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工学系女性進学率2割以下の壁を超える!普通科高校向け最新ロボット・AI教材普及のクラウドファンディング開始

2025.12.08
工学系女性進学率2割以下の壁を超える!普通科高校向け最新ロボット・AI教材普及のクラウドファンディング開始

高校生に最新ロボット・AIの学びを届け、進路選択の可能性を広げて未来の女性エンジニアを増やしたい!

このたび、一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称Scramble、代表理事 川節拓実)は、新開発のロボット・AI教材「QUESTiX」をより多くの学校へ届けるためのクラウドファンディングを実施します。今回のプロジェクトでは工学系への女性進学率向上を目的に、進路選択前に工学の魅力に触れるきっかけを創出し未来の女性エンジニア増を目指します!

 

◆クラウドファンディング実施の背景

Scrambleは「誰もがエンジニアの素養を持ち、より良い社会を共創する。」をビジョンとして、小中学生の地域ロボット部活動や全世代エンジニア育成の場を提供してきました。そして今回新たに開発したロボット・AI教材「QUESTiX」は、より工学にふれるきっかけを増やし、工学系の人材を増やすため、「最新のロボット・AIを普通科高校生の手に」をコンセプトに開発したものです。現役エンジニア集団が現代のロボット要素を詰め込み、初学者向けとは思えないロボット・AI分野の先端技術を、自らの手にできる教材です。また楽しみながら学べるように、ロボット同士でフリスビーを投げて倒し合う対戦要素を搭載しています。

 

開発していく過程でScramble所属の女性エンジニア(大学院生)から「工学系の女性は約10%と少なく、ロールモデル不足も感じている。この教材で女子生徒の皆さんに「工学」をもっと身近に感じてもらいたい!」との意見が出ました。

 

確かに、今、政府は理系人材を増やそうとしており、大学の工学部でも受験時に「女子枠」を作る取り組みが進められていますが、理系の女性を増やすのであれば、文系・理系などの進路選択の前に工学の魅力・楽しさに触れるきっかけが必要なのではないか?また女子学生にはロールモデルのような現役女性エンジニアに触れる機会も必要なのではないか?と考え、より多くの女子学生にこの教材を体験できる機会を増やしたい!と考えました。

 

一方、ロボット教材は1台50万以上かかるため、学校授業に取り入れるにはハードルが高い部分もあります。そのため、今回クラウドファンディングを計画いたしました。

 

◆クラウドファンディングプロジェクトの概要

このプロジェクトでは、以下の2つの取り組みを行います。

1.大型ロボット・AI教材「Questix」の提供

Scramble が開発した大型ロボット・AI教材「Questix」を高校に提供します。QUESTiXは普通科高校の探求学習の授業や課外活動での導入を想定した最先端のロボット・AIを学べる教材です。

 

私たち Scramble は現役エンジニア集団として、最先端の技術を体験できるロボット・AI教材を作っています。初めてロボット製作に挑戦する生徒や教員でも取り組みやすいように設計しており、楽しみながら工学の基礎やチームワークを学べます。

 

2025年9月より文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校である京都橘高等学校の3年生の授業で導入されています。

2.現役エンジニアによる講演

現場で活躍するエンジニアのリアルな声を直接聞ける講演会を実施します。特に、ロールモデルが少ない女性エンジニアによる講演も予定しており、将来の進路やキャリア形成のヒントを得る機会にもなります。また、実際に企業で活躍されているエンジニアの方にも登壇いただき、「エンジニアとして働くとは何か」を具体的に知る機会にもなります。

 

ロボット製作の体験とエンジニアの生の声を通じて、工学をより身近に感じ、自分の将来を考える「キャリア教育」としても意義のある取り組みです。

 

1)プロジェクトURL

https://for-good.net/project/1002796

 

2)支援募集期間

2025年12月4日(木)0:00~2026年3月4日(水)23:59 

※現時点の想定のため、終了日は変更となる可能性があります。

 

3)目標金額

500万円

 

4)資金使途

「Questix」は、最新の技術を搭載した大型ロボット・AI教材であり、サポートを含めると1台あたり50万円~ほどの費用が掛かります。今回のクラウドファンディングでは10台弱の導入を目指します。

 

ただし、1台を4~6人の生徒で協力して作成し、さらに繰り返し使用できる設計となっているため、長期的に多くの学校・生徒がロボットに触れ、学ぶ機会を得ることができます。皆様からいただいた支援は、高校生のために大切に活用させていただきます。

 

5)主なリターン品

個人向けは1,000円~、法人向けは50,000円~の様々なリターンをご用意しています。

詳しくはこちらからご覧ください。

詳しくはこちら

 

◆プロジェクト責任者 安立楓 コメント

女性の工学系への進学率は全体の2割にも満たず、とても少ない状況です。その背景には、進路選択の前段階で工学に興味を持つきっかけが得られていないことがあるのではないかと感じています。ロボットやAIが私たちの生活の一部になりつつある今、学べる機会が必要と思い、今回クラウドファンディングを企画しました。1台でも多くのロボット・AI教材を高校生の手に届けるために、みなさんの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

◆代表理事 川節拓実 コメント

Scrambleはこれまで3年間、京都府内の普通科高校を対象にロボット教材の提供を進めてきました。その中で感じ取ったのは、機会さえあればロボットや工学に触れてみたいという女子生徒が想像以上に多いことです。今回開発したQUESTiXはまず楽しいが先にあり、意外とロボットやAIって自分でも触れるものだったんだなぁ、と感じられる教材にしています。この教材を普通科高校に広く普及させ、工学を担うプレーヤーを増やすためにも、皆さまの温かいご支援ご声援を賜れますようお願い申し上げます。

 

◆次世代ロボットエンジニア支援機構とは

通称、Scramble(スクランブル)は、ロボット競技を活用し日本のものづくり界隈を牽引する次世代のエンジニア“挑戦的共創人材”を育成しています。地域のエンジニアが指導する小中学生向け地域ロボット部活動、普通科高校生をターゲットにした最先端のロボット・AI教材、小学生から大人まで全世代が参加可能なエンジニア選手権CoREの企画運営を通じて、挑戦的共創人材を育成しています。

 

詳細情報

一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称、Scramble)

所在地:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室

代表者:代表理事 川節拓実(京都大学工学部講師)

設立:2020年5月

URL:https://scramble-robot.org/

事業内容:次世代のエンジニア“挑戦的共創人材”の育成、地域ロボット部活動“ジュニアロボットチーム”の企画運営、エンジニア選手権(通称コア)の企画運営、高校向けロボット・AI教材の企画販売

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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