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<開発担当高校生(現大学生)インタビュー>6月9日は「ロック(ROCK)の日」。ガクイチで販売中の地元(山梨県北杜市)で評判の「青春ROCK CURRY」はどのような経緯で開発されたのか!?山梨県立北杜高校と清里高原のカレーが大人気のレストラン「萌木の村ROCK」とのコラボカレー
6月9日は「ロックの日」。ガクイチでは山梨県立北杜高校と清里高原(山梨県北杜市)のカレーが大人気のレストラン「萌木の村ROCK」とのコラボカレー「青春ROCK CURRY」と「GREEN 青春ROCK CURRYⅡ」を絶賛販売中!この「青春ROCK」はどのような経緯で開発されたのか? 今回、2021年に「青春ROCK CURRY」の開発に携わった、現在、起業することを目標に都内の大学で経営学を学ぶ野田賢心さん(大学1年生)にインタビュー!開発の経緯や、地元への想いなどを語っていただきました。 ■「青春ROCK CURRY」の開発に携わることになったきっかけは? 高校2年生の時(2021年)に「青春ROCK CURRY」の開発に携わったんですけど、僕は「総合学科・総合情報ビジネス系列」という学科で学んでいて、学校のある北杜市が推進する「「食と農」を活かした住み続けられるまちづくり推進プロジェクト」というプロジェクトに参加することになったのがきっかけなんです。 このプロジェクトは、地元(北杜市)の企業と高校生が連携して、地元の農畜産物を使用した商品を開発し、ビジネスに繋げることを通じて、地域の稼ぐ力をつくりだし、高校生が地元の魅力を理解することを目的としているんです。 僕が選択したのは「萌木の村 ROCK」という商業施設やレストランを運営する企業とのレトルトカレーの開発ですが、その他にも、お菓子やスイーツなどを製造している企業、ソーセージなどを製造している企業も参加していて、いくつかの商品が開発されたんです。 ■なぜ、レトルトカレーの開発を選択したんですか? 「萌木の村 ROCK」は、地元でも有名で、観光客も多く訪れるんです。特にその施設にあるレストランの「カレー」はすごく美味しく、僕も何度も家族と食べに行っていました。そんな馴染みのある「萌木の村 ROCK」とレトルトカレーの開発が出来ることに興味があったんです。 ■開発に向けて、何からスタートしたんですか? まずは北杜市の何(食材)を使うのか?という検討からプロジェクトが始まりました。結果、「ブルーベリー」をカレーと合わせることになるんですが、当初は色々な農産物や、水といった候補も挙がったんです。北杜市は「日本一の名水の里」とも呼ばれているんです。 ちなみに、候補の中には大豆という案もあったんですが、こちらは翌年に、僕達の後輩が採用し「GREEN 青春ROCK CURRYⅡ」という本格的なグリーンカレーを開発したんですよ。 ■「ブルーベリー」を選択した理由は? このプロジェクトには僕を含めて、6人の高校生が参加したんですが、その6人の中で、斬新なものでありつつも、カレーの開発は初めてのことでもあったので、安心感もあった方がいいなという共通意識があったんです。 「ブルーベリー」を使用したカレーは、すでに存在していたので安心は出来たのですが、斬新ということでは、ベースとなるカレーの味・風味はどうするのか?商品のコンセプトはどうするのか?などが課題でした。 ■ベースとなるカレーは「バターチキンカレー」ですが、こちらはどんな経緯で決まったんですか? 「萌木の村 ROCK」で何度か試食会を実施していただき、色々なカレーにブルーベリーを合わせてみたんです。ビーフカレー、グリーンカレーなども試してみました。ブルーベリーの使い方も、果肉を入れてみたり、ピューレ状にしたものを入れてみたりと試行錯誤を繰り返しました。その中で一番「美味しい」となったのが「バターチキンカレー×ブルーベリーピューレ」だったんです。 「バターチキンカレー」のまろやかさに、「ブルーベリー」の酸味がしっくりきたんです。斬新な味だなと感じました。試食時は酸味が強かったんですが、商品化するにあたっては、酸味を調整して、ほどよい感じに仕上げました。 ■「青春ROCK」というネーミングはどんな経緯で決まったんですか? プロジェクトのメンバーとネーミングに関して、色々な意見を出し合っていたんです。