イッポラボ合同会社と専修学校クラーク高等学院 天王寺校が、幼児教育教材を共同開発!スマホ育児問題の解決に向けて、新商品を2023年3月以降に販売開始
幼児の目線を「スマホ画面」から「知育教材」へ!課題解決型学習に取り組む高校生考案の商品。
クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市)の連携校である、専修学校クラーク高等学院 天王寺校(大阪府大阪市)では、オリジナル教育教材販売や運動教室運営に取り組むイッポラボ合同会社(鳥取県鳥取市ボ)と連携し、「スマホ育児問題」の解決に向けて開発した新商品を、2023年3月以降に販売開始します。
クラーク天王寺校では、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした「課題解決型学習」を実施。その学習の一環で、総合進学コースの生徒4名が、イッポラボとアイデア出しから商品開発まで一緒に取り組みました。子育てを行っている親や子どもたちが使用することで、目線をスマホ画面から知育教材へ導き、親子のコミュニケーションが増えることを目指します。
クラーク天王寺校では、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした「課題解決型学習」を実施。その学習の一環で、総合進学コースの生徒4名が、イッポラボとアイデア出しから商品開発まで一緒に取り組みました。子育てを行っている親や子どもたちが使用することで、目線をスマホ画面から知育教材へ導き、親子のコミュニケーションが増えることを目指します。
▼販売ECサイトURL
【商品開発をするまでの経緯】
今回、クラーク天王寺校とイッポラボが幼児教育教材の開発・販売の連携を行うことになったのは、クラーク天王寺校が2022年10月に開催した学校内イベント「SDGsマルシェ」に、イッポラボがブースを出展したことがきっかけ。「SDGsマルシェ」とは、クラーク天王寺校の生徒が取り組んできた、SDGs探究学習の成果発表の場となるイベントです。生徒が主体となって、SDGsに関する企画展示やイベントを開催しました。
親子のコミュニケーションが生まれる教材や木製玩具を開発・販売するイッポラボは、「ひらがながすきになるカード」や「フルエット」など自社商品を展示し、生徒とイベント来場者が一緒に遊べる空間作りを行いました。このイベントを通じて、生徒たちはイッポラボの企業ミッションや商品に触れました。
親子のコミュニケーションが生まれる教材や木製玩具を開発・販売するイッポラボは、「ひらがながすきになるカード」や「フルエット」など自社商品を展示し、生徒とイベント来場者が一緒に遊べる空間作りを行いました。このイベントを通じて、生徒たちはイッポラボの企業ミッションや商品に触れました。
クラーク天王寺校 総合進学コースの生徒たちは、1年次に学びの基礎を固め、2・3年次には探究型のPBL(Project Based Learning、問題解決型学習)をベースに、より深く創造的な学びへと進んでいきます。ICTの知識とビジネスの知識を学び、激しく変化する未来社会において必要となる、思考力・判断力・表現力を身につけます。
今回の連携においては、教育やマーケティングに関心を持つ2年生2名、3年生2名、合計4名の生徒が身につけた学びを活かしながら、具体的な成果物を生み出すために、商品作りにチャレンジしました。
「どのような商品を作っていくのか」を話し合い、2022年11月から開発はスタートしました。
イッポラボはこれまでの商品開発の経験から、マーケティングの必要性やお客様の声を聞くことの重要性などを共有し、試作品作りから本製造までの役割を担いました。クラーク天王寺校の生徒は、商品のコンセプト作りや試作品を保育園児に遊んでもらうモニター調査などを行い、商品設計に取り組んできました。
度重なるミーティングの結果、社会問題となっている「スマホ育児」問題の解決に貢献できる商品を3種類作り、購入しやすい価格でオンライン販売することになりました。2023年3月以降、商品販売を開始する予定です。
今回の連携においては、教育やマーケティングに関心を持つ2年生2名、3年生2名、合計4名の生徒が身につけた学びを活かしながら、具体的な成果物を生み出すために、商品作りにチャレンジしました。
「どのような商品を作っていくのか」を話し合い、2022年11月から開発はスタートしました。
イッポラボはこれまでの商品開発の経験から、マーケティングの必要性やお客様の声を聞くことの重要性などを共有し、試作品作りから本製造までの役割を担いました。クラーク天王寺校の生徒は、商品のコンセプト作りや試作品を保育園児に遊んでもらうモニター調査などを行い、商品設計に取り組んできました。
度重なるミーティングの結果、社会問題となっている「スマホ育児」問題の解決に貢献できる商品を3種類作り、購入しやすい価格でオンライン販売することになりました。2023年3月以降、商品販売を開始する予定です。
※当初は受注生産の予定
【商品紹介】商品1:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろ
そろばんのように木製のピースを左右に動かして遊びます。ピースには動物や野菜、果物のイラストが彫られおり、さまざまな感触を味わって遊ぶことができます。(商品のイラストはクラーク天王寺校のデジタルクリエーターコースの生徒が担当)親から子どもに問題を出し、簡単な算数を学ぶこともできます。
<商品詳細>
対象年齢:2歳半以上
使用素材:鳥取県産スギ材、MDF、他
本体サイズ:長さ約23cm、幅約17cm、高さ約3cm
<付属教材>
商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。
*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。
商品2:スライドして楽しい!色並べパズル
4色の異なる色付けをされたピースを同じ色ごとに並べて遊ぶパズルです。商品上部には取り外し可能なふたがついて、ピースの出し入れが出来ます。親が問題を作って子どもが解く遊び方や、子どもが自分で問題を作って自分で解くなど、自由な発想で遊べます。ピースをスライドさせて遊ぶことで、指先を動かす練習にもなります。
<商品詳細>
対象年齢:2歳以上
