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山口県の高校生と大学生が若者目線の観光アイデアを企画。「観光地域づくり」の新たなモデルケースを地方から世界へ発信します。

2026.07.29
山口県の高校生と大学生が若者目線の観光アイデアを企画。「観光地域づくり」の新たなモデルケースを地方から世界へ発信します。

 

山口県観光連盟の事業として昨年から始まった本取組。今年は各エリア3校の高校生に加えて大学生も参加します。8月2日のキックオフイベントを皮切りに、本年度のプロジェクトが発進します。

山口県の観光力向上に向け、若者たちが地域の新たな魅力を発掘。地域観光事業者等との連携により、県内各地で観光商品やコンテンツを造成します。

 

背景

山口県では2025年には外国人観光客が過去最高を記録し、本年10月からの大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン(DC)」を見据えたプレイベントが各地で実施されるなど、県全体で国内外からの誘客拡大に向けた機運が高まっています。

 

こうした追い風を受け「観光県やまぐち」としての更なるパワーアップを図っていくため、山口県観光連盟が着目したのは、若者の活躍を起爆剤とした新たな視点による観光振興です。斬新な発想とデジタルを使いこなす力を発揮して、地域事業者と連携しながら地元の高校生や大学生が新しい山口県観光の創り手となる。こうした考えのもと、2025年に本事業はスタートしました。

若者が企画した観光アイデアを関係者に向けてプレゼンテーションを行う成果発表フォーラム。

フォーラムでは、若者と村岡知事・メタ観光推進機構の牧野代表理事による対談も実施。

県内観光事業者や専門家との意見交換、交流を行うワークショップ。

高校生たちが地域観光事業者と連携し、若者ならではの視点によるコンテンツや商品を企画している。

 

※写真は昨年度の取組のもの。本年度も同様の取組を実施予定。

 

本プログラムの概要

各エリアの参加校の学生が、「わたしの名所」を掲載したメタ観光マップの作成や、年2回行われるセミナーとワークショップを経て、観光商品やコンテンツの造成を行います。学生をサポートするのは地元事業者、行政、観光DMOなどのプロフェッショナル。学生の企画の磨き込みを行います。

  • 取組の趣旨

    高校生や大学生が主体となって実施する観光振興の取組を支援することで、若者の活躍を起爆剤とした魅力的な観光地域づくりと将来の地域観光を担う新たな観光人材の発掘・育成を目指します。

 

若者と地域が連携した実践的な取組への支援

・高校生や大学生が実施する観光資源の発掘や磨き上げ、若者目線による旅行商品の造成などにつながる取組を探究学習や部活動等への伴走支援を通じてサポート

・セミナーなどの参集型イベントによる異なる地域の若者どうしの横のつながり強化や若者目線の企画を商品化していくための地域観光事業者等との接点の創出も実施

 

フォーラムの開催による全県的な機運醸成

・本取組の成果発表、有識者とのパネルディスカッションなどを行うフォーラムを開催し、若者が主体となった観光振興の取組機運と事例を全県的に展開

  • 参加校(令和8年度)

    • 防府商工高等学校

    • 宇部鴻城高等学校

    • 萩光塩学院高等学校

    • 周南公立大学

     

本年度の参集型イベント(予定)

  • キックオフイベント

    日時:令和8年8月2日(日) 13時から17時まで 

    会場:山口県教育会館 

【講演】

①山口県の観光の現状

山口県観光連盟

②観光まちづくり

山口県立大学教授 斉藤理氏

③メタ観光の考え方

一般社団法人メタ観光推進機構代表理事 牧野友衛氏

④外国人目線からの観光

同機構理事、タイムアウト東京代表 伏谷博之氏

⑤ナイトタイム観光

同機構理事、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会代表理事 齋藤貴弘氏

 

【ディスカッション】

○「わたしの名所、あなたの名所」

自分だけの隠れたお気に入りの場所を紹介し合うワークショップ

  • セミナー&ワークショップ

 日時:令和8年11月1日(日) 9時30分から16時30分まで(予定)

 会場:宇部市内(予定)

【第1部】

セミナー

観光の専門家によるレクチャー

フィールドワーク

新しい視点を身につける、専門家との街歩きを実施

 

