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中高生から小学生へ「広島の海」を伝えよう! 高校生連携 謎解きイベントを開催しました!

2026.02.21
中高生から小学生へ「広島の海」を伝えよう! 高校生連携 謎解きイベントを開催しました!

2026年2月14日(土)/15日(日) 【場所】広島城 上段

一般社団法人瀬戸内プロジェクトin広島は、TOPPAN株式会社と協力し、広島ならではの課題を解決するため、2月14日(土)/15日(日)に「高校生連携 謎解きイベント」を開催いたしました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

 

イベント概要 

・開催概要 広島県の海洋ごみの現状・課題や県漁連様の生産者として課題や行っている取り組みを中高生自身が学び、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけとする。また学んだことを小学生へ伝え

る謎解き&教材作りにも挑戦し、インプットをアウトプットできるよう約5か月かけて実施。

・日程:2026年2月14日(土)15日(日)各日10:00~16:00

・開催場所:広島城 上段

・参加人数:31名(広島大学附属高校12名

         近畿大学附属広島高等学校・中学校 福山校 13名

         愛媛県立松山西中等教育学校 3名

         なぎさ高校 3名)

※募集時33名

・協力団体:TOPPAN株式会社、フラップゼロアルファ(謎解き講師)、広島県 環境局 環境保全課 瀬戸内海環境戦略グループ、広島県 環境局 環境保全課 瀬戸内海環境戦略グループ、広島県漁業協同組合連合会

 

4つの団体による広島の海について学ぶ

インプットのため、まずは学生に向けた授業を実施しました。

・日程:2025年10月18日(土)~19日(日)各日10:00~17:00

・開催場所:広島県立総合体育館 中会議室

 

広島県の海洋プラスチック対策と水産業の取り組みについて、まずは広島県からの授業です。

1. 海岸漂着ごみ対策(環境保全課:樽谷先生)

広島県は産官学民が連携する「GSHIP」を軸に、海洋ごみ削減を推進しています。対策は「流出抑制」「流出防止」「回収」の3本柱。具体的にはプラスチック使用量の削減や、スマートごみ箱の設置、シーカヤックを用いた困難エリアの清掃など、技術と市民参加を組み合わせて展開しています。瀬戸内4県合同の清掃活動では計26tものごみを回収しており、社会全体で瀬戸内海の環境保全に取り組む体制を強化中です。

 

2. 広島の水産業と牡蠣養殖(水産課:後藤先生)

広島県は複雑な地形と太田川の栄養分に恵まれ、多彩な水産物を育んでいます。特に全国1位の生産量を誇る牡蠣養殖は、地引式から筏式垂下養殖へと進化し、通年生産を実現しました。ホタテ貝を用いた天然採苗や、あえて環境負荷をかけ強い個体を選別する「抑制管理」が特徴です。また、環境配慮として、古くなった牡蠣筏(竹)をチップ化し防草材へ再利用するなど、循環型水産業の構築にも注力しています。

 

3. 豊かな海・きれいな海・海洋プラスチック(広島県漁業協同組合連合会:渡邉専務理事)

広島の海を支えるのは、山や川から供給される窒素・リンなどの「栄養塩」です。生活排水対策で水質は改善したが、現在は栄養塩不足が課題となり、食物連鎖の起点となる植物プランクトンの育成が重要視されています。

水産業界では海洋プラスチック対策を強化。漁業者による清掃や資材回収を支援するほか、酢酸性などの「生分解性パイプ」の検討や、30箇所の漁協での「高耐久性フロート」導入など、資材の改良と実証実験を並行して進めています。

 

4. 清掃活動への関心を高めるコツ(環境保健協会:吉井先生)

伝え方(五感の活用): 「見せる、触らせる、聴かせる、嗅がせる、食べさせる」と「褒める、のせる、自分の言葉にさせる」を組み合わせ、ごみ問題への関心を持つきっかけ作りを行いました。

まとめ: 授業の最後に、学んだ内容を「6W+2Hシート」で整理する実践を実施しました。

 

中高生による「謎解き」を通じたアウトプットと社会実装

インプットを経て、2日目は学びを言語化し、他者へ伝えるための「謎解き制作」を実施しました。参加した中高生は、単なる知識の習得に留まらず、内容を深く咀嚼して問題へと昇華させるプロセスに挑みました。

各班が設定したテーマは以下の通りです。

  • A班:海での代替素材を使った取り組み

  • B班:優しさを含む生分解性プラスチック

  • C班:持続可能な水産業

  • D班:ごみの循環(身近なものと牡蠣関連)

  • E班:瀬戸内海のごみ問題

  • F班:山と海のつながりについて

中高生たちは、謎解きのタイトルやラストキーワードの選定に約3時間を費やし、試行錯誤の末に各班独自の謎解きを完成させました。作成されたコンテンツは、2026年2月14日・15日開催の「広島城オイスターフェス2026」にて、小学生向けの無料体験イベントとして実際に運用されました。

イベントでも中高生は運営スタッフとして参加し、各所に置かれた謎解きヒントパネルの前でイベント参加者へ声掛けをし、海洋ごみについて主体的に発信していました。

製作した謎解きパンフレット(教材)800部すべて配布でき、内591名が謎解きクリア。

この「体現」の経験が、参加した中高生にとって今後の環境活動や社会貢献への大きな糧となることが期待されます。

(画像左)謎解きを終え、認定書をもらう小学生の姉妹と謎解きを作った高校生  (画像右)謎解きを解く来場者

 

参加した中高生・来場者からの声   

【中高生の感想】

・牡蠣養殖でごみが出ていることを知らなった。この謎解きと教材でもっと多くの人にも知って

 ほしい。牡蠣が沢山できるようになってほしいと思う。

・謎解きに集中しすぎて、海洋ごみの問題までは頭に入っていないかもしれない。

 けど、案内する時に「海洋ごみ」の問題についても教えてあげるように心掛けた。

【謎解きを解いた小学生の感想】

・牡蠣の問題があると知らなかった。自分としてはごみの分別をしっかりしたい。

・謎を解くのが難しかったけど、楽しかった。

 

<団体概要> 

団体名称   :一般社団法人瀬戸内プロジェクトin広島

URL     :https://hiroshima.uminohi.jp/about/

活動内容     :身近で我々の生活と密接に関係し、独自の歴史と文化をはぐくんできた「瀬戸内海」をフィールドに、未来へ美しい瀬戸内海を引き継ぐための活動を行っています。

 

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

https://uminohi.jp/umigomi/

 

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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