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岡山の高校生が開発した「アイゴのアヒージョ缶詰」を数量限定販売します・地域の課題魚を活かしたオリジナル缶詰
四国水族館は、学校法人関西学園岡山高等学校の生徒が開発した缶詰「ばりうま!アイゴ?アヒージョ レモン味」を2024年1月20日(土)から数量限定で販売します。 今回販売する缶詰は、岡山高校2年生の探究学習グループが考え、全国の高校生が地域の課題魚を活かしたオリジナル缶詰を開発するアイデアコンテスト「LOCAL FISH CAN グランプリ2023」で優秀賞を受賞しました。 瀬戸内海でも近年増えてきたアイゴは、海藻類を食べることから、海の厄介者とも呼ばれることがあります。ほとんど食用では流通していませんが、正しく調理すればとても美味しい魚であると知ってもらうために、開発されました。 アイゴ 白身のアイゴを瀬戸内地域のレモンやマッシュルーム、岡山県産の海苔などの食材とあわせてアヒージョにした缶詰です。この機会にぜひご賞味ください。 【アイゴの缶詰販売について】 販売開始日:2024年1月20日(土) 商品名:ばりうま!アイゴ?アヒージョ レモン味 価格:1個 600円(税込) 販売場所:四国水族館 イルカ棟1階 インフォメーション 販売個数:24個 【LOCAL FISH CAN グランプリ概要】 一般社団法人 ローカルラボが実施するLOCAL FISH CAN グランプリは、全国の高校生が地域特有の海の課題を持つ様々な海の生物「LOCAL FISH」を題材に、オリジナルの缶詰の開発をするアイデアコンテストです。2021年から開催しており、2023年で3度目の開催となります。決勝大会まで、高校生たちが地域の海の課題を知り、学び、研究します。優秀な作品は実際に商品化し、地域や全国で販売されます。地域と協力しながら”美味しさ”と”海の課題”をオリジナルの缶詰に詰め、全国に届けていきます。 <団体概要> 団体名称:一般社団法人 ローカルラボ WEBページ: https://localfishcan.com/ 【四国水族館 営業概要】 瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町に2020年にオープンした水族館で、2023年6月に3周年を迎えました。「四国水景」をテーマに約400種14,000点の生きものを展示しており、生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現しています。時間帯や季節によって楽しみ方は様々で、四国にお住まいの方は四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国以外の方は四国を巡りたくなる水族館です。 四国水族館3周年記念ロゴ 所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4 通常営業時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30※2024/2/6・7はメンテナンス休館 入館料:大人(高校生・16歳以上)2,400円、小中学生1,300円、幼児(3歳以上)600円、3歳未満無料 アクセス:JR宇多津駅から約1km(徒歩約12分)、坂出I.Cまたは坂出北I.Cから約10分 TEL:0877-49-4590 WEBサイト:https://shikoku-aquarium.jp/

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【学生インタビュー】山手学院中学・高等学校は、小型自動運転車開発プログラム「SEASON TECH」を開催しました
写真左から、中学3年生 塩﨑 海翔さん、高校1年生 張 そあいさん 山手学院では、実機を使用して自動運転車を開発するプログラム「SEASON TECH」を開講しており、毎年多くの学生が最新のプログラミングを学んでいます。 2023年12月SEASON TECHを修了した、張 そあいさん(高校1年生)と塩﨑 海翔さん(中学3年生)のインタビューをご紹介します。 山手学院中学・高等学校(以下、山手学院)では、実機を使用して自動運転車を開発するプログラム「SEASON TECH」、マシンラーニングを利用した初心者向けの「Donkeycar」、マサチューセッツ工科大学(MIT)のカリキュラムを使用し、英語で自動運転について学ぶ「GLOBAL TECH」など複数のコースを設けており、プログラミング初心者から経験者まで、広く学生にテクノロジー学習の機会を提供しています。 【プログラム参加者 張さんのコメント抜粋】 高校1年生 張 そあいさん 失敗に対する心構えができたことも大きな収穫でした。