【第2部】

ディスカッション

学生の企画をもとに専門家と意見交換・フィードバック

発表

磨き上げた企画を発表

  • 成果発表フォーラム

    日時:令和9年2月を予定

    会場:山口市内(予定)

・学生による企画のプレゼンテーション

・学生と専門家によるパネルディスカッション

各エリアでの企画の磨き上げ

  • 若者ならではの視点から地域の魅力を見つめなおし、それを活かした旅行商品や観光コンテンツを企画します。

  • 地元の観光事業者、DMO、行政などが学生と協働し、企画の実装に向けて磨き上げます。

     

メタ観光推進機構とのコラボレーション

メタ観光とは

従来の「観光」にとらわれず、多様化する人々のニーズに対応し、「アニメ聖地」「写真映え」「地形」等、地域に潜在する多様な魅力を観光資源として多層レイヤーのオンライン地図「メタ観光マップ」に可視化することで、地域観光の活性化に寄与する新しい概念です。

100万人の観光客を1ヶ所に集めることよりも、1万人の観光客を100ヶ所つくるというコンセプトで、これまで気づかなかった観光スポットの面白さをデジタル化により広く発信し、分散型の新しい観光を目指します。

地元市民を巻き込み「シビックプライド」や「おもてなし精神」の醸成をめざすワークショップの実践など、地方のリアルに深く関わっており、未来の「観光地域づくり」のモデルケースを実装するという大きな意義をもっています。

 

「一般社団法人メタ観光推進機構」について

「メタ観光」を推進するために、2021年1月に活動を開始しました。調査研究、助成事業、シンポジウムによるメタ観光の考え方の普及活動のほか、地域でのメタ観光の実践事業を行っています。

 

本プロジェクトのメンター

本プロジェクトは同機構理事の皆様にサポートをいただいています。

代表理事 牧野友衛氏

理事 真鍋陸太郎氏

理事 菊地映輝氏

理事 玉置泰紀氏

理事 伏谷博之氏

理事 齋藤貴弘氏

 

メタ観光推進機構Webページはこちら

 

 

これまでの取組

昨年度は、以下の地域及び学校を対象とし、若者ならではの視点やアイデアを活かした取組を実施しました。今年度も引き続き若者のアイデアから生まれた企画の効果的な地域実験に向け、フォローアップを行っています。

岩国総合高等学校

岩国レトロ観光プランの提案

錦帯橋周辺エリアにおける周遊プランの造成等

協力者:(一社)岩国市観光協会、岩国国際観光ホテル

新南陽高等学校

カップルが愛を深めるためのコンテンツの開発

ナイトタイム観光の活性化に向けた飲食店等との連携企画の検討等

協力者:(一社)周南観光コンベンション協会、ビジネスホテルみやこ

山口高等学校

山口マニアマップ「ヤママ」の作成

市民目線によるデジタル観光マップの作成・活用等

協力者:山口商工会議所、株式会社豆子郎

下関商業高等学校

下関の歴史漂うゴーストツアーの開発

地域の歴史文化を辿る「ゴーストツアー」パッケージの造成等

協力者:(一社)下関観光コンベンション協会、割烹旅館寿美礼

長門高等学校

これまでなかった遊覧船活用プラン

青海島観光汽船を活用した飲食・宿泊等を伴うコンテンツの造成等

協力者:(一社)長門市観光コンベンション協会、青海島観光汽船株式会社、油谷湾温泉ホテル楊貴館、海宿きらく、グリーントラベル山口中央旅行社

フィールドワークを通じて、各分野の専門家から新たな「まちの見方」についての学びを深めた。

関係者と複数回に渡り対話を重ね、モニターツアー等を経て具体の商品化に挑戦。実装化により地元を盛り上げる。

取組の一環としてメタ観光マップを参考にしたデジタルマップを作成。

仮想企業を設立して収支計画までを行う学校もあるなどアントレプレナーシップ教育としても機能。

詳細を見る

イベントの参加方法

一般参加者の方を対象としたイベントを開催する際は、株式会社3inのホームページ等で、イベント情報と参加方法を公開します。

株式会社3in

https://3in.co.jp/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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