総フォロワー数200万人超!人気小説家が競演「SNSの心に刺さるいい話」をテーマにした全編新作の豪華アンソロジー『#ハッシュタグストーリー』2月21日発売!
『#ハッシュタグストーリー』書影
麻布競馬場・柿原朋哉・カツセマサヒコ・木爾チレンによるアンソロジー『#ハッシュタグストーリー』が2月21日に双葉社より発売となります。SNSで話題のインフルエンサーが勢揃いしました。著者4人は小説家としてヒット作を上梓しており、XやYouTubeの総フォロワー数は200万人超え。そんな新進気鋭の小説家が集結し、「SNSのいい話」をテーマに短篇小説を創作しました。
あらすじ
麻布競馬場「#ネットミームと私」
ネットミームとなった、田舎道で中指を突き立てる少女の写真。その裏に存在した女子高校生と家族の物語とは? ちょっと驚く、いい話!
柿原朋哉「#いにしえーしょんず」
26歳フリーター、独身女子。ヲタ活の資金集めのために出来心で二次創作絵を販売したら……。誰もが勇気をもてるいい話!
カツセマサヒコ
「#ウルトラサッドアンドグレイトデストロイクラブ」
ストーカーに襲われて窮地の私を救ったのは高校の文化祭のテーマ。友達の悲しみも今の私の悩みもぶっ飛ばせ! じんわり爽快ないい話!
木爾チレン「#ファインダー越しの私の世界」
サブカル女子をこじらせていた私。かつてインスタに投稿した写真に元カレが「いいね」を突然つけて…。切ないけれどいい話!
■著者プロフィールとコメント
麻布競馬場(あざぶけいばじょう)
1991年生まれ、慶應義塾大学卒業。2022年、X(旧Twitter)に投稿し話題を呼んだショートストーリーをまとめた『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』で小説家デビュー。
・著者コメント
「SNSはもうダメかもしれない。けど、SNSにしか起こせない奇跡もあるんじゃないかって、まだ信じてる」
柿原朋哉(かきはら ともや)
1994年兵庫県洲本市生まれ。立命館大学を中退し、映像制作会社「株式会社ハクシ」を設立。また、二人組YouTuber「パオパオチャンネル」のぶんけいとして活動したのち、2022年、『匿名』で小説家デビュー。
・著者コメント
「とにかく御三方の作品を読んでください。私のは後回しでいいです」
カツセマサヒコ
1986年東京都生まれ。一般企業勤務を経て、2014年よりライターとして活動を開始。20年、『明け方の若者たち』で小説家デビュー、同作は映画化される。21年、ロックバンドindigo la Endとのコラボレーション小説『夜行秘密』を刊行。TOKYO FM「NIGHT DIVER」のパーソナリティも務める。
・著者コメント「SNSから受けるストレスが限界でもう全部やめたい! と思った人から読んでほしい爆発する物語ができました」
木爾チレン(きな ちれん)
1987年生まれ、京都府出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回 女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー。21年『みんな蛍を殺したかった』が大ヒット。他の著書に『私はだんだん氷になった』『神に愛されていた』などがある。
・著者コメント
「このハッシュタグが流行っていた頃の、サブカルを拗らせていた時期を思い出して書きました。誰かが忘れていた青春小説です」
木爾チレンさん