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えひめ新たな海飯発掘プロジェクト 県内高校生×食品メーカーのタイアップ!低利用魚を使った「新たな海飯メニュー」を開発しました

2025.11.06
えひめ新たな海飯発掘プロジェクト 県内高校生×食品メーカーのタイアップ!低利用魚を使った「新たな海飯メニュー」を開発しました

2025年10月12日(日) 9時~14時<せとうちみなとマルシェ> 

2025年10月30日(木)10時~14時 <済美高校>

一般社団法人 海と日本プロジェクトinえひめは、2025年7月から2025年10月にかけて、FC今治高等学校里山校の1年生6名、済美高等学校食物科学コース2年生24名と食品メーカー2社がタイアップし、海の環境変化に伴う漁獲量の減少や水産資源の種類の変化など、地元の海の課題について学んだうえで、利用される頻度の少ない水産資源である低利用魚を使った「新たな海飯メニュー」を開発しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 

イベント概要       

・開催概要 

複合的な要因による海洋環境の変化により、愛媛県内の海では漁獲量の減少や水産資源の種類の変化が起きています。この変化は、地域に根付いた伝統的な漁法や食文化との間にアンマッチを生じさせており、新たに漁獲される魚介類の中には、十分に活用されていない「未利用・低利用魚種」が多く存在するのが現状です。本プロジェクトでは、低利用な水産資源を「新たな海飯(うみめし)」と名付け、高校生×食品メーカーとのタイアップによる「新たな海飯メニュー」を開発。また、「低利用魚」の魅力や活用方法を県民に広く発信することを目的に、「えひめ新たな海飯フェスティバル」を開催。地元の水産資源を扱う企業や団体による、普段は市場に出回りにくい低利用魚を使ったメニュー販売や低利用魚のタッチングプールなどを実施しました。

 

・内容 

 • 県内高校生が、未利用・低利用となっている魚介類や海藻などの水産資源について学習。

 • 食品メーカーのサポートにより、新たなメニューを共同開発。

 • フェスティバル当日は、高校生が実際に調理・販売を行い、来場者に提供。

 • 地元水産資源を扱う企業・団体によるブース出店も実施。

 

「えひめ新たな海飯フェスティバル」

・日程 2025年10月12日(日)9時~14時

・開催場所 みなと交流センターはーばりー

・参加人数 約1,000人

・協力 せとうちみなとマルシェ実行委員会、今治市

 

FC今治高等学校里山校×サンヨー食品株式会社

【ハモつみれと地エビかき揚げの麻辣湯風 Supported by サッポロ一番 】   

7月上旬、プロジェクトのキックオフとして、今回タイアップするサンヨー食品株式会社の担当者との顔合わせの後、県内の海の現状や未利用・低利用魚について理解を深めました。未利用魚は市場のニーズがない→価格がつきにくいことを学んだうえで、愛媛県漁業協同組合桜井支所および今治市の協力のもと、早朝6時から実際の市場を見学しました。見学を通して、小さいハモやサイズが不揃いの地エビに、更なる活用の可能性があるのではと感じ、これらの水産資源を使ったメニューを開発することに決定しました。

メニュー開発にあたっては、次の3点をポイントに設定。

 1. 若者に知ってもらい、食べてもらうこと

 2. トレンドを通して環境問題を身近に感じてもらうこと

 3. 作る過程で会話が弾み、笑顔が広がること

これらのポイントを押さえ、近年若者に人気の麻辣湯(マーラータン)をテーマにメニュー開発を進めました。ハモは骨が多く家庭では扱いにくい魚であるため、今回は中骨を取り除いた後、フードプロセッサーを用いて骨を処理し、つみれにしました。小さいハモだからこそ出来る加工方法です。地エビは素材の風味を生かすため、衣を薄くしてかき揚げに。

9月の試作では、「サッポロ一番」のみそ味・塩味・ごま味の3種類を使い、味の相性を検討しました。

春雨と麺を組み合わせた際にスープが吸われてしまうなどの課題もありましたが、サンヨー食品担当者からのアドバイスをもとに改良を重ね、完成度を高めました。そして10月12日、お披露目の機会となった「せとうちみなとマルシェ」内で125食限定の試食提供を実施。来場者からは「新しい味で美味しい」「ハモがこんなに食べやすいとは思わなかった」など好評をいただきました。試食を通して、今治の海の現状を知ってほしい、そして“美味しいのに出回っていない魚”をもっと食べてほしいという高校生たちの熱い思いが、多くの来場者に伝わったイベントとなりました。

 

