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越境体験から自己変容へ。さとのば大学が宮城県女川町・島根県海士町で高校生向けサマースクールを開催

2026.09.15
越境体験から自己変容へ。さとのば大学が宮城県女川町・島根県海士町で高校生向けサマースクールを開催

地域の挑戦者と出会い、自分の「あり方」を見つめ直す。進路の可能性を拡げた4日間

日本全国の地域をキャンパスに「新しい学び方」を提案するさとのば大学(運営:株式会社アスノオト 代表取締役:信岡良亮、所在地:東京都千代田区)は、2026年夏休み期間中、高校生を対象とした越境体験プログラム(サマースクール)を連携地域である宮城県女川町・島根県海士町にて開催いたしました。

全国から集まった計30名の高校生が日常を離れて地域に入り込み、その土地に生きる人々の人生や同世代の仲間の“あり方”や”考え方”に触れることで、自分に向き合い、自己変容から一歩を踏み出す旅を過ごしました。

 

■背景:年内入試の面接必須化、「自分事としての言語化」が求められる時代

大学入試において、総合型選抜や学校推薦型選抜などの「年内入試」を利用する高校生が過半数を超える中、文部科学省の指針に基づき今年度入試から面接が必須化されるなど、自分の言葉で自己表現する力がより求められています。

 

将来の進路選択において重要なのは、表面的な志望理由や活動実績ではなく、「自分はどんな人で、どんな未来を描きたいのか」という本質的な問いに向き合い、「何を、どう学びたいか」という自分事としての動機へ繋げることです。

 

本サマースクールは、実践(Do)と対話・内省(Be)を行き来する「さとのば大学」のカリキュラムを高校生向けにアレンジし、これから進路選択を迎える高校生が自分自身に向き合い、未来を切り開くための土台を育む場として企画・実施されました。

 

■プログラムの特徴:自己理解と変容をもたらす「3つの越境体験」

本プログラムは、地域の課題解決を目指すプログラムではありません。非日常への越境を通して自分の本音に気づき、それを軸に新たな一歩を踏み出す、さとのば大学独自のプログラム設計です。

観光ではない、地域入り込む「暮らしの越境」

町の中で暮らすように滞在し、地域の人々のリアルな日常や想いに触れることで、自分自身が無意識に持っていた「当たり前」に気づき、世界の見方を更新します。

 

挑戦者の人生に触れ、向き合う「本物の問い」

地域で情熱を持って挑戦し続ける人々の人生に触れることで、「自分はどう生きたいか」という自発的な問いが芽生えます。正解を探すのではなく、自分事として問いを深める力を育みます。

 

対話を通して新しい自分に出会う「内省の深まり」

地域の人々や全国から集まった仲間との対話・振り返りを重視。日常では目を向ける機会の少ない自分の内面や本音に向き合い、進路選択や人生で大切にしたい軸を見つけます。

 

■情熱をもって挑戦する人々に触れた、2つの開催地

今回開催された宮城県女川町・島根県海士町は、震災・財政難という地域の危機を乗り越えてきた「地方創生先進地」です。本プログラムは、それぞれの地域特性を生かし、まち全体を学び場として展開しました。

 

【宮城県女川町】震災から生き抜いてきた人々に触れて問う、”わたし”の生き方。

東日本大震災で、まちの約8割が壊滅する被害から復興し、「START!ONAGAWA」のスローガンのもと挑戦を応援するまちとして再建を続ける女川町。参加者はシェアハウスに滞在して町の一員としての暮らしを体験。復興を遂げてきたまちの歴史や、女川で活躍する起業家など挑戦者の生き方に触れました。

4日目には、一人一人が自分の「願い」を起点としたアクションをまちの中で実践。自ら選んだ訪問先で働く人へのインタビューや、町の探索、ジャーナリングでの内省などに挑戦しました。「自由」だからこそ自分の心の声に耳を傾け、行動に移す難しさと、一歩踏み出して実現した時に得られる自己変容を実感しました。

開催日時 :2026年7月27日(月)~31日(金) 4泊5日

開催地  :宮城県牡鹿郡女川町のまち全体

参加者  :全国各地の高校生 14名

運営・協力:さとのば大学、特定非営利活動法人アスヘノキボウ
旅行実施 :一般社団法人女川町観光協会

 

【島根県海士町】「ないものはない」島で、当たり前を見直し、新たな自分に出会う

本島からフェリーで4時間。島根県隠岐諸島の中ノ島にある、人口約2,200人の海士町。財政難を乗越え、独自の教育・地域課題への挑戦で知られる町でもあります。

3日目には、島の変革を支えてきた元副町長や起業家、漁師など6名のゲストを迎え、人生・働き方をテーマにしたインタビューを実施。「ないものはない」の合言葉に通ずる人々の考え方や、「失敗も挑戦も楽しむ情熱」に刺激を受けた高校生。互いの内面を受容し合える仲間の中で、自分の価値観を見つめ直し、「自分も一歩踏み出したい」という勇気が日常への変化をもたらしました。

開催日時 :2026年8月17日(月)~20日(木) 3泊4日

開催地  :島根県隠岐郡海士町のまち全体

参加者  :全国各地の高校生 16名

運営・協力:さとのば大学、NPO法人学び3.0、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団
旅行実施 :株式会社島ファクトリー

 

■参加高校生に起きた「変化」の声

地域という「越境環境」での体験と、自身のあり方に向き合う内省・対話を循環させた結果、参加生徒には以下のような変化が生まれました。自分の可能性を感じ、前向きに自己表現できるようになった自信が、今後の進路や未来を切り拓く原動力となります。

【自己イメージの変化】

  • 「これまで挑戦を恐れていたが、地域の人と出会い、自分も挑戦できるかもしれないと思えた」

  • 「自分にはまだまだ知らないことや分からないことがあると実感した」

     

【日常の見方・行動の変化】

  • 「周りの反応や『正解』ばかり気にしていたが、自分の考えや思いを素直に表現できるようになった」

  • 「今ある環境や当たり前の幸せを大切に過ごすようになった」

     

■次回開催は春休みを予定

次回プログラムは春休み期間中(2027年春)の開催を予定しており、2027年1月頃より募集を開始いたします。最新情報は下記リンク先にてご案内いたします。

特設ウェブサイト:https://satonova-journey.org/
公式LINE:https://lin.ee/QrBcPHj

 

 

■地域を旅する大学「さとのば大学」について

<https://satonova.org/>

日本全国の地域に暮らし、現地の人々と共に「プロジェクト学習」に挑む、新しいスタイルの市民大学です。地域共創のトップランナーとのオンライン学習を掛け合わせ、「自分らしく社会と関わり、仲間と共にほしい未来を創る」未来共創人材を育成。2021年からは通信制大学との連携で学士取得も目指せる4年制コースも開始。現在、4年制のほか、1年間のギャップイヤーコース、オンラインのみのマイフィールドコースを展開。

 

◎関連書籍

これからの時代を共に創っていくための学びのあり方を考える書籍を刊行。(2024年4月)

「学び3.0―地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦―」

https://satonova.org/archives/news/240326

 

■株式会社アスノオトについて

<https://asunooto.co.jp/>

島根県海士町での活動で知られる株式会社風と土と(旧:株式会社巡の環)の共同創業者である信岡良亮が、地域と都市の新しい関係作りのために 2015 年に創業。 都市と地方、経営者と従業員、生産者と消費者といった対立関係を協働関係に変える相互理解支援を、企業研修を通じて行ってきました。現在は地域を巡り仲間と共に学び合う「さとのば大学」を主催、運営しています。

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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