高専生向けインキュベートプロジェクト「KIC事業」、昨年度から参加校が拡大し、12校18チームで2023年度プログラムを開始
昨年度大きな反響を受けた「Society5.0」の実現を支える高度人財の育成を目指したプログラムを今年も開催
▼2023年度参加校・チームについて
「KIC事業」は、設立初年度である昨年の大きな反響と実績を受け、2023年度プログラムへのエントリーを2023年3月より開始しました。昨年度に続き大きな反響をいただいており、2023年度プログラムにおいては昨年度から大きく増加し、全国から12校の高等専門学校が参画し、合計18チームの参加が決定しました。
2023年度プログラム参加学生校一覧
・釧路工業高等専門学校 10名/3チーム
・函館工業高等専門学校 15名/5チーム
・秋田工業高等専門学校 6名/1チーム
・松江工業高等専門学校 1名/1チーム
・広島商船高等専門学校 2名/1チーム
・呉工業高等専門学校 1名/1チーム
・阿南工業高等専門学校 6名/1チーム
・高知工業高等専門学校 2名/1チーム
・北九州工業高等専門学校 3名/2チーム
・佐世保工業高等専門学校 3名/1チーム
・熊本高等専門学校 1名/1チーム
▼「KIC(高専インキュベート委員会)事業」について
「KIC事業」は、全国の高等専門学校向けに、高専教育で培った専門分野の知識や技術を活かし、地域や身の回りの課題解決につながる事業の構想、及びこの活動を通じて起業家や経営人財として重要であるアントレプレナーシップを養うことを目的としたプロジェクトです。
内閣府の提唱する日本が目指す未来社会の概念「Society5.0」の実現には、“デジタル技術強みを活かし新しい価値を創出できる人財”の輩出は重要なテーマであり、これらの推進に向けて、AI・数理データサイエンス、サイバーセキュリティ、ロボット、IoTといった高度な技術分野を高専教育に組み込む「COMPASS 5.0 (次世代基盤技術教育のカリキュラム化)」があります。しかし、「COMPASS 5.0」の実現には、高等専門学校が強みとするデジタル/テクノロジー知識・技術の養成に加えて、新しい価値/事業の創造に資するアントレプレナーシップの醸成も欠かせません。
「KIC事業」は、専門分野の知識や技術を養成する高等専門学校と、アントレプレナーシップ醸成を支援するReGACY Innovation Group、そして新たに生まれた事業構想を実証・実現する場である地方自治体、それぞれの特徴を活かしたプロジェクトとして「Society5.0」の実現を支える高度人財の育成を目指して参ります。
▼「KIC事業」カリキュラム概要
「KIC事業」のカリキュラムは、事業創造のために必要な思考回路を学ぶワークショップ形式の前期プログラムと、本プロジェクトに協力賛同いただいている企業や自治体とともに前期で学生自身が自発的に取り組みたいと思う事業アイデアを実際の社会で実証検証を行う後期プログラムの構成となっております。
KIC事業の詳細、及び応募やお問合わせは下記をご確認ください。
KIC事業公式サイト
▼ReGACY Innovation Group株式会社
https://regacy-innovation.com/