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FBS「ミライのアグリ☆スター」で放送。高校生が育てたニホンミツバチのはちみつで、地域の人が笑った——唐津ミツバチプロジェクト、卒業と継承の記録

2026.04.08
FBS「ミライのアグリ☆スター」で放送。高校生が育てたニホンミツバチのはちみつで、地域の人が笑った——唐津ミツバチプロジェクト、卒業と継承の記録

全国農業関係高等学校エッセイコンテスト最優秀賞受賞。「教わった生徒が先生になって戻る」——佐賀・唐津南高校が体現したESDの景色

NPO法人 唐津Farm&Food(佐賀県唐津市、代表理事:濱口のぞみ)が支援する「唐津ミツバチプロジェクト」が、福岡放送(FBS)の農業応援番組「ミライのアグリ☆スター」にて2026年4月7日(火)11時23分〜11時30分に放送されました。

 

取材当日(2026年3月14日)は、今春卒業した唐津南高校の卒業生2人が後輩2人とともに佐賀県唐津市の横枕農園に集結。卒業生たちが育てたニホンミツバチのはちみつを使って後輩が手作りしたはちみつプリンを、地域の住民4人に振る舞いました。「美味しい!」と笑顔になる住民の方々の表情が、すべてを語っていました。

 

FBSで放送—地域の物語が九州に届いた

2026年4月7日、福岡放送(FBS)「ミライのアグリ☆スター」にて唐津ミツバチプロジェクトの取り組みが放送されました。佐賀・唐津の高校生と地域が一体となって育てるニホンミツバチの活動が、九州の視聴者に届きました。

FBS「ミライのアグリ☆スター」の取材シーン。卒業生と後輩が地域住民にはちみつプリンを振る舞った

 

「美味しい!」その言葉のために 

卒業生たちが丹精込めて育てたニホンミツバチのはちみつ。そのはちみつを使って後輩たちが一生懸命手作りしたのが、はちみつプリンです。地域の住民4人に食べていただいた瞬間、自然と「美味しい!」という声が上がりました。

 

横枕地区の区長からは力強い言葉も届きました。 

「横枕の自然を、守っていかないといけない」 

地域の代表者のこの一言が、高校生たちの活動が地域に根付いていることを証明しています。

 

最優秀賞受賞——卒業生が残した言葉 

卒業生の一人、奈切さんは「全国農業関係高等学校エッセイコンテスト」で最優秀賞を受賞。受賞タイトルは「横枕の美しい未来を描くために」です。夜遅くまで学び続けていた姿を間近で見てきただけに、その受賞は格別の意味を持ちます。

 

当日は後輩たちから卒業生へのサプライズ花束も贈られ、笑顔と涙が交差する場面となりました。なお卒業生の一人は、気合いを込めて「蜂色(はちみつ色)」に髪を染めて登場するという粋な演出で場を盛り上げました。

 

ニホンミツバチとは何か——生物多様性の指標種

ニホンミツバチ(Apis cerana japonica)は、日本在来種のミツバチで農薬や環境変化に非常に敏感な生き物です。その生息状況は周辺の生態系の健全さを示す指標となっており、ニホンミツバチが暮らせる環境を守ることは、地域の生物多様性保全に直結します。

唐津Farm&Foodが管理する横枕農園(佐賀県唐津市相知町)は環境省の自然共生サイト(OECM)として認定されており、ニホンミツバチの保護はネイチャーポジティブの実践そのものです。

 

ESDが根付いた時、こういう景色が生まれる 

唐津ミツバチプロジェクトには、もう一つの未来があります。 

今年から、唐津南高校の卒業生たちが大学で学んで教員となり、一人ずつ唐津へ帰ってくる予定です。教わった生徒が、やがて先生になり、また次の世代を育てていく——。 

ESD(持続可能な開発のための教育)が本当に地域に根付いたとき、こういう景色が生まれます。唐津ミツバチプロジェクトは、その最前線にいます。

「卒業生が後輩へ、後輩がやがて先生になって戻ってくる。唐津ミツバチプロジェクトを通じて、ESDが地域に根付いた景色を目の当たりにしています」(NPO法人唐津Farm&Food )

 

唐津ミツバチプロジェクトとは

佐賀県唐津市の横枕農園を舞台に、唐津南高校の生徒たちがニホンミツバチの保護・養蜂・採蜜に取り組むプロジェクトです。ニホンミツバチは農薬や環境変化に敏感で、その生息環境を守ることは地域の生物多様性保全に直結しています。NPO法人 唐津Farm&Foodが学校・地域と連携して支援しており、ネイチャーポジティブな地域づくりの実践事例として注目されています。

 

放送情報

番組名:ミライのアグリ☆スター(福岡放送 / FBS) 

放送日時:2026年4月7日(火)11時23分〜11時30分 

放送エリア:福岡・佐賀・大分・熊本・長崎

 

団体概要

団体名:NPO法人 唐津Farm&Food 

代表者:代表理事 濱口のぞみ 

設立:2020年11月 

活動内容:生物多様性保全、環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミー推進、ネイチャーポジティブ 

所在地:佐賀県唐津市東唐津3-7-22 

公式サイト:https://karatsu-f-f.com

 Instagram:https://www.instagram.com/preciousplastic_karatsu/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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