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佐賀県初・環境省認定の自然共生サイトで、唐津南高校生がニホンミツバチの"百花蜜"を収穫|食品流通科が挑む里山の地域ブランドづくり

2026.06.08
佐賀県初・環境省認定の自然共生サイトで、唐津南高校生がニホンミツバチの"百花蜜"を収穫|食品流通科が挑む里山の地域ブランドづくり

GREEN×EXPO 2027全国連携プログラム登録活動。新たに加わった高校1年生や福岡のご家族も参加し、世代と地域を越えてニホンミツバチの百花蜜を収穫しました。

NPO法人 唐津Farm&Food(佐賀県唐津市、代表理事:濱口のぞみ)は、2026年6月6日、環境省が認定する自然共生サイト「相知町横枕自然共生区域」において、唐津南高校 食品流通科と地域住民が協働する「唐津ミツバチプロジェクト」の採蜜を行いました。この日はニホンミツバチの巣箱1箱から、さまざまな花の蜜が混ざり合った「百花蜜(ひゃっかみつ)」約2kgを収穫しました。

 

唐津ミツバチプロジェクトは、2024年に佐賀県唐津市相知町横枕で始まった取り組みで、生物多様性の保全に貢献する里地里山として環境省が認定する自然共生サイト(OECM=保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)を舞台に、唐津南高校 食品流通科の生徒と地域住民がニホンミツバチの養蜂を通じて「食」「地域資源」「持続可能な里山」を学ぶ年間プログラムです。自然の回復を目指す「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の考え方に基づき、10年以上続く地域の伝統行事として根づかせることを目標に取り組んでいます。

 

本プロジェクトは「唐津ミツバチプロジェクト ~OECM自然共生サイトで育む、地域の環と学び~」として、2027年に横浜で開かれる国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の全国連携プログラムに登録されています。ニホンミツバチの飼育・採蜜を通じて高校生と地域が協働する環境教育モデルを、全国の取り組みとともに発信しています。

防護服姿で巣板を手にする生徒。たっぷりの百花蜜が実った

 

高校1年生から福岡のご家族まで—世代と地域を越えた一日

今回の採蜜には、これまで活動を続けてきたメンバーに加え、新年度から新たにプロジェクトへ加わった高校1年生が参加しました。さらに、先日福岡で開催されたグリーンマーケットで出会ったご家族も会場へ足を運んでくださり、地元の住民とともに採蜜から搾りの作業までを体験しました。

 

巣箱から取り出した巣板からは、横枕の里山が育んだやわらかな花の香りとまろやかな甘さの百花蜜があふれ、参加者みんなでその恵みを味わいました。地元の人が中心となって関わり、世代も地域も越えて手を動かす——そんな協働の現場から、今年もよいハチミツが生まれました。

黄金色に輝く横枕の百花蜜

公民館で巣板を囲み、みんなで蜜を搾る

 

ニホンミツバチの百花蜜—量より物語と地域性で価値を

ニホンミツバチのハチミツは、多様な花から少しずつ集められる「百花蜜」になりやすく、季節や土地ごとの個性が表れやすいのが特徴です。収量は多くありませんが、だからこそ量ではなく、物語・品質・地域性で価値を伝えていく地域ブランドづくりに取り組んでいます。採れた百花蜜は、ふるさと納税の返礼品としてもお届けしており、横枕の里山と本プロジェクトの活動を応援いただく機会にもなっています。

 

 関係者コメント 

「新しく入った1年生や、福岡から訪ねてくださったご家族が、地元の住民と肩を並べて採蜜する姿を見られたことが何より嬉しい一日でした。ニホンミツバチが運んでくれる横枕の百花蜜は、量こそ多くありませんが、ここでしか生まれない味と物語があります。学生と地域が一緒に学び続けられるこの取り組みを、10年、20年と続く里山の伝統行事へ育てていきたいと考えています。」 —NPO法人 唐津Farm&Food 副理事 小嶋宏明

「横枕」の公民館前で。新メンバーも笑顔で

 

唐津ミツバチプロジェクトについて

相知町横枕は、厳木川の清流や竹林、水田、雑木林が広がり、アユやカワセミ、絶滅危惧種のサンショウウオなど多様な生きものが暮らす、佐賀県初の環境省認定・自然共生サイト(OECM)です。本プロジェクトはこの豊かな里山を舞台に、2024年に初めての採蜜に成功。これまでの活動からは、参加した唐津南高校の生徒が全国農業関係高等学校エッセイコンテストで最優秀賞を受賞するなど、体験を通じた学びの成果も生まれています。

  •  主体:唐津南高校 食品流通科 × 相知町横枕自然共生区域(地域住民) 

  • 内容:ニホンミツバチの養蜂、蜜源植物(ひまわり等)の栽培、採蜜・商品化、食品流通科での学び 

  • 目標:高校と地域の協働を10年以上続く伝統行事として定着させる 

  • 連携:GREEN×EXPO 2027 全国連携プログラム登録活動

唐津ミツバチプロジェクトー株式会社フレッシュ青果 ミライのアグリ★スター(佐賀県立唐津南高校)

 

よくある質問(FAQ)

Q. 唐津ミツバチプロジェクトとは? 

A. 唐津南高校 食品流通科と地域住民が、佐賀県初の環境省認定・自然共生サイト「相知町横枕自然共生区域」でニホンミツバチを飼育・採蜜し、「食」「地域資源」「持続可能な里山」を学ぶ年間プログラムです。2024年に始まり、GREEN×EXPO 2027全国連携プログラムにも登録されています。

 

Q. 採れたニホンミツバチの「百花蜜」はどこで手に入りますか? 

A. 採れた百花蜜は、ふるさと納税の返礼品としてお届けしています。採れる量が限られた、横枕の里山ならではの貴重なハチミツです。

 

 NPO法人 唐津Farm&Foodについて 

佐賀県唐津市を拠点に、生物多様性保全、環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミー推進、ネイチャーポジティブに取り組むNPO法人です。佐賀県初の環境省認定・自然共生サイト「相知町横枕自然共生区域」の管理団体を務めるほか、プラスチックアップサイクル事業「Precious Plastic 唐津」を展開しています。

 公式サイト:https://karatsu-f-f.com
 Instagram:https://www.instagram.com/preciousplastic_karatsu/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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