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奥能登5校の高校生・保護者・地域住民が集い、高校の未来を語り合う「高校魅力化未来トーク」を7月より5地域で順次開催

2026.07.27
奥能登5校の高校生・保護者・地域住民が集い、高校の未来を語り合う「高校魅力化未来トーク」を7月より5地域で順次開催

地域の声を魅力的な高校づくりに活かす、住民参加型の対話の場を開催

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、石川県教育委員会が主催する「高校魅力化未来トーク」の運営事務局として、2026年7月より奥能登5地域での開催を順次実施します。

 

本企画は、奥能登高校魅力化の取り組みのひとつとして、高校生・保護者・教員・地域住民・卒業生などがこれからの高校教育について対話する場です。参考意見の収集にとどまらず、今後の奥能登の高校づくりに活かしていきます。

 

■奥能登地域が直面する、少子化・震災・教育資源の不足

奥能登地域では、少子化が急速に進んでいます。2015年から2025年の10年間で年少人口は47%減少し(*1)、能登半島地震・奥能登豪雨の影響も重なり、震災前後の小中高の在籍生徒数を比較すると、776人減少しました。(*2)。2025年10月時点の奥能登地域の0歳児は108名(*3)のため、何も手を打たなければ生徒数が5校で1学年100名を割り込む可能性があると指摘されています。

 

奥能登地域では自宅から通学できる高校の選択肢が少ないため、多様な進路希望を持つ生徒が1つの学校に在籍しています。また小規模校が抱える課題として教員数が少ないため、一部の科目が開設できないケースがあり、進学を希望する生徒には放課後補習等の個別対応が必要となります。さらに、震災がきっかけとなり地域の学習塾などの教育事業者が減少するなど、学校外での学習機会も薄れつつあるのが現状です。

 

こうした課題は奥能登地域に限ったことではなく、日本全国の地方・地域が抱えている課題とも捉えることができます。災害を経験した奥能登地域から、課題の解決の糸口を切り拓こうとしています。

 

■震災を経た奥能登の高校改革。石川県が「復興探究コーディネーター」を配置

こうした状況を受け、石川県教育委員会は奥能登地域の高校魅力化推進に向けた取り組みを進めています。「奥能登県立高校魅力化検討ワーキンググループ」が2025年度より開催され、奥能登5校の校長、4市町の教育長、有識者等の多様な立場の関係者と高校魅力化について議論が交わされました。学校現場における取り組みをサポートするのが、奥能登5校(穴水高校・能登高校・門前高校・輪島高校・飯田高校)に配置される「復興探究コーディネーター」です。

 

コーディネーターは、各校の教職員と連携しながら、生徒のフィールドワークや地域活動、外部講師による学習機会の企画・調整を担います。また、地域の行政機関や事業者との協働体制を構築し、探究活動を通じて学校と地域がつながる環境をつくることを目指しています。2026年度は3名のコーディネーターが配置され、奥能登5校のネットワークを形成し、学校を越えた協力・支援体制の構築も役割のひとつです。

 

カタリバは石川県教育委員会から委託を受けてコーディネーターを配置し、他のコーディネーターとも協力しながら、奥能登5校の県立高校を対象に、高校生の探究活動の推進をはじめとした学校の魅力化を支える取り組みを行っています。

 

■ なぜ今、地域が集まって語り合うのか「高校魅力化未来トーク」

高校を取り巻く環境の変化が求められるいまだからこそ、高校生・保護者・教員・地域住民それぞれが高校に対して抱く期待や不安を、立場を越えて話し合う機会をつくることが必要です。高校魅力化には高校生・教員・保護者・地域の声など、当事者の声が欠かせません。さまざまな立場の声を持ち寄り、教育を地域全体でつくっていく。そうした思いから、魅力化の取り組みのひとつとして「高校魅力化未来トーク」が設けられました。ここでの対話は参考意見の収集にとどまらず、今後の奥能登の高校づくりに活かしていきます。

 

【概要】奥能登高校魅力化未来トーク

開催期間:能登町:7月29日(水)18:00-20:00(会場:能登町役場)

                  輪島市:8月 5日(水) 18:00-20:00(会場:門前公民館)

                  珠洲市:8月 9日(日) 10:00-12:00(会場:珠洲市民図書館)

                  輪島市:8月 9日(日) 15:00-17:00(会場:輪島消防署会議室)

                  穴水町:8月 10日(月) 18:00-20:00(会場:穴水高校)

開催地域:奥能登エリアの高校がある地域(飯田高校・能登高校・輪島高校・門前高校・穴水高校)各1回

対  象:高校生・保護者・教員・地域住民・卒業生など、奥能登の高校改革にご関心がある方

形  式:ワークショップ形式(5〜6名のグループによる対話)

内  容:理想の奥能登地域の高校像・実現に向けた課題についてのアイデア出し

参加費 :無料

主  催:石川県教育委員会

運営事務局:認定特定非営利活動法人カタリバ

取材依頼:https://www.katariba.or.jp/report/
※一般の方の当日参加は可能ですが、報道関係者の方は事前に石川県教育委員会またはカタリバへご一報ください。事前申込がない方の取材はお断りする可能性がありますことを予めご了承ください。

 

カタリバは石川県庁とともに「のと未来トーク」「わじま未来トーク」を運営し、住民の声を復興計画へ反映するサポートをしてきた経緯もあります。こうした現場でのつながりを土台に、今回の運営事務局を担っています。

 

■認定特定非営利活動法人カタリバとは

どんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、2020年以降は経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行う、メタバース空間を活用し不登校の子どもたちを支援するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地 :東京都中野区中野5丁目15番2号
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区・全国)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL: https://www.katariba.or.jp

■問い合わせ

取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。

https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 阿部)

 

*1 いしかわ統計指標ランド 石川県の年齢別推計人口(令和7年・平成27年)をもとにカタリバにて算出

石川県の年齢別推計人口~令和7年10月1日現在推計~

https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5285

石川県の年齢別推計人口~平成27年10月1日現在推計~

https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=3039

 

*2 いしかわ統計指標ランドより石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)をもとにカタリバにて算出

令和7年度石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)

https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5288

令和5年度石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)

https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=4834

 

*3 いしかわ統計指標ランドより石川県の年齢別推計人口~令和7年10月1日現在推計~

https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5285

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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