三和建設、高校生を対象とした現場見学会を開催~業界・職種理解を深めることで主体的な進路決定の一助へ~
2023年、14年ぶりに高卒採用を実施した三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本 尚孝、以下:三和建設)は、12月20日(水)に大阪府堺市で施工中の「株式会社高速オフセット 堺工場増築工事」にて現場見学会を開催しました。
主催:一般社団法人 大阪建設業協会
■高校生見学会開催の背景
見学会の目的は、大阪府下の高等学校における建設系学科の生徒を対象に、建設業に対する理解や興味を深め、入職を促進することです。
高校生の就職活動は高校から就職先を紹介する学校斡旋が一般的です。学業との両立や公正な就職支援を目的として学校推薦を受けて応募できる企業が1社に限られる「1人1社制」を導入している都道府県が多く、生徒は情報解禁日から約1ヶ月半というタイトなスケジュールで志望企業を決定します。そのことで仕事に対する不安を抱え、十分な企業研究もできないまま応募先を決めなくてはいけません。将来のキャリアビジョンを描くことなく社会に出ることで入社後のミスマッチが生じやすく早期の離職を招く一因となっています。
今回の見学会で現場を体験し現場監督から直接話を聞き、建設業への理解を深め働くイメージを持つことにより、働くことに対するポジティブな学び、企業や職業における理解を高め、高校生の主体的な進路決定の一助となることを目指しています。
今回は、堺市立堺高等学校 建築インテリア創造科2年生34名が来場しました。当日は、初めに工事手順、平面プランや構造等の工事概要を説明し、その後の現場見学を通して安全性や環境に配慮した施工を体験してもらいました。
見学会後の質疑応答では「何人で建物を建てているのか?」や「建築の仕事で大事な資格は?」、「気をつけていることは?」など実際に働くイメージに関する多くの質問があがりました。
三和建設は、このような見学会を通じて学生のキャリアビジョンの形成を支援しています。将来の進路を考える学生にとって、建設業の現場を体験し、建設業の魅力を実感することは、大きな意味を持つでしょう。三和建設は、一人でも多くの学生が建設業に関心を持ち、将来を見据えた進路選択を行えるように、積極的に活動しています。
三和建設株式会社