あっせん)」の制度を使い、就職先を決定しています。

一方で、2026年卒の高卒求人は「倍率4.12」(※1)と、人材不足を背景に採用競争が続いています。インターンシップ・職業体験・職場見学などの体験が、高校生の入社後のギャップやキャリア形成に大きく影響することは、多くの調査が示すところ(※2)ですが、仕事や企業の理解をするための情報収集は、学校環境や地域によって実態が異なります。

そこでジンジブは、2026年に入社した高卒の新社会人向け研修「ROOKIE'S CLUB(ルーキーズクラブ)」の参加者に就活体験振り返りのアンケートを実施し、最新の就職活動の状況を調査しました。

 

※1 厚生労働省「令和7年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和8年3月末現在)

※2 リクルートワークス研究所「高校生の就職とキャリア」

 

<「就活体験」振り返りアンケート結果>

Q1.高校卒業後に就職を選んだ理由を教えてください。(複数回答可)n=157

高校卒業後に就職を選んだ理由を聞くと、上位は「勉強より働く方が合うと思った(45.2%)」「早く自立・収入を得たかった(40.1%)」でした。次に「進学してまでやりたいことがなかった(35.0%)」「やりたい仕事・職種が決まっていた(15.9%)」と続きます。「家庭の事情・経済的な理由(14.7%)」の回答も一定数あるものの、「就職は自分で決めた」という意識を持っている高卒社会人が多数であることがわかります。

また、「やりたい仕事・職種が決まっていた(15.9%)」の回答が少数派であることから、やりたい職業や業界はまだ決めていない中で、就職の決意をしている人が多いこともわかりました。

 

Q2.進路を決める際に、一番影響を受けた相手・きっかけは何ですか?(複数回答可)n=157

進路に一番影響を受けた相手やきっかけでは、「自分で考えて決めた(33.1%)」が最多でした。次いで「担任・進路指導の先生(26.8%)」「保護者・家族(19.8%)」と続き、身近な大人のアドバイスも進路選択に大きく関与していることが分かります。

 

Q3.就職活動を始めた時期はいつごろですか? n=157

就活を始めた時期は「3年生の7月(求人票公開後)」が最多(23.6%)で、求人情報公開と同時にスタートした人が最も多い一方、「3年生の4月~6月」が合計31.2%、「2年生以前」が17.8%で、求人公開前に活動を始めた人は半数近くいました。

 

Q4.就職先を探すために使った方法(複数回答可)n=157

就職先を探す情報収集の方法では「学校の求人票(58.6%)」が最多で、先生からの紹介(25.5%)と合わせると、アナログな学校チャネルが情報源として大きいことが分かります。自分のスマートフォンなどデジタルを活用した層はまだ少数にとどまっています。アナログな情報は学校や地域による差が生じやすく、主体的な情報収集が進みにくい構造がうかがえます。

今年度からはハローワーク「高卒就職情報WEB」の高校生へのIDとパスワードの付与が可能になり、家庭でも求人票を閲覧できるようになります。デジタルを活用した情報収集方法の広がりにも注目が寄せられます。

 

Q5.職場見学には何社行きましたか? n=157

応募前の職場見学に訪問した社数では「1社のみ(36.3%)」が最多で、「0社(7.6%)」を含めると約4割が見学数1社以下でした。2社以上見学した人は「2社(26.8%)」「3社(18.5%)」「4社以上(10.8%)」と約6割(56.1%)でした。後述する「入社の決め手」との関係では、見学社数が多いほど入社の決め手を「職場の人間関係・社員の人柄」「職場見学・インターンで良い印象を持った」をあげる割合が高まる傾向が見られました。

 

Q6.就職活動開始前に、インターンシップ・職場体験等に参加しましたか?(複数回答可)n=157 /Q7.それらの体験は、就職先を決める上で役に立ちましたか? n=96(Q6で参加と回答した人)

就職活動開始前のインターンシップ・職場体験等への参加状況では、何らかの参加をしたと回答した人は約6割(61.1%)でした。最も回答が多かった体験は「インターンシップ(28.0%)」、次に「オープンカンパニー・職場見学などの会社訪問(24.2%)」でした。一方で約4割(38.9%)が「参加していない」と回答しています。

また、Q6で参加した96人に絞ると、体験が就職先の決定に「とても役に立った(45.8%)」「まあまあ役に立った(46.9%)」と回答しており、参加者の約9割(92.7%)が有意義だったと振り返っています。

職場体験の機会があった人とそうでない人の間には、就活準備において差が生まれている可能性があります。

 