使用素材:鳥取県産スギ材、MDF、他
本体サイズ:長さ約20cm、幅約17cm、高さ約5cm
<付属教材>
商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。
*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。
商品3:世界のFlagバランスゲーム
国旗学習も出来るバランス取りゲームです。直方体のパーツには国旗シールを貼ることができ、3つのピースを並べると一つの国旗が完成するデザイン。タワーから片手でブロックを取り、抜き取ったブロックを最上段に置きます。その際に最初に抜いた人のブロックを元に国旗が完成するようにみんなで作ります。他にもドミノ倒し、国旗パズル、積み木のように遊ぶこともできます。
<商品詳細>
対象年齢:2歳以上
使用素材:鳥取県産スギ材
本体サイズ:長さ2.5cm、幅2.5cm、高さ25.5cm*高さは全パーツ積み上げ時
<付属教材>
商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。
*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。
【クラーク天王寺校の生徒・教員、イッポラボ社員のコメント】
- クラーク天王寺校 別所さん(3年)
- 商品担当:スライドして楽しい!色並べパズル
この商品は、忙しいときにスマホに頼りたくない親御さんたちが、少しでも楽に過ごせるようにという思いで作り出しました。子供が外でも、1人でも、夢中になって遊ぶことができる商品を作ることで、スマホを多用しなくても良い環境を作ることができれば嬉しいです。
- クラーク天王寺校 山本さん(3年)
- 商品担当:世界のFlagバランスゲーム
私たちは、コロナ禍で修学旅行などの行事が中止になり、思い出が少なかったので、自分たちの商品を作り上げる中で何とか思い出を作りたいと感じ、この商品開発に挑戦しました。この商品を通じて、親子のコミュニケーションがより多くなり、お子様がひらがな、カタカナ、国旗の勉強をできることを願っています。
- クラーク天王寺校 西口さん(2年)
- 商品担当:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろ
最初は動かしたりして、遊ぶだけでも楽しいと思います。また、歳を重ねるごとにそろばんのこまを横に動かして、足し算や引き算、掛け算もできる仕組みになっています。商品名にも書いてある通り、"楽しく学べる"。いやいやではなく、楽しく学習したり遊んでほしいことを思い名付けました。
そろばんの絵柄が動物や果物になっていてとてもかわいいので、そちらもポイントになっております。ぜひ手に取っていただきたいです。
- クラーク天王寺校 畠山さん(2年)
- 商品担当:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろ
近年問題になっているスマホ育児。スマホはいつでもどこでも手軽に遊ばせることができて、親御さんにとってとても便利な存在です。しかし「幼い頃から動画視聴やゲームにのめり込んでしまったらどうしよう」と、すぐにスマホを頼ってしまうことに罪悪感を抱いている方もいるはず。そこで、私たちはそんな課題を解決すべく、スマホの代わりになるような商品を開発しました。それが、たのしく学べる!いきものそろばん「たのそろ」です。
こだわった点は、持ち運びが楽であること。散らからず、遊び場所を選ばないこと。人の迷惑になる音や動きがでないこと。これらはスマホの代わりになるものとして、必須だと思ってこだわりました。更に、遊び方が豊富であることもポイントです。木製パズルとしてピースを動かすような簡単な遊びから、ピースに彫られた絵を利用した仲間分け、数字とイラストを利用して、四則演算のしくみまで簡単に学ぶことができます。年齢に合わせて遊び方を変えることができるので、すぐに使わなくなってしまう心配もありません。他にも、ピースに彫られたシンプルで可愛いらしい絵や、木の落ち着く香りは、小さなお子様に気に入ってもらえると思っています。
これからの未来を担うこどもたちに、より質のいい教育を提供したい。私に何かできることはあるだろうか。そう思っていた私にとって、イッポラボさんとの商品開発はとても魅力的でした。友人や先生、企業の方と一緒にいちから商品を考えていく作業は地道でしたが、とても良い経験になったと思います。開発の過程で、試作品で遊んでくれた幼稚園の子供たちの笑顔は忘れません。その笑顔を見て、私にとってこの商品はとても大切なものになりました。
この「たのそろ」を日常にとりいれて、たくさんの子供たちと、もちろん保護者の方にも、今よりも楽しい時間を過ごしてもらいたいです。
- クラーク天王寺校 前原先生
生徒たちは、自身が考え、調べ、判断し、表現する過程を経ることよって、「探究する力」を大きく伸ばしていきました。そして何より、自分たちが考えた商品で、子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿をみて、商品開発のやりがいや喜びを感じ、自己肯定感の向上にも繋がったと思います。
生徒たちの思いを乗せて、みなさんに笑顔を届けられる商品となれば幸いです。
- イッポラボ 代表社員 田中さん
今回出来た3商品は、どれも異なる遊び方ができ、見た目も大幅に異なります。担当生徒の興味や関心ごとが反映されていつつも、保育園児にたくさん遊んでもらったため、決して独りよがりではない、子どもたが遊んで楽しめる、学べる玩具になりました。多くの家庭で遊んでもらえることを期待しています。
【専修学校クラーク高等学院天王寺校について】
専修学校クラーク高等学院天王寺校では総合進学コース、デジタルクリエーターコース、インターナショナルコース、eスポーツの4つのコースで、自分の「好き」なことや「得意」なことを追求できる特化型教育を行なっています。その「好き」や「得意」をツールとし、社会で活躍するための認知能力・非認知能力を身につけ、一人ひとりの才能を開花させる教育を展開。専修学校ならではの柔軟な学習カリキュラムと、広域通信制高校クラーク記念国際高等学校との併修(ダブルスクール)によるスケールメリットを組み合わせ、これまでにない新たな時代の「新しい教育」に取り組んでいます。