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離島の教育格差を解決する、遠隔授業の取り組み。島根県教育委員会に、電子黒板「ミライタッチ」を導入

2025.12.10
離島の教育格差を解決する、遠隔授業の取り組み。島根県教育委員会に、電子黒板「ミライタッチ」を導入

ミライタッチと周辺機器の活用で、安定品質の遠隔授業をスムーズに実現

さつき株式会社(本社:大阪市中央区 代表取締役社長:祖父江 洋二郎 以下:当社)は、株式会社 日本HP(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:岡戸 伸樹、以下「日本HP」)の協力のもと、電子黒板「ミライタッチ」を島根県教育委員会に導入し、同県内の複数の高校のリモート授業を支援しています。

 

【島根県教育委員会 導入事例】

▼導入背景

島根県には中山間地域・離島の高校が多く、生徒が少ないため配置される教員数が限られている。そのため、生徒の学習ニーズに合った多様な科目が開講されなかったり、生徒の進度に合わせた習熟度別の授業ができなかったりするなどの課題があった。そこで、Web会議システムを使ったリモート授業の配信テストを実施した。

 

しかし、カメラやモニター、マイク、スピーカーなどが汎用的な機器の組み合わせということもあり、画質や音質が安定せずに途切れたり、乱れたりすることも。特に板書が不鮮明になるケースや先生の声が途切れるようなケースでは、授業を受けている生徒の集中力が切れてしまうことも多かった。

 

▼導入機器

「ミライタッチ + 日本HP 特別パッケージ」

・ミライタッチ ChromeOS™ Flex搭載モデル

・マイク、カメラ、スピーカー、Zoomのアプリケーションが一体になった、

 オールインワンのビデオ会議ソリューション「Poly Studio X52」

 

▼導入機器

[1]リモート授業の品質が大きく向上した

導入前は、汎用的な機器の組み合わせでリモート授業をやっていたこともあり、画質や音質が安定せずに途切れたり、乱れたりすることもあった。板書が不鮮明になるケースや先生の声が途切れるようなケースでは、生徒の集中力が切れてしまうことも多かった。しかし導入後は、リモート授業の配信は安定した運用環境になった。

[2]クリアな映像と音声で、学習効果が高まった

教室全体をクリアに映し出すカメラや、教室後方の生徒の声も拾ってくれる高性能マイクが学習効果を高めている。また、リモート授業を配信する際に、事前の準備や授業内容に合わせたカメラワークなども先生方が自在にできるようになり、今後、生徒一人ひとりの要望に応じられる配信など、活用範囲を広げていくことが期待される。

 

導入した学校の先生たちの感想 一例

①生徒から不満の声は無し。教員の負担も大きく軽減

(島根県立矢上高等学校 佐々葉 裕久 先生)

私たちの学校では「情報」を選択している生徒20名へ向けて、「情報II」をリモート授業で受けてもらっています。20時間ぐらい授業を受けていますが、不満などの声は出ていません。画面もよく見えますし、配信先の先生とコミュニケーションも取れているようなので、問題なくリモート授業を受け入れているようです。

 

「情報I・II」はそもそも情報の教員が少ないこともあり、その一部を受け持っていただけるので実際に私たちの負担は大きく減っています。

 

②とても品質が良く、想像していたよりも音声も映像もクリア

(島根県立隠岐島前高等学校 森田 悟史 先生)

リモート授業はとても品質が良く、想像していたよりも音声も映像もクリアでまったく問題ないように感じます。ただし、リモート授業独特の「間」のようなものはありますが、お互いの慣れによって解消するような気がしています。


【導入事例の詳細記事は、こちらからご覧ください】

※当社『MIRAI TOUCH Biz』のサイトに遷移します。

島根県教育委員会  

https://mirai-touch.com/case/1532

 


