宮下貴浩×私オム　プロデュース第9回公演！舞台『霧』（きり）開幕！

2025.06.06

株式会社キョードーメディアス

俳優として多くの舞台、映像作品に出演し、水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』(新国立劇場)や、演劇ユニット《プロペラ犬》『僕だけが正常な世界』(東京芸術劇場)など、数多くの舞台をプロデュースする宮下貴浩と、身近に感じる日常にドラマを生み出し、笑いを挟み込みながら会話劇で展開する作風を、様々な角度から人物を描き、人間の悩みや苦悩葛藤を経ての成長に至る描写を得意とし、2024年12月期のドラマ「0.5D」では脚本を務めるなど、近年、注目の劇作家として原作やオリジナル作品のオファーが相次いでいる私オム。そんな二人が 2018 年からライフワークとして毎年オリジナル作品を上演する宮下貴浩×私オムプロデュース第9回公演舞台『霧』が、6月4日開幕しました！

本作のチケットは発売とともに全ステージが完売するなど、早くから注目を集めており、機材席の解放による追加販売が行われるほどの反響を呼んでいます。その追加販売分も即完売となっており、二度目の追加販売も完売となりました！
公演を重ねるごとに熱狂的なファンの支持を集める“宮下貴浩×私オムプロデュース”シリーズの最新作に期待が高まります！

開幕にあたり、全キャストからコメントが到着！

《コメント》

赤澤燈
舞台「霧」浅井章弘役を演じます赤澤燈です。今作で宮オム企画への参加は三作品目になりました。自分にとってホームになりつつあるこの場所で、また素敵な作品に出会えたことを幸せに思います。座長という立場ではありますが、稽古場でどのシーンを観ていても役者が素晴らしく、最高に心強くて…。そんなみんなに支えられながら千秋楽までしっかりと「霧」をお届けしたいと思います。霧の先の景色を一緒に見ましょう。

松島勇之介
改めまして原口太郎役、松島勇之介です。それぞれの想いが交差する今作では、稽古場から挑戦、失敗、発見を繰り返してきました。日に日に太郎が自分の中に染み込んできて、彼を知れば知るほど様々な「想いの形」を観劇してくださる皆様に届けたいと望むばかりでした。いよいよ幕が上がります。どうぞ最後まで苦しくも淡い青春を堪能して下さい。

定本楓馬
全員で沢山悩んで沢山もがいて、この作品と向き合ってきました。そんなこのメンバーだからこそできた作品になったと思います。この作品を通して何かを感じて、これからの日々のちょっとした力になれたら嬉しいです。最後まで応援よろしくお願いします！

前川優希
今回も宮オムに呼んでいただけて、たくさんの方にこれから観ていただけるということが、とても嬉しいです。カッコよくて、ダサくて、愛すべき人間達のお話をまっすぐ届けられるように、頑張ります。

傳谷英里香
稽古期間では、繊細に丁寧に、一人一人が微調整を繰り返しながら役と向き合ってきました。短い期間ではありましたが、緊張感がありつつも、楽しく穏やかな時間の中で、信頼関係を築けたように思います。役者同士互いに取りこぼしがないように、最後まで丁寧に繋いだ作品を、毎公演新鮮な気持ちでお届けします。早く皆様にお届けしたい気持ちで一杯です！観てくださる皆様の現在地点や、夢や青春の捉え方によって様々な表情を持つ作品だと思います。温かく静かに誰かを肯定出来るよう、物語を紡いでいきます。

横山涼
今回、ノブオ役を務めさせていただきます、横山涼です。皆様にもきっと叶えられた夢と諦めた夢、そして諦めきれない夢や新しく生まれた夢もあると思います。このお芝居を通して、皆様の夢にすこしでも寄り添えたり、後押しが出来れば幸いです。誠心誠意努めさせていただきます。

篠原功
今作品はとても繊細だと思うので、毎公演新鮮に丁寧に紡いでいきたいと思います。

難波なう
夢とか青春っていつまでも圧倒的で、大人になっても心がきゅっとなります。あの時一緒に笑いあったあの子は今何しているかなあと思いながら、今大切な人の隣にそっと行きたくなるような作品です。どうぞお楽しみに。

猪俣利成
宮下貴浩×私オムプロデュース第9回公演『霧』、電気屋役を演じさせて頂きます猪俣利成です。待ちに待った舞台『霧』が幕を開けます。稽古前からずっとワクワクしていた舞台を皆様と一緒に作り上げられる事を楽しみにしております。少しでも楽しんで頂けるよう自分も全力で楽しみます。最後まで宜しくお願い致します。

今立進
現場監督「小林」役をやらせていただくイマダチです。誰もが楽しめて、何かを感じ、そして心に残る作品になっております。是非皆さんに観て頂きたい！チケットが現在あるかわかりませんが配信チケットは無限にありますので全国いや全世界から観劇よろしくお願いします！

宮下貴浩
宮下貴浩×私オムプロデュース第 9 回公演『霧』。キャスト、スタッフ、そしてご来場くださるお客様のおかげで、いよいよ初日を迎えます。主演の赤澤燈くんを筆頭に、心強く信頼できるキャストと共に、真摯に作品と向き合ってきました。今回のテーマは、青春と夢。それだけ聞くと少し気恥ずかしいかもしれませんが、一度は誰もが通った“青春”。きっとお客様にも、心を重ねていただける瞬間があると思っています。あの青くて不器用だった頃に、磨かれた感性は、今も自分の基盤として息づいている気がします。大人になった今だからこそ描ける、そんな青春の物語をお届けできたらと願っています。この作品が、皆さまの心にそっと寄り添えましたら幸いです。

安里勇哉
舞台『霧』いよいよ本番。全員でしっかりと大事に稽古してきました。霧というタイトルがなにを表しているのか、観ていただければわかると思います。寒川という男は孤独を感じる役です。観てくれる皆さんがどの人物に感情移入するか…全ての夢を追う人へ、夢を諦めた人へ、夢がなかった人への物語です。お楽しみに！

玉城裕規
舞台『霧』、いよいよ開幕致します。僕はもう少し先の出演になりますが､この作品が皆様にどう響くのかとても楽しみです。宮下さん･オムさんのもとへ、燈を筆頭に個性的な役者が集い､作中で各々の夢や生き方が交錯していく先には何が見えるのか…。最終稽古から本番までこれだけ期間が空く事がないので､感じた事のない緊張を味わう日を心待ちに、本番を経て見えてくるモノに向け精一杯努めたいと思います。千穐楽まで何卒宜しくお願い致します。

＜あらすじ＞

30歳。妻子持ち。借金あり。両親は早くに死んじゃって、俺しか身寄りのない弟は大病を患って、再発の可能性が僅かにある。
その都度見切りをつけた俺の夢、ミュージシャンになるということ。
青春の延長線上にあった俺の夢。
今もまだ俺の周りを霧のように漂っている俺の夢。
「最後に君と歌えば、消えてなくなるのかな……」