豊ノ島が語る、相撲界の独特な”上下関係”とは?・ 6月12日(月)『おとなりさん』(文化放送)放送レポートを公開
平子祐希「大相撲の世界って聞くところによると複雑で、先に入ろうが後に入ろうが、とにかく上になった人が、偉いっていうイメージがあるんですよね。だから、例え後輩でも番付が上がったら先輩扱いになって敬語を使ったり、身の回りのお世話をするイメージがあるんですけど、これってそうなんですか?」
豊ノ島「入門当時は、芸人さんと一緒で先に入った方が先輩なんです。なので自分より年下の兄弟子はいました。僕が20歳の時、関取になったんですけどその時についた付き人は30歳の人だったんですよ。なので、十両というところまでいくと逆転することもあります。だからといって、30歳の人に「おい!」というわけではないですよ。敬語も使いますし、相手も敬語を使い始めて自分のお世話をしてくれる感じです」
平子「その辺、複雑ですよね・・・」
豊ノ島「関取に上がった日から、風呂場に行ったら、30歳の方が石鹸で体を流そうとするんで、『やめてください!』と言ったら、(付き人が)『いや、これが関取だから』と言ったんです」
坂口愛美「そういう世界なんですね・・・番付によってお給料も変わるということですか?」
豊ノ島「変わりますね。十両から給料制です。十両からだと月に100万くらいいただけます。ですが、幕下以下は2ヶ月に1回の本場所の時に出る、場所手当が15万円くらいになります。月でいうと、7万5000円くらいしかないです」
平子「がらっと、変わるんですね!」
この他にも、豊ノ島が角界に入った頃の苦労話や、今さら聞けない「相撲界の基本情報」について語った。
※6月12日放送『おとなりさん』内、豊ノ島さん出演の模様は、放送当日以降7日間聴くことができます。
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