でもありきたりなネーミング案しか挙がらずに悩んでいたところ、たまたまプロジェクトの担当の先生が通りすがりに、高校生と「萌木の村 ROCK」とのコラボだから「青春ROCKだな……」とつぶやいたんです。そのつぶやきを商品のネーミングにしました(笑)。 僕も音楽が好きで、ロックではなくクラシックですが、ギター部に所属していましたし、「萌木の村 ROCK」も店内にドラムセットが組まれていたり、音楽イベントを開催されていたりと、ロックというテーマはしっくり来ました。 ■パッケージのデザインはどんな経緯で決まったんですか? パッケージのデザインは「青春ROCK」をテーマに、「萌木の村 ROCK」のデザイナーさんに担当いただきました。パッケージにはプロジェクトメンバー6人の「手ハートポーズ」のイラストが掲載されているんですが、当初は写真を掲載する予定だったんです。 でも、商品は残るけど、僕達はいずれ高校を卒業してしまう。そんなことを考えると、イラストの方がいいよねということになったんです。 パッケージが仕上がった時は、このプロジェクトで一番感動しました。ブルーベリーをイメージした紫、商品名の黄色のインパクトだったり、全てが想像以上で、また、イラストも似ていると評判でした(笑)。 ▲パッケージ上段の一番左が野田さん。 ■このプロジェクトに参加してよかったことは? 高校1年生の時から将来は起業したいと思っていて、このプロジェクトに参加して「ものづくり」の一連を体験出来たことは本当によかったです。商品が完成した後、地元で販売会も実施し、お客さんの反応や意見を聞けたことなども勉強になりました。今、大学で経営学などを学んでいますが、この時の経験は活きています。 ■野田さんにとって、地元(山梨県北杜市)の魅力とは? 大きくまとめると「自然」ですね。例えば、今年、大学進学をきっかけに東京で暮らすようになったんですが、ゴールデンウィークに電車で地元に帰ったんです。電車が森に入ったその時、初めて「緑が綺麗だな」という感覚になったんです。今までは日常のことだったんで、感動するということは無かったんですが。東京で暮らしてまだ数か月ですが、地元を離れて気付くことが色々とあります。 ■最後に「青春ROCK CURRY」の魅力をお願いします! 大人も子供も、全ての方に美味しく食べていただけるカレーだと思っています。商品のキャッチフレーズは「青春ROCKしてみない?」なんですが、大人の方は若かった頃などを思い出したり、話題にしながら食べていただきたいなと思っています。 僕は高校を卒業してまだ1年も経っていませんが、高校生の頃を思い出しながら食べてみます(笑)。また、後輩達が開発した「GREEN 青春ROCK CURRYⅡ」、まだ食べていないので、僕達が開発した「青春ROCK CURRY」とどちらが美味しいのか、比べてみたいですね(笑)。 ◆野田さんが開発に携わった「青春ROCK CURRY」 年間15万食のカレーがオーダーされる創業50年以上のレストラン「萌木の村 ROCK」とのコラボカレー! ・バターチキンカレーに山梨県北杜市産の「ブルーベリー」が加わった、心地よい酸味が魅力の新感覚カレー。 ・八ヶ岳の南東麓に広がる清里高原(山梨県北杜市)にある人気レストラン「萌木の村ROCK」とのコラボカレー。 ・青く、甘酸っぱい高校生の1ページをカレーで演出。 ▼【山梨県立北杜高校】青春ROCK CURRY 詳細・販売ページはこちら ◆野田さんの後輩達が開発に携わった「GREEN 青春ROCK CURRYⅡ」 地元の大豆を使った本格的・HARD ROCK(辛口)なグリーンカレー! ・ライス(米)はもちろん、うどんやパスタの麺類など、あらゆる炭水化物に対応する万能カレー! ・第一弾の「青春ROCK CURRY」と同じく、年間15万食のカレーがオーダーされる清里高原(山梨県北杜市)にある人気レストラン「萌木の村ROCK」とのコラボカレー。 ▼【山梨県立北杜高校】GREEN 青春ROCK CURRYⅡ 詳細・販売ページはこちら

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18歳といっしょに、新しい香りの景色をつくる。「F18」プロジェクト始動 第1回テーマ「青春の想い出を香りに込める」