今まではパソコンの画面の中で動いていたものが、実機になると失敗した時の衝撃が全然違いました。「失敗」と一言で言っても、動かないだけでなく、急発進してしまったり、走行中に急停止してしまったり、さまざまなケースがあることを知りました。 動かなかった時は、いっそ次回は休んじゃおうかな...と思うくらい落ち込みましたが、友達に教えてもらってエラーが出なくなった時や、最終的に走った時は「やったー!!」と思わず声に出るほど感動しました。 山手学院ではSEASON TECHの先に、マサチューセッツ工科大学(MIT)のカリキュラムで自動運転を学習するGLOBAL TECHにチャレンジする機会もありますが、私は今回使った教材をマスターできていないので、まずは日本語でも英語でも、その内容をしっかり理解できるようにすることが先かなと思っています。 でもGLOBAL TECHには、プログラミングを自分とは違う環境で学んだ人たちが集まっているだろうし、海外だからこその出会いがあるんだろうなと思うと、すごくワクワクします。 【プログラム参加者 塩﨑さんのコメント抜粋】 中学3年生 塩﨑 海翔さん 中1の時に、Pythonで自動運転にトライしたのですが上手くいかず、今回はリベンジの気持ちも込めて、参加しました。 教材を読みながら自分で進めていくプログラムなので、書かれている説明を読み、ネットで調べてもよく分からないことは講師の方に質問をして...その繰り返し。最初は、何をすれば良いのかも分からず途方に暮れて質問していましたが、コードが理解できてくると、次はとるべきアクションが見えてきて、どう組み合わせたら良いのか?どう書けば良いのか?という質問にレベルアップ。最終的には全員が実機を走らせることができたので、初心者の方も安心して挑戦してほしいです。 今後、僕は英語がそこまで得意ではありませんが、英語が分からないなりに、他の国の人とプログラミングを通じてコミュニケーションを取れるんじゃないかなと思っているので、ぜひGLOBAL TECHにも参加してみたいなと思います。 インタビュー詳細はこちら(https://arrowsinstitute.jp/student-interview-about-season-tech-in-2023/) 山手学院中学校・高等学校 https://www.yamate-gakuin.ac.jp/ 株式会社ICHINOYA https://ichinoyallc.jp/

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次世代を担う高校生がSDGsを学び、サステナブルな社会の実現を目指す「第4回 SB Student Ambassador 全国大会」開催・論文選考を通過した全国の高校14校が出場決定!
株式会社 博展は、2月に主催する「サステナブル・ブランド国際会議2024 東京・丸の内(以下、「SB ‘24 東京・丸の内」)」において、西日本旅客鉄道株式会社及び株式会社日本旅行と共催で、次世代を担う高校生とサステナブルな社会の実現に向けて共創する育成プログラム「第4回 SB Student Ambassador 全国大会」を開催します。 なお、同プログラムの開催にあたり、秋季に開催したブロック大会出場校から92校の応募があり、厳正な論文選考からご招待する14校の高校を決定いたしました。 特設サイト:https://sb-tokyo.com/2024/program/next-generation/student-ambassador/ 参加14校 54名の生徒には、2024年2月21日(水)・22日(木)の2日間にわたる「SB ‘24 東京・丸の内」のプログラムを通して、最新のサステナビリティへの取り組みに対して知見を深めてもらうと同時に、高校生の価値観や社会に求めるものを企業(社会)に発信できる場を提供いたします。 ■招待決定高校と各学校のテーマ(都道府県順) 招待校 テーマ 北海道ブロック代表 札幌日本大学高等学校(北海道北広島市) 高校生が提案する「クリーンオリンピック」 東北ブロック代表 東北高等学校(宮城県仙台市) チョークの粉で守る海水と海洋生物 北陸ブロック代表 福井県立若狭高等学校 (福井県小浜市) 「less two run(読み方:レストラン)」~食品ロス削減×高齢者支援 地域で取り組む新しいカタチ~ 東海ブロック代表 中部大学第一高等学校 (愛知県日進市) 香りの創造とSDGs 東日本ブロック代表 成立学園高等学校(東京都北区) 生活圏内にある空き家を活用した保育施設の利用を通じた社会復帰へのみち 中央大学杉並高等学校(東京都杉並区) ほっこり辞典 文化学園大学杉並高等学校(東京都杉並区) 未来をつなぐ窓空風〜solar window〜 西日本ブロック代表 香里ヌヴェール学院高等学校(大阪府寝屋川市) 「食品ロス削減・栄養不良の解消」と「企業利益」の両立を実現するビジネスの提案 雲雀丘学園高等学校(兵庫県宝塚市) 地産地消の推進による物流の安定化 中国ブロック代表 修道高等学校(広島県広島市) 牡蠣ガチャで広島の海を救え! AICJ高等学校(広島県広島市) IDOL×LGBT-Q 四国ブロック代表 愛媛県立今治東中等教育学校(愛媛県今治市) 「培養肉」焼肉で世界を救おう! 