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不登校の高校生の「絵本をつくりたい」がプロを動かす——小中高生4名の絵本制作プロジェクトが始動

2026.07.22
不登校の高校生の「絵本をつくりたい」がプロを動かす——小中高生4名の絵本制作プロジェクトが始動

外出に緊張するような生徒の“好き”が、絵本専門出版社との全6回の学びへ。NIJIN高等学院(通信制高校サポート校)が挑戦を支援

 

《開催概要》

講 座 名:プロから学ぶ 絵本づくり講座

初回開催日:2026年7月16日(全6回の実施)

開 催 方 法:オンライン(うち1回は対面講座)

参 加 者:NIJINアカデミー・NIJIN高等学院の小中高生4名

講   師:株式会社集文社 代表取締役・早川裕氏

株式会社NIJINが運営する「NIJIN高等学院」は、2026年7月16日、株式会社集文社代表取締役・早川裕氏を講師に迎え、NIJINアカデミー生を含めた小中高生4名による「絵本づくり講座」をオンラインで開講しました。

きっかけは、外出に緊張してしまうような高校生の「絵本をつくって、人を喜ばせたい」という一言でした。

その思いをスタッフが絵本のプロにつなぎ、一人の挑戦が、小学生から高校生までが参加する全6回のプロジェクトへと発展しました。

 「できないこと」ではなく、「やりたいこと」に目を向ける 

プロジェクトを始めたのは、NIJIN高等学院に在籍する高校生・リボンさんです。

NIJIN高等学院3年のリボンさん

 

イラストを描くことが好きなリボンさんには、「自分の作品で誰かを喜ばせたい」という思いがありました。しかし、絵本をつくった経験はなく、何から始めたらよいのか分かりませんでした。

その声を聞いたスタッフの繁野が株式会社集文社に相談。代表取締役の早川裕氏が、生徒の絵本制作に継続して伴走することになりました。

さらに早川氏の提案により、絵本に興味を持つほかの子どもたちも参加。一人の高校生の「やってみたい」が、小中高生4名の学びの場を生み出しました。

不登校の子どもたちは、「何もしたくない」のではありません。

安心できる場所と、思いを受け止めてくれる大人、社会とつながる機会があれば、自分の「好き」を力に変え、挑戦を始めることができます。

 

 小学2年生から高校生まで、それぞれの「好き」を一冊に 

講座には、年齢も得意なことも異なる4名が参加しています。

  •  家族のために、海をテーマにした絵本をつくりたい小学2年生、みさき

  • 茶番が大好き、妄想が得意な小学5年生、たまごずし

  • ペットをもとにオリジナルキャラクターを制作している中学2年生夢犬(ゆめいぬ)

  • イラストで人を喜ばせたい高校3年生リボン

第1回目のオンライン講座の様子

 

顔を出して話す生徒もいれば、チャットで思いを伝える生徒もいます。参加方法を一つに限定せず、それぞれが安心できる形でプロとの対話に加わりました。

 

 最初の課題は「自分の人生を振り返ること」 

第1回講座で早川氏が伝えたのは、絵の上手さや長い物語を考えることではなく、「自分が本当に伝えたいこと」を見つける大切さです。

絵本は、絵と言葉で人の心を動かす「総合芸術」。作品の種は、子ども自身の経験や感情の中にあります。

次回までの課題は、これまでに経験した「うれしかったこと」「悲しかったこと」「頑張ったこと」「心に残っていること」を書き出すことです。

不登校になった経験も、夢中になった時間も、誰かを喜ばせたいという願いも、その子にしか表現できない一冊につながっていきます。

 

 不登校生の「好き」を、社会で輝く力へ 

NIJIN高等学院とNIJINアカデミーが大切にしているのは、不登校の子ども自身の「好き」「やりたい」「誰かの役に立ちたい」という思いを見つけ、プロや企業、社会とつなぎ、実際の挑戦へ変えていくことです。

今回の絵本づくりも、大人が用意した課題ではありません。一人の生徒の声から、スタッフが動き、プロが応え、仲間が集まりました。

「絵本をつくりたい」という小さな一言が、社会とつながり、自分の可能性に気づく一歩になっています。

 

 今後の展開 

本講座は約2週間に1回、全6回実施する予定です。

子どもたちは早川氏と対話を重ねながら、自分が伝えたいテーマを見つけ、オリジナル絵本の完成を目指します。オンライン講座に加え、今後は早川氏と対面する機会も検討しています。

完成した作品だけでなく、不登校の子どもたちが自分の思いを言葉にし、試行錯誤しながら一冊をつくり上げていく過程も発信していきます。

 

 講師・早川裕氏 

株式会社集文社代表取締役。1983年から子どもの本に携わり、出版営業として15年間、全国の書店を訪問しました。その後、延べ20社以上の児童書出版社を支援。2005年から始めた絵本の読み聞かせは、延べ200回以上にのぼります。

2014年に株式会社集文社の代表取締役に就任。2016年からは、文章や構成をはじめとした絵本づくり全般を伝える講座にも取り組んでいます。

出典:株式会社集文社・代表プロフィール 

 

NIJINアカデミー・NIJIN高等学院 

NIJINアカデミーは、不登校の小中学生が全国の仲間と学ぶオルタナティブスクールです。

NIJIN高等学院は、生徒の「好き」や「やりたい」を起点に、社会とつながる学びを実践する通信制高校サポート校です。

子どもたちが安心できる居場所をつくり、一人ひとりの興味や得意をプロ・企業・社会につなげることで、不登校を新しい可能性へ変えていきます。

NIJIN高等学院公式サイト

 NIJINアカデミー公式サイト 

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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