株式会社フィッツコーポレーションは、2023年5月より「F18」プロジェクトを始動します。大人と子どもの中間である「18歳」と一緒に「新しい香りの景色をつくる」というコンセプトを掲げ、青春の想い出をモチーフに香り商品をつくっていきます。一緒に開発を進めていく18歳のプロジェクトメンバーを募集いたします。 ◆「F18」プロジェクトについて「F18」プロジェクトは、30年にわたり「日本に香りの文化」を届けてきたフィッツコーポレーション(以下FITS)が、「青春の、あらゆる一瞬に、香りにできることがないか。」という想いのもと、10代のクライマックスを迎える18歳と一緒につくる「香りのイノベーション」プロジェクトです。<Story>楽しいとき、香りはその喜びを何倍にもできる。不安なとき、香りはその憂鬱を吹き飛ばす。笑顔の日はもちろん、涙の日だって、好きになれる。香りの魅力を、すべての10代に知って欲しい。だからFITSは始めます。10代のクライマックスを迎える18歳と一緒に、新しい香りの景色をつくるプロジェクト「F18」を。大人がつくった香りのルールは忘れていい。自由に、にぎやかに、わがままに。かけがえのない青春の、あらゆる一瞬に、「香り」にできることがないか。その答えを、とことん追求してみよう。いつか香りの常識になる。そんな新しい発想が、きっとこの場所から生まれてくる。私たちはそう信じています。 ◆第1回ワークショップ詳細FITSが18歳と共に、新たな香りアイテムを企画・開発するプロジェクトの第一弾です。【概要】テーマは、「『青春の想い出』を香りに込める」。18歳の皆さんが過ごしてきた「青春の想い出」をテーマに企画開発に参画いただきます。コンセプトの設計や香りの選定、ネーミングからパッケージデザインに至るまで、アイデアを出していただき、これまでにない、香りの商品を企画していただきます。企画していただいた商品は、実際に商品化して店頭やオンラインストアで販売することとなります。【詳細URL】https://www.fits-japan.com/project/f18/【参加条件】・2003年4月1日~2005年3月31日生まれの方(高校生、大学生、専門学生、アルバイト)・以下に記載したスケジュールに沿って、表参道駅にあるフィッツコーポレーション本社で、ワークショップへの参加ができる方。【ワークショップ開催予定日時】1日目:2023年6月23日(金)15:00-19:002日目:2023年7月21日(金) 15:00-19:00【開催場所】フィッツコーポレーション本社(東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道ビル 7・8F)【こんな方を募集しています】・自分なりの「こだわり・趣味・推し活など」をもっている・何かに対して熱心に語ることができる・匂いに敏感、よく気付くことがある・ものづくりが好き/商品企画にチャレンジしてみたい・思い出をクリエイティブに表現したい【スケジュール(予定)】2023年6月1日 :参加者募集開始2023年6月9日 :応募締め切り2023年6月12日 :順次応募結果のご連絡開始(当選の方のみ、メールにてご連絡を差し上げます)2023年6月23日 :ワークショップ1日目2023年7月21日 :ワークショップ2日目2024年 :企画商品が発売予定《Special Supporter》 僕と私と株式会社ワークショップ当日は、講師として、僕と私と株式会社CEOの今瀧健登氏が参画。18歳に近い立場から、参加者の皆さんをサポートしていただきます。■会社概要僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。お酒とすごろくを掛け合わせた"ウェイウェイらんど!"や、男性も気軽に通えるネイルサロン"KANGOL NAIL”、Z世代の脱炭素行動を支援するSDGsメディア"CQ”など、Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。メンバーの7割がZ世代であることを活かし、今を生きるリアルな若者の視点を取り入れたPR設計からブランドプロデュース、SNS運用までをワンストップで担当いたします。また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員の社長化」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。

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【岡山県立興陽高等学校×株式会社anifull】うさぎ用かかと保護サポーターの製品化に向けて「世界のうさぎさんを救おうプロジェクト」を始動!
