登米総合産業高校の生徒、スマート農業を学ぶ ― ナイルワークス、ドローン散布を実演 ―
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環境にも、人にも、優しいお米作り
宮城県登米市は、東北最大の北上川が貫流し、豊かな水資源と肥沃な登米耕土が広がります。自然に恵まれ、安心・安全なお米づくりが盛んな地域です。環境保全米の発祥地であり、「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう」を合言葉に、自然と共存する農業を推進しています。
この土地で生活する人々にとって、農業は身近で、関心も高いです。そのため、生徒にスマート農業を学ぶ機会をつくりたいという登米総合産業高校の想いに応え、ナイルワークスは、ドローンの散布実演を行いました。2023年5月22日(月)の除草剤散布には農業科2年生およそ30人、2023年7月14日(金)の追肥散布には農業科3年生6人が参加し、スマート農業の可能性について学びました。
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農業用ドローンに高まる期待
日本の農業が直面する高齢化や担い手不足、それに伴う農地集約化や農業法人の大規模化を背景に、ナイルワークスでは、よりスマートに農業ができる世界を目指しています。2015年に創業以来、自動飛行ドローンの開発や、AI・IoT・ビッグデータ・デジタルツインなどの先端技術を応用した農業DXを推進しています。より効率よく、より高品質な作物栽培を実現します。
登米総合産業高校の授業で、ナイルワークスのスタッフが、自動飛行ドローンの仕組みや特長を説明すると、生徒たちは進化する農業に驚いていました。スマート農業の授業を企画した先生は、5月22日(月)の除草剤散布を振り返り、「ドローンで、ムラなく、隅々まで、除草剤を撒くことができたので、今年は、昨年より雑草が少ない」と話します。7月14日(金)の授業では、男子生徒は、実際にドローンに触れ、ドローンの構造に興味津々です。女子生徒は、ドローンを持ち上げながら、未来の農業に期待を寄せます。
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未来の農業が、動き出す
ドローンによる追肥散布を目の当たりにすると、さらに興奮が高まります。ナイルワークスのドローンは、飛行経路が自動生成され、ボタンひとつ押すだけで、自動飛行します。離陸・散布・着陸、散布量の調整、障害物の回避、異常発生時の退避まで、全自動です。飛行中にバッテリー残量が少なくなり、自動で離発着地点に戻ってくるドローンの動きを見た生徒たちからは、「賢い!」と歓声があがりました。
さらに、衛星データや生育監視ドローンなどと連携し、ドローンで必要な個所に、必要な量を自動で散布することもできます。ナイルワークスでは、センシング・解析・作物のシミュレーションを融合させ、ドローンでアクションを起こします。ナイルワークスは、従来の農業の方法を変えていくことで、省力化・ノウハウ継承・品質向上を実現し、新しい農業を推進していきます。