災害備蓄はパンから?知っておきたい“備える食”

近年、地震や台風、大雨といった自然災害が各地で頻発し、「明日は我が身」と感じる方も増えてきたのではないでしょうか。いざという時に命を守るために必要なのが、備蓄品の準備です。
■非常食にパン?長期保存の秘密
「パンって日持ちしないのでは?」と思われがちですが、災害備蓄用パンは缶やパウチで密封され、酸素を遮断する特殊な包装によって3〜5年の保存が可能です。
しかも、しっとりふわふわした食感を保ち、開封してすぐ食べられるのがポイント。最近ではチョコやメープル、オレンジ風味など、味のバリエーションも豊富です。
豆知識①:缶入りパンの起源
缶入りの備蓄用パンは、1995年の阪神・淡路大震災がきっかけで開発されたと言われています。従来の乾パンでは食べづらかったという声から、食べやすく美味しい非常食のニーズが高まりました。
■備蓄の目安は「最低3日、できれば7日」
災害直後の数日は、支援が届かず自力で生き延びる時間になります。
1人あたり1日3リットルの水、3食分の食料が目安です。主食に飽きが来ないよう、「ご飯」と「パン」を組み合わせて備えるのがおすすめ。
災害備蓄用パンなら、場所もとらず、ストックしやすいのも魅力です。
豆知識②:備蓄品の賞味期限は毎月1日にチェック
毎月1日を「備蓄の日」と決めて、食料や電池、薬の期限を確認しておくと、管理がぐんと楽になります。
■「食べながら備える」が今の常識
せっかく備えたのに、いつのまにか賞味期限切れに……。
そうならないためにおすすめなのが「ローリングストック法」。普段から食べられる非常食を少し多めに買い置きし、使ったら買い足す習慣をつけましょう。
災害備蓄用パンは、おやつや朝食にも活用できるため、日常生活に取り入れやすいアイテムです。
豆知識③:「賞味期限」と「消費期限」の違い
・賞味期限:美味しく食べられる期限(多少過ぎても問題ない)
・消費期限:安全に食べられる期限(過ぎたら食べない方が良い)
備蓄品を選ぶときは、表示をしっかり確認しましょう。
防災対策は、決して「大げさなこと」ではありません。むしろ、普段から備えている人ほど、緊急時に落ち着いて行動できるものです。家族構成やライフスタイルに合わせた備蓄を考えることは、大切な人を守る第一歩でもあります。
この機会にぜひ、あなたのご家庭の備蓄品を見直してみてください。備えることで得られる「安心」は、日常をもっと強く、やさしくしてくれます。
文:福招幸子
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