ダイヤ工業株式会社のグループ会社である動物用サポーターメーカーの株式会社anifullは、2023年4月28日(金)より岡山県立興陽高等学校の農業科の生徒と連携して、うさぎ用かかと保護サポーターの開発に向けた「世界のうさぎさんを救おうプロジェクト」を始動しました。 約3ヵ月に渡ってプロジェクトを行い、2023年7月にサポーターの製品化を目指します。 <プロジェクトの目的> 室内飼いのうさぎに多くみられる、足裏の被毛(ひもう)が薄くなることによって起こる皮膚トラブルに対し、専用サポーターを興陽高校の生徒と開発し、製品化を行うことです。本プロジェクトを通して、企業と学校が連携し、1頭でも多くのうさぎの健康に寄与できるサポーターの開発・製品化を目指します。 <うさぎ用かかと保護サポーター開発の背景> 現在うさぎの飼育頭数は年々増加しており、アニコム損保のペット保険契約のうさぎは2020年に2万1000頭を超えました。 数年前までは「うさぎは外飼い」でしたが、近年はうさぎも「家族の一員」として室内で飼われるケースが増えてきました。しかし、フローリング(床材)はうさぎにとっては硬く、長年室内で過ごす中で足裏の被毛が薄くなり皮膚を傷めてしまうケースが増えてしまっています。興陽高校の生徒が畜産の授業で生態を学ぶために昔からうさぎを飼っていますが、その中で飼っているうさぎが皮膚トラブルを起こしてしまうケースが過去にありました。 興陽高校とダイヤ工業では、以前から農業科の授業の中でスマート農業の実現に向けて、当社が開発したアシストスーツの検証・評価等を行ってきましたが、今回、人間だけでなく動物に対しても健康で長く過ごせるようなサポーターを開発したいという声がけをいただき、当社のグループ会社であり、動物用のサポーターを開発している株式会社anifullとの本プロジェクトが始まりました。 <今回の授業について> 今回の第1回目の授業では、株式会社anifullが用意した2種類の素材と2種類の形状を組み合わせた全4種類のサポーターを実際にうさぎの足に装着し、改良点を話し合いました。 まず、4頭のうさぎの足の周囲のサイズと体重を測り、装着するサポーターのサイズ合わせを行いました。その後、実際にうさぎにサポーターを装着して歩かせてみたところ、後ろ足で床を蹴る時にサポーターを付けている足が滑っている様子が見受けられました。こうした様子を見た生徒たちから「滑り止めをつけると良さそう」「床と触れる面だけでなく、内側にも滑り止めを付けることで脱げにくくなりそう」といった声が挙がり、滑り止めの必要性や着ける場所についての話し合いを行いました。 今回の授業で、高校生と意見交換を行うことで改良に向けての案をいただくことができました。今後も高校生と連携しながら、より良いサポーターの制作を進めていきます。 <担当者コメント> かかとの皮膚トラブルは悪化していくと、歩けなくなってしまう可能性もある病気です。今、日本で手軽に手に入るうさぎ専用のサポーターは少なく、うさぎが皮膚トラブルを起こした時や気温が低く寒い時には包帯で巻いて対応しています。しかし、足に巻いた包帯をうさぎが自分でほどいてしまうことがあり、回復までの期間が長引く要因にもなっています。かかとの皮膚トラブルで悩むうさぎの役に立てるよう、今後の動物業界を担っていく興陽高校の生徒さんたちと良い製品を作っていきたいと考えています。 <今後の取り組みについて> 今回の第一回目の授業でのフィッティング結果を踏まえて改良や試作を行い、興陽高校でのうさぎへのフィッティングを行いながらより良いサポーターの開発に取り組んでいきます。また、岡山県内の動物病院へのヒアリングや外部レビューを行うとともに、興陽高校の生徒にサポーターの色や形状、パッケージ等を考えていただき、製品の仕様を固めていきます。2023年7月頃には製品化を実現し、うさぎの治療に力を入れている全国の動物病院へ製品の案内を行っていく予定となっています。 ◆株式会社anifullについて 株式会社anifullは医療⽤品メーカーから⽣まれたアニマルケアの企業です。anifullはすべての動物が健康で活力に満ちた生活を過ごせるように。という想いから誕生しました。『動物の健康寿命延伸』に貢献するために「運動器をサポートする高品質製品」を私たちは提供し続け、常に進化する製品開発に望んでいきます。URL:https://anifull.jpanifull instagram:@anifull_pet https://www.instagram.com/anifull_pet 【岡山県立興陽高等学校】URL:http://www.koyohigh.okayama-c.ed.jp/公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCuoQDkYTctj9wU-C97daaGQ 【ダイヤ工業株式会社】URL:https://www.daiyak.co.jp公式Twitter:https://twitter.com/daiyak_medical