済美高等学校×理研ビタミン株式会社 

【コショウダイのレモンクリーム煮・クロダイの炊き込みご飯・グチの揚げ出し豆腐風】

済美高校は、理研ビタミン株式会社とタイアップしてプロジェクトをスタートしました。夏休みの課題として、生徒一人ひとりが未利用・低利用魚と理研ビタミン株式会社の商品を組み合わせたメニューを考案。夏休み明けには、魚種の選定理由とメニューを各々が発表し、提案された中から5つのメニューを実際に調理実習として試作しました。

使用した魚は、クロダイ・エソ・コショウダイ・グチなど、「色が黒い」「小骨が多い」「調理が難しい」といった理由から、普段は家庭の食卓に並びにくい魚たちです。

試作では、魚の特徴を生かしながら次のようなメニューを開発しました。

 • グチ: 身が柔らかいため、食感を活かした「揚げ出し豆腐風」に。

 • クロダイ: 愛媛の郷土料理である鯛めしをアレンジし、「クロダイの炊き込みご飯」と「わかめスープ」に。

 • コショウダイ: 臭み消しとして塩レモンドレッシングを使用し、「白身魚のレモンクリーム煮」に。

 • エソ: 和風だしと相性の良さを生かした「エソの和風パスタ」に。

試作を重ねた結果、お披露目の機会となる10月30日(木)の文化祭では、上記のうち「コショウダイのレモンクリーム煮」「クロダイの炊き込みご飯」「グチの揚げ出し豆腐風」の3品を提供することに決定しました。

 文化祭当日は、保護者や他学部の生徒など多くの方々が来場し、用意した料理は約2時間で完売しました。来場者からは、「こんなに美味しいのに、あまり食べられていないなんてもったいない!」「レモンクリーム煮は、ほかの魚にも応用できそう!」といった嬉しい感想が寄せられました。生徒たちは、見た目や扱いにくさのせいで食べられていない魚が多いことの“もったいなさ”を実感。「美味しい魚をもっと多くの人に知ってほしい」「家族や友人にも伝えたい」と話していました。

 

えひめ新たな海飯フェスティバルを開催しました             

「低利用魚」の魅力や活用方法を県民に広く発信することを目的に、10月12日(日)に今治港周辺で開催されている「せとうちみなとマルシェ」内で、「えひめ新たな海飯フェスティバル」を開催しました。イベントでは、地元の水産資源を扱う企業や団体による、普段は市場に出回りにくい低利用魚を使ったメニュー販売や低利用魚のタッチングプールなどを実施しました。

 

出展いただいた団体:一般社団法人Umidas・株式会社ダイイチフーズ・企業組合こもねっと・今治市農林水産課・上甲商会・(株)古屋野水産・ 壽司きんぼし

 

このうち、(株)古屋野水産・ 壽司きんぼしのブースでは、内臓に独特の臭いがあり、毒のあるトゲを持つことから敬遠されがちな「アイゴ」を、お酢でしめた押し寿司やフライにして販売。また、今治市農林水産課のブースには低利用魚やエイ、サメの仲間に直接触れられるタッチングプールを設置。子どもから大人まで幅広い世代が楽しみながら学べる内容となり、海の恵みと地域の食文化の魅力を再発見する機会となりました。

 

参加者からの声                    

当社が天然素材の有効利用を図る企業であるため、この未利用・低利用魚を活用した企画は本当に素晴らしい企画だと思いました。高校生一人一人がメニュー開発し、その中から選ばれた3商品はどれも美味しく、家で作って食べることより記憶に残る体験になったと思う。(済美高校と連携した食品メーカー担当者)

 

夏休みから始まったプロジェクトを無事やり遂げることができ、大きな達成感を味わいました。みんなで「美味しい!」と言ってもらえたことが本当に嬉しかったと話し合いました。私自身も、初めての商品開発や、外部の方々との継続的な関わりを通して、戸惑いやうまくいかないこともたくさんありましたが、それ以上に多くの学びがあり、とても貴重な経験となりました。(FC今治高等学校 里山校)

 

未利用魚について学ぶ中で、「見た目や扱いにくさ」で食べられていない魚がたくさんあることを知りました。実際に調理してみると、どれもとても美味しくて驚きました。見た目や先入観にとらわれずまずは一度食べてみて欲しいです。私たちの活動がその一歩になれたなら嬉しいなと思います。ご協力いただいた理研ビタミン株式会社様ありがとうございました!(済美高等学校食物科学コース)

 

<団体概要>

団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトinえひめ

URL:https://ehime.uminohi.jp/

活動内容:愛媛県内の海を中心とする食・文化・スポーツ・自然環境等の分野において、様々な関係者と連携した活動のムーブメント作り、イベント開催、情報発信等を実施する。            

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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