九州ブロック代表 東福岡高等学校(福岡県福岡市) 仕事のトビラ 熊本市立必由館高等学校(熊本県熊本市) 「熊本幸福論『エモーショナルなストーリーのまーケーション2023』」~「ツールド・フルーツ」の提案~ 【開催概要】 プログラム名:第4回 SB Student Ambassador 全国大会 開催日時:2024年2月21日(水)・22日(木) 開催場所:東京国際フォーラム ・ 明治安田ヴィレッジ 丸の内 ※「SB ‘24 東京・丸の内」 会場内 参加人数:全国の高校14校から生徒54名、教員14名(予定) 主催:サステナブル・ブランド ジャパン( 株式会社 博展) 共催:西日本旅客鉄道株式会社、株式会社日本旅行 1. 開催の背景 2030年までに、ミレニアル世代やZ世代が労働及び購買層の圧倒的多数を占めるようになる中、社会は彼らの優先順位や多様化する価値観に耳を傾け、対応していく必要があります。また、内閣府SDGs推進本部が発表している「SDGsアクションプラン2021」では、「持続可能な開発のための教育(ESD)を推進し、次世代へのSDGs浸透を図る」を重点事項として挙げています。今後ESD教育(持続可能な開発のための教育)は益々重要になると考えられています。 2. 高校生参加の目的 次世代を担う未来のリーダーである高校生に、最新のサステナビリティへの取り組みに対して知見を深めていただくと同時に、高校生が持つ価値観や社会に求めるものを共有し、サステナブルな社会の実現へ向けて、共創していく機会とします。 3. 応募要領および選考方法 ■応募方法:各ブロック大会で得た知見やこれまでの経験を活かし、SDGs達成のために高校生として登壇企業・自治体等とともに取り組めるアイデアを考えよう!という主題で論文を提出。各校1点まで。 ■応募期間:各ブロック大会終了後の約1か月後に設定( https://www.sbsa24.com/sb2024entrysheet) ■選考方法 Sustainable...

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【JAXA×有人宇宙 NEWS】古川宇宙飛行士に挑戦!『高校生スペースクイズ』を1月26日(金)17時55分よりLIVE配信
宇宙好き高校生3名が、ISSの古川宇宙飛行士より出題される「スペースクイズ」に挑戦するほか、クイズの盛り上げ役として、宇宙大好き芸人のきくりんさんにご出演いただきます。 2024年1月26日(金)17時55分より、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中のJAXA古川聡宇宙飛行士とのリアルタイム交信イベント、スペースJAPAN特別企画「古川宇宙飛行士に挑戦!高校生スペースクイズ」をJAXA公式YouTubeチャンネルにて配信します。【配信URL】https://youtube.com/live/PZVwTlUjmoQ?feature=share(JAXAイベントライブ配信専用チャンネル) 今回は、「スペースJAPANを応援しよう」というテーマのもと、「きぼう」で行われているミッションや古川宇宙飛行士のISS での生活などにまつわるクイズを古川宇宙飛行士が出題し、その正解を解説します。 スタジオでは、3名の高校生がクイズに挑戦し、特別ゲストの宇宙大好き芸人きくりんさんがイベントを盛り上げます。 YouTubeチャットにて、視聴者の皆さんもクイズの正解を一緒に考えていただければと思いますので、当日はリアルタイムで視聴しながら、ぜひクイズをお楽しみください。 配信日程 【日時】 1月26日(金) 17:55~18:35(予定) 【配信アカウント】 JAXAイベントライブ配信専用チャンネル (https://youtube.com/live/PZVwTlUjmoQ?feature=share) 【出演者】 ・宇宙好き高校生3名 ・宇宙大好き芸人 きくりん ・古川聡(JAXA宇宙飛行士) ・柳田さやか(有人宇宙技術部門事業推進部/広報担当) 関連情報 ①古川宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイト https://astro-mission.jaxa.jp/furukawa/ ②古川宇宙飛行士の今回の長期滞在に関する配信動画リスト https://youtube.com/playlist?list=PLCQJJ3lTBuyAdSBQ6OIz6_Eyy-eyGARiY&si=2956o1knPFpRUCTR 【本件に関する問い合わせ先】JAXA有人宇宙技術部門事業推進部KIBOKOHO@ml.jaxa.jp