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大学生がキャンピングカー車両をデザインする授業が新たにスタート・キャンピングカーランド×京都精華大学×レクビィによる産学連携授業
京都精華大学、株式会社キャンピングカーランド、株式会社レクビィは、2023年5月12日(金)から共同で「キャンピングカー制作プロジェクト」を開始しました。 このプロジェクトは、全学部の学生が履修可能な共通教育科目「社会実践育成プログラム」で実施される約50種類の連携授業の一つ、「キャンピングカーの新しいデザイン提案」授業にて実施されるプロジェクトです。 京都精華大学の全学部(国際文化学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部)から履修学生を募り、販売ターゲットの想定、車両のデザインと制作、製品の販売方法を産学共同で行い、実車7台を制作します。そして、2024年2月のジャパンキャンピングカーショー(会場:幕張メッセ)で発表・発売して、ユーザーの方々に大学発のキャンピングカーを届けていくプロジェクトとなります。 プロジェクトの目的 Z世代に対してキャンピングカーを遡及して、興味を喚起する 従来の設計思想とは異なる新しい発想にてキャンピングカーを開発、新たなライフスタイルを提案する 量産する製品を企画・制作・販売する過程を体験する、実践的で刺激的な学修環境を産学連携で構築する キャンピングカーの制作は一般の乗用車と違い、木工や縫製などハンドメイドの部分が多いため、制作系の学部での実技教育を活用した実車開発が可能です。またZ世代を対象としたデザイン開発や商品のマーケティングや販売方法を開発することは、「表現」を実践する京都精華大学の学生にとって、格好の素材となります。 本プロジェクトで制作したモデルは、株式会社レクビィで制作したうえで、株式会社キャンピングカーランド各店舗(埼玉、名古屋、岐阜、京都)で販売いたします。

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Z世代の現役高校生と共同開発!飴の価値を再認識する、新たなキャンディ カンロ「透明なハートで生きたい」新発売
カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社は、現役高校生とタッグを組み、新たな飴を共同開発する「Z世代 飴の原体験共創プロジェクト」から生まれた新商品「透明なハートで生きたい」を、2023年5月16日(火)より全国のコンビニエンスストアおよび駅売店で発売します。 《カンロのノウハウと現役高校生の感性を活かし、Z世代発想の飴を約1年かけて開発》 カンロでは、グミの製法を応用した「マロッシュ」をはじめ、Z世代をターゲットにした商品を積極的に発売し、大変好評をいただいております。しかし近年、見た目にも映える「グミ」がSNSを中心に話題となる中、「ハードキャンディ」と呼ばれる飴のトレンドはここ数年停滞しており、若年層には“飴はあまり魅力のないお菓子”と感じられてしまっている現状がありました。 そこでカンロは、「10代に飴の原体験を作りたい」と考え、飴の価値を上げるべく、「Z世代 飴の原体験共創プロジェクト」を発足しました。 本プロジェクトではまず、カンロ社員間での座談会や現役高校生との座談会を10数回に渡り実施し、現状の課題や飴がもつ可能性、そして彼らが日々どんなことを感じながら生活をしているのか、率直な意見を洗い出すことから着手しました。座談会を通じて分かったことは、Z世代にとって“お菓子は食べ物というよりアイテム”という認識であり、“その商品からコミュニケーションが生まれるか”が重要であること、また、日常生活の中で“心のつながりや愛情、安心感を欲している”ということでした。 さらに座談会での意見を踏まえ、実際の商品開発にもZ世代の意見を取り入れるため、“今を生きる10代”という分野のプロフェッショナルである現役高校生でモデル/タレントの3名を『キャンディディレクター』に任命し、商品のコンセプトやメッセージ、飴のフレーバーからパッケージまで、約半年間にわたり会議や試作を重ねながら開発しました。 