四股は邪気を祓う!? 相撲の作法を知ろう!

力士が土俵上で行う所作には、それぞれ意味が込められていることをご存知ですか? 今回は意外と知らない相撲の作法について紹介します。
●塩まき
力士が土俵に入る前に必ずまく塩は「清めの塩」といいます。塩まきには、土俵の邪気を祓い、土俵を清める意味があるそうです。この塩まきは、関取の以上の力士のみがまくことを許されています。
●蹲踞(そんきょ)
蹲踞とは、つま先立ちでひざを大きく広げて背筋を伸ばし、手を軽くひざにのせる力士の基本姿勢。この姿勢には、相手に対して敬いの念を示すという意味があるそうです。
●四股(しこ)を踏む
相撲の作法の中で有名な「四股」。力士にとって大切な準備運動でもありますが、四股には本来「醜いもの」という意味があり、四股を踏むことで地中に潜む邪気を祓っていると言われています。
●力水(ちからみず)
一度塩をまきに行ったあと、前の取組で勝った力士から水をつけてもらい、口をすすいで身体を清めます。その後、桶に備えてある「力紙(ちからがみ)」で顔や身体をふき、再び土俵へ向かいます。
など、相撲には上記以外にもさまざまな作法があります。相撲を観戦するときはぜひ力士の一挙手一投足に注目してみてくださいね。
文:岩手山かもめ
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