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ADHD(注意欠如・多動症)の女子高生たちが生きる道を見つけて行く 映画『ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ― 』 4月5日(金)東京・アップリンク吉祥寺にて公開・公開初日に舞台挨拶イベントを実施
世界中の若者を中心に増えている発達障害のひとつである「ADHD (注意欠如・多動症)」をテーマにした劇映画『ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―』(製作:八艶合同会社・株式会社トラストフィールディング)が、東京・アップリンク吉祥寺にて4月5日(金)に公開されます。発達障害を取り囲む家族や社会の問題から、『普通とは何か』を問いかける作品です。全国オーディションで確かな演技力を見出された新人・鈴木心緒と西川茉莉が、ADHDの女子高生を熱演。また、子どもたちに「普通」の価値観を押しつける「毒親」役を、眞鍋かをりと福澤朗が好演しています。そして「元祖」青春スター・村野武範が、神社の宮司役で若い主人公たちを導いて行きます。本作品は、2023年12月、愛媛県(西川茉莉と眞鍋かをりの出身地)のシネマサンシャイン重信において先行公開され、好評につき追加上映もされました。SNSにおいても予告編が220万回以上再生され、コメント欄で「発達障害」「ADHD」に関する議論が交わされるなど、本テーマへの関心の高さが伺えます。4月5日(金)公開初日には、舞台挨拶イベントも行ないます。 ストーリー 進学校に通う絃(いと/西川茉莉)はまじめな子であったが、発達障害のひとつであるADHDと診断されており、ひどい物忘れで生活や学業に支障を来していた。 重要なテストの日、絃は目覚まし時計をかけ忘れて寝坊してしまう。 ショックのあまり絃は登校せず、いつもは行かない道をさまよって見知らぬ公園に来てしまう。 そこで突然、茶髪で派手なメイクのギャル女子高生・朱里(じゅり/鈴木心緒)に声をかけられる。 「何してんの?」「あ…今日は寝坊して」 「あたしなんかほとんど寝坊か欠席。学校行ったけど落ち着かなくて帰ってきた。あたし発達障害あってさ。ADHDっての。知ってる?」 いきなりADHDだと言う朱里に驚く絃。 朱里は強引に絃を街へと遊びに誘う。 古い商店街や裏山が見渡せる公園、野良猫たち。 普段は家と学校の往復しかしない絃にとって、それは新鮮な世界であった。 朱里と絃は友達となり、後日も遊びに行くが、絃の母(眞鍋かをり)に見つかってしまう。 絃の母は朱里の派手な身なりに不快感を持ち、朱里との交際を禁止してしまう。 一方で朱里は、自分の物忘れで姉(花岡昊芽)との喧嘩が絶えず、父(福澤朗)や母(今西ひろこ)からも厳しく言われて家庭内で孤立していた。 やがて朱里は絃とのメッセージのやり取りもやめ、次第に部屋に引きこもっていく。 朱里と絃との距離は次第に離れ、再び元の日常に戻りつつあったが… 映画『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』作品情報 出演:鈴木心緒、西川茉莉、眞鍋かをり、福澤 朗、村野武範 、小池首領、今西ひろこ、花岡昊芽 ほか 左:鈴木心緒(2004年3月19日生・神奈川県出身・フジテレビ『オールナイトフジコ』出演中) 右:西川茉莉(2005年6月7日生・愛媛県松山市出身・短編映画『父の声』(2022)主演) 左:眞鍋かをり 中:福澤 朗 右:村野武範 監督:北 宗羽介 脚本:神田 凜、北 宗羽介 音楽:西田衣見 撮影:ヤギシタヨシカツ(J.S.C.) エグゼクティブ・プロデューサー:下原寛史(トラストクリエイティブプロモーション) プロデューサー:北 宗羽介、近貞 博、斎藤直人 製作:八艶、トラストフィールディング 配給:アルケミーブラザース、八艶 後援:日本発達障害ネットワーク(JDDnet)、Earth Friendship Festival 文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業 ©2023 八艶・トラストフィールディング /80分/カラー/5.1ch 公式サイト https://normal17.com 後援:日本発達障害ネットワーク(JDDnet) 本作品は、一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDnet)様 に、後援をしていただいております。 JDDnetは、発達障害関係の、全国および地方の障害者団体や親の会、学会・研究会、職能団体などを含めた幅広いネットワークです。 