完成した新商品「透明なハートで生きたい」は、飴のプロであるカンロのノウハウと、高校生ならではの新鮮なアイデアを掛け合わせ、“飴をなめる時間が自分にとって意味のある時間になる”ような、“ポジティブな気持ちの変化が生まれる飴”を目指して開発した商品です。じんわり溶ける飴だからこそ実現した、10代の“ゆらぐ気持ちに寄り添う体験”を提供することで、10代に飴の原体験を作り、飴の価値を再認識するタッチポイントとして展開します。《キャンディディレクターとの開発の様子》 《じんわり溶け出す飴が、ゆらぐ気持ちに寄り添う。透明なハート型のキャンディ》 「透明なハートで生きたい」は、10代が抱える悩みや葛藤、孤独感に対し、飴ならではの色・形・味、そして飴の強みである“一定時間かけてじんわり溶け出す”特性で、心がほっと和らぐような、飴ならではの体験を提供する商品です。 様々な感情の変化が起こる日々の中で、前向きな気持ちになりたい時や自信を付けたい時など、ゆらぐ気持ちに寄り添い、こころが透きとおるようなキャンディを目指しました。 飴粒はSNSのスタンプなど日常で触れる機会が多い「ハート」型を採用し、色味には雑貨などで人気の「透明」要素を取り入れました。揺れる気持ちが晴れやかになるようにという想いを込め、ハートの形状で気持ちそのものが固まった様子を、半透明な色でクリアになった気持ちを表現しています。 製造工程で気泡が入りやすい飴粒において、透明感を出すことは非常に難しく、約120回に及ぶ試作を重ね、商品コンセプトに合う、納得のいく色合いを実現しました。 フレーバーは懐かしさと安心感があり、青春を彷彿させるクリアソーダ味です。ブルーとクリアカラーの飴はそれぞれ異なる味わいで、飽きずに楽しめるよう仕上げました。 また、商品名からはあえて飴らしさを排除しました。ハッシュタグを付けてSNSなどで誰かに共有したくなる、セリフのようなフレーズで、10代の儚さと強さを表現しています。 《気分で選べる6種類のパッケージ!裏面には表面のデザインと連動したストーリーも》 パッケージはその日の気分に応じて選べる6種類の展開で、青春をイメージした気持ちが明るくなるデザインを採用しました。表面の円窓から中身の飴粒が見える仕様で、裏面にはそれぞれ表面デザインと連動した、ポジティブな気付きを与えるストーリーを記載しています。 また、商品名からはあえて飴らしさを排除しました。ハッシュタグを付けてSNSなどで誰かに共有したくなる、セリフのようなフレーズで、10代の儚さと強さを表現しています。《気分で選べる6種類のパッケージ!裏面には表面のデザインと連動したストーリーも》パッケージはその日の気分に応じて選べる6種類の展開で、青春をイメージした気持ちが明るくなるデザインを採用しました。表面の円窓から中身のキャンディが見える仕様で、裏面にはそれぞれ表面デザインと連動した、ポジティブな気付きを与えるストーリーを記載しています。 発表会当日の様子▼発表会に「キャンディディレクター」として共同開発に携わった3名も登壇!「透明なハートで生きたい」の発売を記念しメディア向けに行った発表会では、2023年より社長に就任した村田哲也からカンロの企業戦略を説明し、「Z世代 飴の原体験共創プロジェクト」のプロジェクトリーダーである河野亜紀から、これまでの活動内容や新商品の詳細を紹介しました。その後、『キャンディディレクター』としてカンロとの共同開発に携わった3名にもご登壇いただき、トークセッションを実施。約半年にわたる商品開発のエピソードや実際に商品がいよいよ発売される心境をお話しいただきました。▼キャンディディレクターが回答!「Z世代が飴に注目するキーワードは『心に寄り添う』」トークセッションでは、今回のプロジェクトの背景でもある、Z世代の若者たちにとって飴はどういう存在か、深堀りしました。「プロジェクトに携わる前に感じていた飴へのイメージ」に関する質問では、「自分で買わない(人からもらうことが多い)」幼少期に祖母から飴をもらっていた思い出からなんと「おばあちゃん」という回答も。また、「Z世代が飴に注目してくれるためのキーワード」としては、「エモい」「ハート」「心に寄り添う」という回答が挙がりました。商品の見た目について「SNS映えは重視すべき」という意見のほか、「青春の間は楽しい時間だけではなく、気持ちがネガティブになることもあり、感情が揺れ動きやすいからこそ、その心に寄り添ってくれることがキーワードになる」と語られました。