【V-air導入事例】「メタバースで能動的に体験できるオープンキャンパスを」新潟医療福祉大学の事例を紹介
新潟医療福祉大学は、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITについて学ぶことができる医療系の総合大学で、6学部14学科と大学院で構成されています。
日本の医療で必要とされる『チーム医療』を、約4,500人の学生がひとつのキャンパスで学ぶことができる点が魅力です。
◆Web型のオープンキャンパスの一歩先の体験を
本学には、AIやビッグデータの活用など他大学に先んじてIT技術を導入していこうという構想があります。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、来場型によるオープンキャンパスの実施が出来なくなった際も、いち早くWeb型のオープンキャンパスを開催しました。
Web型のオープンキャンパスは、時間と場所によらずに参加できるという点から参加者も増え、認知度を上げることができました。多く見られているということはそれだけニーズがあるということに繋がります。
一方、自分で足を運んだり手を動かすようなことはないので受動的になってしまい、「体験している感」が無くなっていました。そのような中、メタバースであれば能動的に活動できるのではないかと思い、導入を検討しました。数多くあるメタバースサービスの中からV-airを導入した理由は、使い勝手が良くスピーディーに導入することができるからです。
8月のオープンキャンパスには間に合わせるためにわずか1ヶ月でメタバース空間を作ることができました。また、アプリではなくてWeb上から参加することができる点も魅力的でした。
◆常に試行錯誤、満足度を上げるために工夫したこと
2022年8月のオープンキャンパスが初めてのメタバース開催で、2023年1月にかけて6回開催しました。
8~9月は、参加者である高校生とコミュニケーションを取る手段として活用を図りました。しかし、空間設計上ユーザーが操作に慣れるまで時間がかかったり、本学職員といきなり会話をはじめることに対してのハードルの高さが課題となりました。
10~12月は、上記反省を踏まえ、煩雑な操作が不要な設計にしたり、学校説明会動画などの受動的なコンテンツも準備しておくことで、ユーザー次第で受動的にも能動的にも参加できるような内容にしました。
V-airは管理画面からコンテンツを簡単に変更することができるので、変更時も大きな手間はありませんでした。
1月は、メタバースならではの空間活用を考え、普段は見学をすることができない学生寮をメタバース上に再現しました。自動案内を設置したり、キャラクターを使ったアバターを配置することで初めて体験する人にも参加ハードルが低い様に設計しました。
時間制約を設けずいつでも入室可能な環境にしたので、気軽に多くの高校生に参加してもらい、満足度も高かったです。これまでのオープンキャンパスを通して、参加ハードルを下げながら満足度の高い空間を作っていく重要性を感じました。
◆いずれはメタバースオープンキャンパスを主流に
このオープンキャンパスは大学としては挑戦的な試みで、今はメタバース空間で何ができるのかを探っている状態です。今後は体験にフォーカスして、高校生が能動的に魅力を感じることができる空間にしていきたいです。実際に授業を受けてもらう、普段は見せることができないものを見てもらう、空からキャンパスを俯瞰して見てみるなどアイデアは尽きません。
今はWeb型の平面なオープンキャンパスが主流ですが、いずれはメタバースでのオープンキャンパスを主流にできるように、他大学に先駆けて取り組んでいきたいです。
<新潟医療福祉大学>
URL:https://www.nuhw.ac.jp/
<Urth提供サービス「V-air」について>
V-airは、利用企業の課題解決にピッタリな理想のメタバース空間を提供しています。
~V-airが選ばれる3つのポイント~
・アプリのダウンロードや会員登録は不要!ユーザー流入を促しやすい仕組み。
・動線設計に優れた建築デザイナーが設計!空間ではなくコンテンツに注目する体験づくり。
・柔軟にコンテンツ変更や数値管理が可能!集客や効果測定に役立つ管理画面の提供。
▼詳細はこちらからご覧ください。
https://u-rth.com/services/v-air/shop/
<株式会社Urthについて>
https://u-rth.com/
当社は、文科省が主催する「2019年度早稲田大学GapFundProjects」からの支援を受けて創業した企業です。
■ミッション
「空間を多様化させ多様化する社会の基盤を作る」
■ビジョン
「すべての個人が活躍できるフィールドを提供する」
建築技術とIT技術の融合により、独自のビジネスモデルですべての個人が活躍できるような多様な空間を生み出しています。
代表取締役 田中大貴(Twitter:https://twitter.com/hiroki_tanakaur)