自分を「理解」して自分を「表現」することの困難さと大切さが伝わる映画(理事長・市川宏伸) 出会いから気づくお互いの可能性(副理事長・三澤一登) JDDnet Webサイト https://jddnet.jp/ 東京上映館・アップリンク吉祥寺 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 吉祥寺PARCO B2F TEL 0422-66-5042 https://joji.uplink.co.jp/ 上映スケジュール、イベント情報およびチケット情報は、アップリンク吉祥寺Webサイトまたは映画『ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―』 公式サイトにてご確認ください。

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きっかけは「味ぽん®」 高校生が考えたアイデア「ぽん鍋缶」がカタチに! ~兵庫県立長田高等学校とミツカンの取り組み成果発表会開催~
兵庫県立長田高等学校と株式会社Mizkanは、2024年1月17日(水)、長田高校にて、産学協同での取り組みの成果発表会を実施しました。 長田高校とミツカンは、2023年8月より約半年間、「ぽん鍋缶」のアイデアの具現化にともに取り組んでまいりました。「ぽん鍋缶」は、コンロや家電のない校内などの環境でも、温かい鍋をいつでもどこでも簡単に食べることができるもので、2022年9月~2023年3月に開催された、「マイナビキャリア甲子園2022年度大会」にて、長田学校の学生で構成されたチーム「ながったらー」が、味ぽんブランドをきっかけに考案したアイデアです。 成果発表会当日の2024年1月17日は、「ひょうご安全の日」とされている、阪神・淡路大震災から29年を迎えた日。学生から学校へ、火がない環境でもおいしく食べられる「ぽん鍋缶」の寄贈式も合わせて行われました。 ■本取り組みについて <本取り組みに至った経緯> 2018年に10年先の未来への約束として「ミツカン未来ビジョン宣言」を策定し、「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」の実現に向け、「おいしさと健康の一致」を目指し、生活者やステークホルダーのみなさまと新しい価値を共に創造していくことに取り組んでいるミツカン。ミツカンのロングセラー商品の1つである味ぽんは、今年、60周年の節目を迎えます。ミツカンは、調味料市場を支えてくださっている年代の生活者に限らず、若い世代の目線で、新しいコト・モノを共に創造し、幅広い世代の生活者と繋がっていきたいという想いがあり、「ながったらー」のみなさまの想いやミツカンの想いをカタチにして世の中に「ともに」届ける取り組みをしたいと考えていました。 長田高校は2022年4月、文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール」に指定され、理数系教育に軸足を置きながら、文理融合の「人文・数理探究類型」を中心に、全校生徒を対象とした「探究活動」に関する取り組みを進めています。それらの取り組みを通して、「現状を正しく把握し、自らを客観的に認識しながら主体的に課題を見つける力」、「変化に対応し、粘り強く課題解決を進める力」、「周囲に課題解決の情報を正しく伝え、理解と共感を得られた成果を社会に広げる力」の3つの力を身につける過程で、コミュニケーション能力やリーダーシップ、共感性、自尊感情なども育って欲しいと考えていました。 長田高校とミツカンの想いが一致し、「ながったらー」が考えた「ぽん鍋缶」のアイデアを具現化することになり、本取り組みが始まりました。 <地元企業との連携> 「ぽん鍋缶」のアイデアを具現化するために、地元企業、株式会社アイナス(本社:兵庫県洲本市、代表取締役社長:大内晋、以下アイナス)に試作や製造のご協力をいただきました。長田高校とともに、缶詰の製造が可能で試作等の制作過程にもご協力いただけそうな企業をいくつか選定し、アイナス社へは当社よりアプローチさせていただきました。当社と長田高校の産学連携への考えに共感いただき、地域社会への貢献につながるならという想いで、快く引き受けていただきました。 ■「ともに」取り組んだみなさんのコメント <兵庫県立長田高等学校 2年 「ながったらー」のみなさまのコメント> 今回、製品開発に携わらせていただき、ビジネスコンテストと開発との違いを強く感じました。ビジネスコンテストではとにかく企業と消費者の求める最も理想の製品を考え、メリットとなることをどんどん入れ込んでいきました。しかし、いざ製品開発となると、実現可能性と消費者の実用性を考え、デメリットをなくすことを重視し、洗練していく作業になっていきました。 