Q8.入社の決め手は何でしたか?上位3つまで選択 n=157

入社の決め手を質問すると、全体では「仕事の内容・やりがい(41.4%)」が最も多く、次いで「職場の人間関係・社員の人柄(35.7%)」「職場見学・インターンで良い印象を持った(32.5%)」「休日の多さ・働き方(32.5%)」でした。

 

Q5「職場見学の社数」別に回答を見ると、2社以上見学した人ほど「職場の人間関係・社員の人柄(40.9%)」「職場見学・インターンで良い印象を持った(39.8%)」が上位に入る一方、0〜1社の人では「仕事の内容・やりがい(47.8%)」が高くなりました。Q6「就活前のインターン・職場体験など体験参加の有無」別でも同様の傾向があり、体験者では「職場の人間関係・社員の人柄(40.6%)」「職場見学・インターンで良い印象を持った(38.5%)」が上位に、未体験者では「仕事の内容・やりがい(49.2%)」がトップとなりました。

見学・体験を重ねた人ほど「仕事内容への期待」ではなく実際に見た体感で決断しており、体験の有無が入社前の「判断材料の質」を大きく左右していると考えられます。

 

Q9.就活中に企業や仕事のことをSNS・動画などで調べましたか?(複数回答可)n=157

就活中にSNS・動画を調べたか聞くと、「調べなかった」が36.3%と最も多い回答でした。一方でSNSを調べた人の中では「口コミサイトでの評判検索(35.7%)」が最多で、企業の公式SNS(22.3%)、TikTok(12.7%)と続きます。

 

Q10. 就活中、情報が足りないと感じましたか?n=157 / Q11. 特に何の情報が足りませんでしたか?n=55

就活中に「情報が足りないと感じた」(「たまに感じた」「よく感じた」)と回答した人は35.1%にのぼりました。

Q4の就職先を探す方法で「学校で使用する求人閲覧システムを利用した」と回答した人で、情報不足を「感じた」「感じなかった」を比較すると、「情報不足を感じた(50.9%)」に対し、「感じなかった(30.4%)」と20ポイントの差がありました。逆に「学校の求人票(紙)」を利用した人は不足感を持ちにくい傾向が見られました。またQ6の体験参加の経験有無では回答差はありませんでした。

 

次にQ10で、情報不足を感じた群の55人に足りなかった情報を聞くと、「職場の雰囲気・社員の様子(17.8%)」「仕事の具体的な内容(14.6%)」「実際に働いている人の声(13.4%)」が上位でした。求人票や学校情報からは得にくい「現場のリアル」な情報であり、情報収集に積極的に行動した人ほど不足感を自覚する傾向があると考えられます。

 

Q12.就活を振り返って、もう一度やるとしたら変えたいことはありますか?(複数回答)n=157

もう一度就活をやるとしたら変えたいことを聞くと、上位は「自分のやりたいこと・得意なことをもっと考える(33.8%)」「もっと早い時期から動き出す(31.9%)」「職場見学・インターンにもっと積極的に行く(23.6%)」でした。「特に変えたいことはない(26.1%)」と一定の満足層が存在していますが、3人に1人が自己理解の不足、行動の遅れを、4人に1人が職場見学・体験の少なさを後悔しているのが実態です。

また「もっと早い時期から動き出すべきだった」と答えた人で、就活開始時期を見ると、7月以降にスタートした人が72.0%を占めていました。求人公開後に初めて動き出した人ほど、社会人になった今、準備の遅さを実感していることがわかります。

 

<調査結果からの考察>

今回の2026年卒の就活体験アンケートからは「どのように情報収集をしたか」が就活の納得感を左右するという構造が見えてきました。

多くの高校生が進路を「自分で考えて決めた(33.1%)」と主体的な意志で就活に臨んでいます。就活を始めた時期では「求人票公開の7月」が最多(23.6%)でした。始めた時期が7月以降だった人は「もっと早い時期から動き出すべきだった」と振り返っています。

 

入社の決め手では「仕事の内容・やりがい」「職場の人間関係・人柄」が上位に並び、価値観での判断が多く見られました。しかし他の質問とかけ合わせて見ると、企業との接点の数や質によって決め手の優先度が変わっています。職場見学を2社以上した人や、何らかのインターンシップや職場体験に参加した人では、「職場見学・インターンで良い印象を持った」「職場の人間関係・社員の人柄」を決め手に多くあげた一方で、職場見学が0~1社の人やインターン・職場体験の未参加者では、「仕事の内容・やりがい」を決め手にあげる傾向がありました。

 