●『インクルーシブ電子黒板 MIRAI TOUCH』で実現できること

『MIRAI TOUCH』は使う人(健常者、障がい者、老若男女、ITが苦手な方)を限定せず、誰にとっても使いやすいと感じてもらえるような「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトに据えた製品です。「書く」「消す」「映す」を簡単に操作できるため、ICT機器に苦手意識を持った方でも直感的にご利用になれます。

 

今回提供した『MIRAI TOUCH』は、ChromeOSを搭載しタブレットPCを扱う感覚でアプリケーションの操作が可能な65インチの電子黒板です。株式会社日本HPと協業した特別パッケージも販売しており、AIを活用した高性能カメラや高音質スピーカー、マイクを搭載したPolyのビデオバー『Poly Studio USB』と組み合わせることにより、周りの余計なノイズを除去して鮮明な会話が可能です。

 

●『MIRAI TOUCH』の累計出荷台数が、7万台を突破!

2017年のリリースから約8年で『MIRAI TOUCH』の累計出荷台数が7万台を突破しました。

大勢のお客様からのご支持と高い評価の賜物と、心より感謝申し上げます。

 

今後も『MIRAI TOUCH』が教育現場で欠かせない製品であり続けるために、学校・現場の声を日々収集し、徹底したユーザーファーストで開発を続け、絶えずアップデートを続けて参ります。現場に寄り添うパートナーとして、成長を続けていくことをお約束します。

 

周年サイト:https://mirai-touch.com/8th/

 

●さつき株式会社について

さつき株式会社は、1931年に創業しました。現在「環境ソリューション事業」「ITソリューション事業」「家電・機器部品事業」の3事業を展開しています。その中で、日本の教育課題の解決に対して様々な視点からアプローチしているのがITソリューション事業です。

学校や学習塾など幅広い教育の現場で活用できる、操作性と機能性を備えた電子黒板「ミライタッチ」は全国の教育現場で導入されています。

最近では、ビジネスシーンでの電子黒板の活用を促進し、働き方改革に取り組む企業をサポートしています。


当社ホームページ:https://www.satsuki.co.jp/

ガクイチNEWS

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦! “唐津ミツバチプロジェクト”を発足した生徒にインタビュー!

佐賀県立唐津南高等学校の生徒が佐賀県相知町で養蜂に挑戦...

左から:佐賀県立唐津南高等学校 食品流通科 奈切蓮華さん(3年)、野﨑宙奈さん(3年)   故郷を未来に残すために、自然を活かした魅力を創出! 佐賀県立唐津南高等学校と相知町横枕地区の住民が協力して活動している“唐津ミツバチプロジェクト”。プロジェクトの立ち上げメンバーでもある唐津南高校3年生の奈切さんと野﨑さんは、ニホンミツバチの養蜂をはじめ、横枕地区の花植えや外国人向けの農業体験ツアーなど、横枕地区の自然を活かした魅力作りに取り組んでいます。今回は養蜂に青春を捧げる、奈切さんと野﨑さんに話を聞きました。 —唐津ミツバチプロジェクトの活動内容を教えてください。 奈切:唐津ミツバチプロジェクトでは、佐賀県相知町の横枕地区でニホンミツバチの養蜂を行っています。巣箱の製作や清掃など養蜂に関することはもちろんですが、それ以外にもひまわりの種や花を植えたりなど、横枕地区の自然を活かした地域を盛り上げる活動もしています。また、昨年度は自分たちで採蜜したハチミツを使った和菓子教室を開催しました。横枕地区は、環境省の『自然共生サイト』に認定されている区域なんです。『自然共生サイト』の情報を見て来訪される外国人の方向けに、観光と農業を組み合わせたツアーなども行っています。 ▲地域住民の方たちと巣箱を設置している様子。 ▲巣箱清掃の様子。   —唐津ミツバチプロジェクト発足の経緯を教えてください。 奈切:相知町の横枕地区は、山に囲まれ、厳木川(きゅうらぎがわ)という綺麗な川が流れている自然が豊かなところです。しかし住んでいる方の多くは70歳を超えており、若い人が少なくて。10年後、20年後には横枕地区自体がなくなってしまうのではないかと思い、横枕地区を未来に残すためには新しい魅力を作ることが大事だと考えました。そこでまずは佐賀県で養蜂を行っている方が少ないというところに着目して。養蜂であれば花や植物がたくさんある地域の特徴を活かすこともできると思い、2023年にプロジェクトを発足しました。   —初めて養蜂に挑戦した感想を教えてください。 奈切:養蜂となると至近距離で蜂と接しなければいけないため、最初は怖かったです。一度間違えて巣箱を開けてしまい、巣箱から大量に蜂が出てきたことがあって。刺されるのではないかと覚悟しましたね(笑)。でも今は楽しいです! この活動を始めていろいろな方と関わることが増え、「こんな活動をしていたんだ、すごい」と言ってくれる方もいて、魅力を伝えられてよかったなと思います。 野﨑:私も最初は怖かったのですが、活動をしていくうちに“私たちがやらなきゃ”と思うようになって。横枕地区は高齢の方が多いので、私たちが先陣を切って魅力を発信していこうという責任感が生まれました。   —昨年9月に初めて採蜜を行ったそうですが、その時の感想を教えてください。...