けれど、その作業の中で私たちが本当に大切にしたいものが見つかったように思います。 特に私たちが大切にしたのは、ルーティン化した若者の忙しい毎日に、暖かい特別感を届けることです。「ぽん鍋缶」を手にした友達や自分たちが喜んでいるところを思い描いて開発を進めました。 また「ぽん鍋缶」は、災害食にもなると考えています。阪神・淡路大震災の時は、長田高校も避難所として利用されました。その教訓から、この製品が災害時に、不安になる心を温める存在になって欲しいと思っています。 開発の中では、味ぽんをベースに味を微調整する作業を経験しました。何度も試食を重ねる作業はとても大変でした。それと同時に、開発の繊細さを知り、ミツカンの方々の日々の努力の凄さを感じました。 約1年、アイデアを出すところから製品開発まで携わり、こうして形になって届いたときは本当に感動しました。ミツカンの方と"ともに"形にすることができたことを大変嬉しく思います。 将来、私たちがどのような社会人になり、何に携わっていくのかわかりませんが、理想がカタチになるこの感動を忘れずにいたいと思います。 <取組時の様子> <兵庫県立長田高等学校 担任 竹内 洸貴さんのコメント> この度はこのような素晴らしい機会に携わることができ、一介の教員としても光栄な思いでいっぱいです。昨年・今年と、生徒らが味ぽんのパーパスである「半径1メートルのしあわせ」を考えていく中で、「忙しい日々の中でも自分たちの居場所であたたかく過ごしたい」との思いからアイデアが形になっていきました。彼らがもつ「学校」や「仲間」の存在の大きさを感じ、そのような場をつくる学校の役割を改めて考えさせられたりもしました。また、“あたたかく過ごしたい”との思いは、被災現場でも持ちうる思いであろうと結びつき、災害食としての側面も議論の中から生まれていきました。 今回の取り組みは、私たち大人が“若者のもつ想像を超える力”を再認識する機会であったとともに、生徒達には社会で活躍する“本気の大人の姿勢・力”も感じられる素晴らしい学びの機会となったのではないかと思います。 改めて、携わってくださった関係企業、ミツカンの方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 <株式会社アイナス 営業部食品加工課 藪内雅敏さんのコメント> 「ながったらー」の皆さんが考案した「ぽん鍋缶」の製造に参加できたことは、弊社にとって大変光栄です。 高校生の皆さんが日々の勉強や部活動の中で、社会人並の多忙さを経験しながらも、缶詰製造に取り組む姿勢は、一会社員として見習うべきところがあり、大変刺激になりました。この缶詰が生徒や保護者様へ配られるという事実は、私たちの社会貢献活動の一環としても、非常に意義深いものです。未来を担う若者たちへの敬意と希望を込めて、このプロジェクトに全力を尽くしました。これからも、若者の創造力を尊重し、支援していきます。 <株式会社Mizkan マーケティング本部マーケティング企画1部調味料2課 課長 小又美智 のコメント> マイナビ甲子園の決勝戦を終えた後、ちょうど8ヶ月ほど前に、「ながったらー」の皆さんがミツカン本社のある愛知県半田市を訪問してくれました。みなさんの考えや想いには、私たちには考えつかない若者ならではの新しい視点があり、皆さんとともにアイデアをカタチにしてみたいという想いに駆られました。長田高校とミツカン双方にとって有意義な取り組みとなるよう議論を重ね、プロジェクト発足に至りました。製品開発のプロセスは、「ながったらー」のみなさんにとっても初めてのことばかりで難しい議論もあったと思いますが、皆で議論しながらよいものに仕上げてくれました。例えば、コンセプト設計プロセスでは、高校生の生活を振り返りながら潜在的なニーズを再度深掘り。処方設計プロセスでは、アイナスの開発ラボに訪問し、みなで手を動かしながら議論し、想定時間をオーバーしながらも、納得のいく品質に仕上げるなど、プロ顔負けの取り組みでした。パッケージ設計プロセスでは、実使用シーンを想定し、商品を楽しみながら食べるためのギミックの工夫や、試食時のリスクや廃棄時も想定しながらパッケージを作成。アイデアをカタチにすることの難しさを実感しながら、届ける相手のことを考え抜いて、楽しみながらやり切ってくれました。 <完成品の試食時の様子> ■今後の展望 若い世代の生み出す新鮮な視点が、当社のマーケティング戦略や製品開発に及ぼす影響は大きいと感じており、今後も若者たちとの取り組みを継続していく予定です。また、私たちの取組が、若者たちの創造性を刺激し、新たな発想を促進することにつながるよう、双方向の関わり方を模索していきたいと考えています。結果として、これらの取組が、将来的に新しい市場を開拓することにつながることを期待しています。
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