【夏休みの自由研究】子どもたちの人気テーマと取り組み方は?/いこーよ総研ユーザーアンケート
いこーよユーザーアンケートをもとに自由研究の内容や研究の取り組み方、予算などについて調査・分析
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、自由研究の内容や研究の取り組み方、予算などについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。
<トピックス>
▶小学生高学年では自由研究をする子どもが7割以上
▶自由研究で最も人気のテーマは「工作・ものづくり」
▶取り組み方は「本やインターネットで調べる」「身の回りにある道具を使う」の他、イベントや体験などに参加するという人も多数
▶自由研究にかける予算は低め
▶まとめ
小学生高学年では自由研究をする子どもが7割以上
まず、今年の夏休みに自由研究をする予定はあるかを尋ねました。
「自由研究をする予定がある、やっている」という子どもは約46%でした。
出典:2024年7月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
年齢別に見た結果はどうでしょうか。
5歳以下の未就学児では、「ない」が大多数でした。ただ、年齢別でみた詳細では、5歳になると「する予定、やっている」という回答も少し増えます。小学生入学前になると自由研究への興味や取り組みが増える様子が伺えます。
小学校低学年となる「6~7歳」、小学校中学年となる「8~9歳」では、「する予定、やっている」が約60%に。半数以上が自由研究に取り組む予定、もしくは取り組んでいることがわかりました。
そして、小学校高学年の「10~12歳」になると、70%以上が「する予定、やっている」と回答しています。
一方で、13歳以上はサンプル数が少なく参考値ですが、「予定がある、やっている」という回答は16%まで減少していました。自由研究に取り組んでいるのは、小学生が多数ということが浮き彫りになりました。
出典:2024年7月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
自由研究で最も人気のテーマは「工作・ものづくり」
「自由研究をする予定がある、やっている」という方に、どのような自由研究に取り組む予定か(取り組んでいるか)を尋ねました。
最も人気だったのは「工作・ものづくり」で、全体の約半数の約44%を占める結果となりました。
つぎに「生き物(動物、昆虫、植物など)の観察(17%)」、「絵を描く、造形などアート(13%)」が続いています。
出典:2024年7月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
取り組み方は「本やインターネットで調べる」「身の回りにある道具を使う」他、イベントや体験などに参加するという人も多数
では、どのように自由研究に取り組む予定(取り組んでいる)なのでしょうか。
最多だったのは、「本やインターネットで調べものをする」で約45%でした。まずは身近な本やインターネットをつかって、情報収集をしたり調べものをして自由研究を進めていく子どもが多数です。
つぎに、「自分で道具を用意したり身の回りにあるもので自由研究をする(36%)」という回答が続きました。生活に身近な道具などを使って自由研究を進めていくという方法も多く見られました。
そして、「自由研究になるようなイベント、体験などに参加する」という子どもが約30%いました。夏休みは各地で自由研究向けのイベントや体験が行われています。実際に自身で足を運び、体験したり話を聞いたことを自由研究にまとめるという子どもが多くいることがわかりました。
出典:2024年7月 いこーよユーザーアンケートより/いこーよ総研調べ
いこーよ「かながわサイエンス特集」はこちら!
自由研究にかける予算は低め
最後に、自由研究の予算はどのくらいか聞きました。
最も多かったのは、「1000円未満」で39%。つぎに、「1000~2000円未満」が21%でした。「ほぼ無料」という回答も18%で、自由研究にかける予算は低めで、お金をあまりかけずに取り組もうとする姿勢が多く見られます。
「2000円〜3000円未満」は13%、3000円以上予算を組んでいる人は合計で約10%という結果でした。
出典:2024年7月いこーよユーザーアンケートより
まとめ
自由研究は、小学校高学年では7割以上の子どもが取り組んでいることがわかりました。
テーマ選びでは「工作・ものづくり」が最も人気で、子どもたちが想像力や創造性を活かして自由研究に取り組もうとする様子が見られます。また、生き物の観察や絵や造形などのアートも人気でした。
研究の進め方としては、「本やインターネットでの調べ物」が最も多く、次いで「自分で道具を用意したり身の回りにあるもので自由研究をする」が続いています。興味があることを調べたり、身近にあるものを自由研究につなげている子どもが多数います。
そのほかにも、夏休みに行われるイベントや体験への参加意欲も高いこともわかりました。
また、予算面では、多くの家庭が2000円未満で自由研究を行っており、コストを抑えつつ創意工夫して自由研究に取り組む姿勢が見られました。
自由研究は子どもの好奇心や探究心を深堀りする良い機会です。日常のふとした興味や身近にある不思議が自由研究のたねになります。長い夏休み!ぜひ楽しく自由研究に取り組んでほしいと思います。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年7月15日~7月25日
サンプル数/349サンプル
調査分析/いこーよ総研
■「2024年夏休み自由研究調査レポート」全文はこちら
■関連する「いこーよ総研」の記事
・記録的猛暑でも夏休みのお出かけを楽しみたい! 家族連れに人気のスポットは?/いこーよ総研ユーザーアンケート
・子どもの居場所がわからない…迷子などヒヤリ体験ありの保護者は60%! よく使われているGPS端末は?/いこーよ総研アンケート
・夏休みは8割以上の家族がお出かけ予定!猛暑を乗り切る対策は?/いこーよ総研ユーザーアンケート
「いこーよ総研」概要
https://research.iko-yo.net/
全国のお出かけ施設・レジャー施設のさらなる発展や市場の活性化を願い、お出かけに関わる様々な調査を実施し客観的な分析データを発信します。
<構成コンテンツ>
【市場レポート】
おでかけ市場の状況について、いこーよのアクセスデータに外部サービスの情報やユーザーアンケート結果を加え、月次で調査。おでかけ市場全体の動きを総合的な視点で分析します。
【調査データ】
いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
【いこーよ活用】
いこーよクーポン掲出による成果事例や、季節別のいこーよタグ利用比較など、おでかけ施設がいこーよを活用する際に参考となるデータを集めた分析コンテンツです。
【事例紹介】
実際におでかけ施設がおこなった施策やその成果について、独自にインタビューをおこない、他施設向けにその成功・失敗事例を紹介するインタビューコンテンツです。
関連サービス
いこーよ
2008年12月にサービスを開始した子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国9.8万件以上の施設情報や7.5万件以上の口コミを掲載しています(2024年5月現在)。「いこーよ」は家族のおでかけがもっと楽しくなる情報を提供し、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願って運営しています。
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索できる他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能に基づくおすすめのお出かけ先が、子どもの年齢別にひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月