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが 高校生と一緒にふるさと納税返礼品を開発!

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラス...

  高校生の若い視点や発想は、地域の魅力を再発見する可能性を秘めている     “自立した持続可能な地域を作る”というビジョンを掲げる株式会社トラストバンクは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」事業をはじめ、地域外から地域内にお金を循環させる事業、地域内でお金を循環させる事業など、ビジョンに基づいたさまざまな事業を展開しています。2024年8月には高校や大学などの教育現場と民間企業が協力する産学連携の取り組みの一環として、高校生と一緒に商品開発を行う新しいプログラムを開始! このプログラムは、高校生が主体的に地域の特産品や商品開発に関わることで、地元愛や将来への関心・意欲を高めることを目指し、地域の課題解決やキャリア形成の機会づくりとして企画されました。  プログラムの第一回には、岩手県立西和賀高等学校の3年生の生徒たちが参加! 西和賀町の食や特産品・工芸などそれぞれが興味のあるものをピックアップし、新しい商品アイデアや情報発信の方法などの企画立案をしました。企画をまとめる過程では、町内事業者をはじめとする地域の人たちと関わり合いながら、内容をブラッシュアップ。企画発表会にて、選ばれたアイデアは、事業者と協働し商品化を目指します。提案のうち、西和賀町で昔から受け継がれてきたビスケットに衣をつけて揚げた郷土食「ビスケットの天ぷら」の商品化に取り組むことに。最新の冷凍技術を使ってできたてのおいしさを再現、全国にお届けできる商品として秋の発売を目標に取り組んでいます。商品化が決定した際には、「ふるさとチョイス」の西和賀町ふるさと納税返礼品として取り扱う他、ECサイト「めいぶつチョイス」で販売予定となっています。  また今年度はすでに、島根県立浜田高等学校と、北海道導津高等学校の2校で商品開発プログラムを実施。トラストバンクの地域創生エバンジェリストの伊藤健作さんは、「未来を担う高校生と一緒に商品開発に取り組むことは、トラストバンクとしても深い意義を感じている。高校生たち若い世代の視点や発想は、地域の魅力を再発見したり、私たちでは出せなかったアイデアを出す可能性を秘めている。高校生が主体的に地域に関わり、課題や魅力を見つけ出す経験を通して、将来的に地域を支える人材へ成長してもらえることを期待している」と語ります。トラストバンクでは今後も、全国の高校生と一緒に商品開発に取り組んでいく予定です。    ▲西和賀町の郷土食『ビスケットの天ぷら』   ▲実際に自分たちでビスケットの天ぷらを揚げている様子   ▲最終発表会でのプレゼンテーションの様子   ▲商品化に向けて、町内事業者の方と試作している様子     \地域創生エバンジェリスト・伊藤健作さんからメッセージ/...

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