健全なマネープラン策定につながる「金融リテラシー」の基本を網羅した金融教育分野の決定版書籍を刊行!
日本において、「金融教育」への関心が急速に高まっています。そのきっかけには、2022年4月の成年年齢の20歳から18歳への引下げ、高等学校学習指導要領における「金融教育」の本格的な導入、同年6月に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」において、広く国民に金融経済教育を訴求し、全国的に実施することが国家戦略として打ち出されたことがあげられます。
また、「人生100年時代」と呼ばれる長寿化の進展や、価値観の多様化により、個々人が実現したいミライを描く「ライフプラン」やそれに沿った「マネープラン」の策定がますます重要視されるようになったことも背景となっています。
この本は、このような世の中の流れや背景を踏まえ、「ライフプラン」に対応した健全な「マネープラン」を策定する意義と目的、実践方法をお伝えしています。特に、その中で取り組む「投資」を「マネープランとしての投資」として位置付け、その考え方を網羅的にお伝えしております。
加えて、「人生の資産」を「ヒト・モノ・お金」の3つの要素からとらえ、それらを活用しながら、「ファイナンシャル ウェルビーイング(将来のライフイベントを適切に把握し、賢い意思決定により、お金に関する不安を解消させ、未来に向けて自律的に行動できる状態)」を実現するための最高レベルのノウハウを公開しています。
解説では、高校数学などで学ぶ数式などを活用し、特に高校生のみなさんにとって「高校での学びが社会で役立つ」ことを実感いただけるよう工夫するなど、これまで高等学校の教育現場で取り組んできた出張授業の経験を余すことなく反映し編集されています。
学校で「金融教育」について学ぶ高校生、指導される教諭のみなさまはもちろんのこと、人生100年時代における自分らしいミライを実現したいと考えているみなさま、それを支援するファイナンシャル・プランナーや企業・団体等の人事関連部署のみなさま、是非ご一読ください。
書籍名:安心ミライへの「金融教育」ガイドブックQ&A ――「生きる力」を育む「金融リテラシー」の基本
編著者:三井住友トラスト・資産のミライ研究所
発行:一般社団法人 金融財政事情研究会
価格:定価(本体1,800円+税)
お求め方法:全国の一般書店で販売(オンラインストアを含む)