最後に、「今後、Z世代の間で次に流行りそうなこと」を尋ねると、最新のカメラアプリについてや、ネクスト韓国ブームとして「中国○○(メイクやファッションなど)」が流行るのではないかなど、現役高校生の視点ならではの回答が出ました。また、今回のプロジェクト参加が高校生活最後の思い出となったと語る神谷さんは、今回の商品がより多くの人に届いて欲しいという想いから「#透明なハートで生きたい」と回答し、「商品の写真や動画がハッシュタグとともにSNSで話題となったら嬉しい」と語りました。 ■キャンディディレクターについて「Z世代 飴の原体験共創プロジェクト」でカンロ社員と共にコンセプトのブラッシュアップやネーミング、パッケージやフレーバーのアイデアを共創したプロジェクトメンバー。現役高校生※でモデル/タレントの市ノ瀬アオさん、大塚萌香さん、神谷侑理愛さんの3名。※開発当時 ■商品概要商品名 :透明なハートで生きたい発売日 :2023年5月16日(火)参考価格 :149円(税込) ※消費税8%内容量 :23g販売エリア :全国(コンビニエンスストア・駅売店)特徴 :10代の儚さと強さにゆらぐ心に寄り添う、透明なハート型のキャンディ <カンロ展開ブランド> 「カンロ」会社概要コーポレートサイト https://www.kanro.co.jp/ Kanro POCKeT https://kanro.jp/

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【仙台高専】学生発明!名取市小学校・愛島児童センターに、手指消毒器を寄贈しました 〜子どもたちの手指消毒、楽しく習慣化〜
仙台高等専門学校は、令和5年4月18日(火)、名取市役所において、名取市の小学校11校及び愛島児童センターへ手指消毒器の寄贈式を行いました。 ◆楽しく消毒習慣を マスクの着用や手指の消毒の徹底、友達との距離の確保や黙食など、新しい生活スタイルを強いられ、息苦しい生活が続いていた2021年、本校の学生2名が、形骸化してきた手指消毒を、子どもたちに楽しく行ってほしいという思いから発明されたもので、消毒液を出すとビー玉が転がりおみくじが楽しめる仕掛けがあります。この手指消毒器により子どもたちが楽しく手指消毒し、また科学への興味や関心を深めるきっかけとなることを願い、この度完成品を名取市内の小学校11校と愛島児童センターへ寄贈することとなりました。 寄贈した手指消毒器 ◆どういう仕組み? アルコールを噴出するためのポンプを押し込む動作を利用ながら上昇運搬されたビー玉が、上方からピンや羽にランダムに弾かれながら転げ落ち、最終的におみくじの結果を表示する遊び心と、ビー玉を上昇運搬するための全く新しい技術が融合した装置です。学生達は3DCADを用いてゼロから設計を行い、部品の大部分を3Dプリンターで造形し、開発、制作に取り組みました。 ビー玉上昇運搬の仕組み 寄贈式では、手指消毒器を寄贈した後、記念撮影と懇談を行いました。懇談では、瀧澤信雄教育長や出席者の皆様が実際に手指消毒器を手に取り、手指消毒器の制作方法等について熱心に質問され、発明学生である生産システムデザイン工学専攻2年の白田 陽彩人(しらた ひさと)さんや制作に関わった青木技術専門職員からビー玉が上昇する仕組み等について詳しい説明があり、出席者の関心を集めていました。最後に、瀧澤信雄教育長からご挨拶と寄贈の御礼があり、既製品とは違い高専の学生オリジナルの発明品であることは大変魅力があり、手指消毒器を使う子どもたちも科学や高専に興味を持つきっかけになるだろうとお話いただきました。 仕組みを説明する白田陽彩人さん ※「手指消毒器」は特許を取得しています。(特許第7249708号) ◆仙台高等専門学校について仙台高等専門学校は、平成21年10月に国立高等専門学校の高度化再編により、宮城工業高等専門学校(宮城高専)と仙台電波工業高等専門学校(仙台電波高専)が統合して創立されました。実践的で創造的なものづくりの発展に貢献できる人材を育成することを目的に、1学科8コースと2つの専攻科を有しており、主体性と協調性をもつ人間性豊かな人材、広い視野をもつ実践的で創造的な技術者、地域や国際社会に貢献できる技術者を育成することを目標に掲げています。 仙台高等専門学校 広瀬キャンパス 仙台高等専門学校 名取キャンパス https://www.sendai-nct.ac.jp/
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