また、もう一度就活をするとしたら変えたいことを振り返ってもらうと、就活前にインターン・職場体験に参加していない人は「職場見学・インターンにもっと積極的に」という声が多く、参加した人からは「もっと早くから動き出す」「もっと多くの会社の求人を見比べる」という回答が増えました。職場見学に2社以上行った人では「もっと早くから動き出す」「職場見学・インターンにもっと積極的に」という回答が多くなり、「見て決める」価値を知ったからこそ比較への意識が増えていくことが分かります。

 

これらの調査結果の傾向から、高校生の就活の情報収集では「企業訪問や職業体験」の有無と、比較する量が重要だと言えます。求人票では届かない「職場の空気感」「働く人の顔」を体感し、2社以上比較できる機会を増やすことが、入社後の定着と納得感につながります。

 

ジンジブでは、高校生のキャリア形成と主体的な就活環境をつくるため、キャリア教育支援や、就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」などを運営しています。


■調査概要

【調査名】 26卒高卒新社会人「就職体験振り返り」アンケート

【調査期間】 2026年5月11日~5月22日

【調査方法】 高卒の新社会人向け研修「ROOKIE'S CLUB(ルーキーズクラブ)」の受講者へのアンケート回収

【調査対象】 2026年3月に高校を卒業し、新社会人1年目の社員

【有効回答】 N=157人(大阪・東京・名古屋・福岡・広島・岡山・静岡・熊本会場の受講者)

【調査主体】 株式会社ジンジブ

【備考】 本調査はルーキーズクラブ研修参加者を対象としており、学校斡旋で民間企業へ就職した方が中心です。

 

■補足情報:高校生の就職活動について

高校を通して応募を行う「学校斡旋(あっせん)」での高校生の就職活動では、毎年、行政(厚生労働省・文部科学省)、全国高等学校校長協会、経済団体の3者協定により、就職活動のスケジュールや求人票の公開方法についての申し合わせがなされています。

応募開始から一定期間は、1社応募に限定する「1人1社応募」などが、戦後長く続いている独自の慣行です。

●高卒採用2027年3月卒のスケジュール

6月1日 ハローワークによる求人申込書の受付開始

7月1日 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始

9月5日 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)

9月16日 企業による選考開始及び採用内定開始

10月以降 「2次応募」時期・2社応募がはじまる時期(※都道府県による)

※3 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者) 」

 

令和4年3月卒で見ると、特に1年未満の離職率は17.9%と、大学卒の12.1%を上回っています(※3)。応募前の情報不足が要因となったミスマッチによる早期離職は、高校生・企業の双方にとってデメリットです。また入社後ギャップを減らす定着フォローも重要です。

 

<会社概要>

■株式会社ジンジブ

ジンジブは「高校生」「若者」のための社会課題解決企業です。“高卒社長”である佐々木満秀が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。

若者のキャリア格差や早期離職といった社会課題に向き合い、高校生をサポートする「高校」や、採用・育成に取り組む「企業」とともに、ファーストキャリアから人生のあらゆるシーンにずっと寄り添い、「これからを生きる人の夢を増やす」ことに挑戦し続けます。

 

代表取締役社長:佐々木 満秀(ささき みつひで)

本社所在地:大阪府大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンタワー14階

拠点:大阪本社・東京・福岡・名古屋・仙台・広島・新潟・岡山・熊本・静岡

設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)

株式情報:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:142A)

HP:https://jinjib.co.jp/

グループ会社:株式会社ジンジブキャリア(https://jinjib-career.co.jp/)



■ ROOKIE'S CLUB(ルーキーズクラブ)について

「ROOKIE'S CLUB(ルーキーズクラブ)」は、高卒の新社会人の離職率低減と定着を支援する月1回・1年間の研修プログラムです。複数の企業に入社したルーキーズ(高卒1年目)が集まりグループワークを行いながら、「社外の同期」とともに社会人としてのマインドセットや基礎スキルを身に付けます。元教師・キャリアコンサルタント・現役人事など多彩な経験を持つファシリテーターが担当し、毎月のレポートや相談会で、企業の育成をサポートします。2026年度は、東京・大阪・福岡・名古屋・静岡・岡山・広島・熊本の8会場で開催。

ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ):https://jinjib.co.jp/service/development/rookiesclub

 

■ 高卒就活採用支援サービス「ジョブドラフト」

高卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で就職先を選ばざるを得ず、入社後にギャップを感じる、入社1年目の「超早期離職」が課題となっています。

高校生が自分の意思で未来を主体的に選択する文化をつくるため、キャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」、高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」などを運営しています。

また、卒業後の高卒第二新卒・既卒者には「ジョブドラフトNext」で就職・転職を支援し、社会に出た後にも寄り添い続けます。

ジョブドラフト:https://jinjib.co.jp/service/recruitsupport/jobdraftplan

 

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佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

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