小学館の辞書 新ウェブサイト「ことばのまど」公開
辞書との出会いがあり、アクセシビリティにも配慮した新サイトの誕生です。
昨年創業100周年を迎えた株式会社小学館(東京都千代田区)は、70年あまりの辞書出版の歴史をもっている出版社です。
101年目のこの春、辞書編集室の公式ウェブサイト「ことばのまど」を公開、辞書をはじめとする、言葉の学ぶための本と出会える新しい場所です。
小学館辞書編集室公式ウェブサイト「ことばのまど」
https://kotobanomado.jp
◆必要なときに、必要な辞書を
当サイトには小学館がこれまで発行した何百点もの辞書・事典や単語帳、練習帳などが登録されており、ジャンルや対象年齢など特徴をクリックしていくだけでかんたんに検索できます。学習やビジネスなど、それぞれの用途にぴったりの本との出会いがあります。
- 「辞書・事典など」「単語帳や練習帳」「その他の本」による大分類
- 国語辞典、古語辞典、百科事典、英語、フランス語、中国語など辞典の種類
- 高校生向け、中学生向け、子ども向けなど、対象年齢による分類
- 用字用語がわかる、難読語に詳しい、持ち歩きに便利など、その本の特徴や特色
◆音声やワークシートでもっと学べる
音声やワークシートなどを活用することで、いっそう効率的に言葉を学ぶことができます。小学館ではたくさんの書籍でさまざまな追加コンテンツを提供しており、当サイトを通じてお手元のPCやスマートフォンにダウンロードしたり、ストリーミングで体験したりすることが可能です。
◆アクセシビリティに配慮したデザイン
「できるだけ多くの人に辞書や事典の情報を届けたい」。そのためウェブアクセシビリティの指針である「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」への対応を進め、デザイン面や実装面での配慮を行い、この取り組みは今後も継続し、順次改良していきます。
詳細は「このサイトについて」をご覧ください。https://kotobanomado.jp/about/
◆「ことばのまど」とは
当サイトの名称は、弊社を代表する国語辞典「日本国語大辞典」(初版)の月報「ことばのまど」から取ったものです。月報とは長い時間をかけ何巻も刊行される大辞典や全集に添えられる付録小冊子のことで、「日本国語大辞典」のそれは金田一春彦、見坊豪紀、中村元、竹内理三など各界を代表する人々が記事を寄せた記念碑的なものとして知られています。当サイトも、その精神を受け継ぎ、ひろい言葉の世界をのぞく窓でありたいと願って命名されました。
そのほか新刊の紹介や、言葉に関するコラム、辞書編纂の裏話など興味深い読み物などの掲載も予定しています。
小学館辞書編集室公式ウェブサイト「ことばのまど」
URL https://kotobanomado.jp
公開日:2023年4月3日(月)